成田好三のスポーツコラム・オフサイド

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 ■針金だってのみ込む

 畑と雑木林の境に立つ柿の木である。何の変哲もない柿の木なのだが、ふと見ると、木にひものようなものがくい込んでいる。

 よく見ると、太い赤さびた針金である。農家の人が、支柱を立てるか何かの目的で、柿の木に触れるかたちで、この針金を張ったのだろう。

 それから何年たったのか。農家の人も、自分の張った針金のことなどすっかり忘れてしまった。針金自体も、柿の木にくい込んだ部分とその周辺を除いては、折れたか朽ちたかして落ちてしまったのだろう。

 しかしである。柿の木は、太い赤さびた針金をのみ込んだまま、何の障りもなく立ち続けている。

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 ■ツタを絞め殺す樹木

 樹木にとって、ツタは天敵の一つである。ツタ自体に悪意はない。森の中で、自らの力で太陽の光の届く高みまでたどり着けないツタは、樹木にしがみつき、からみつき、光を浴びようとするだけである。しかし、ツタにからみつけられた樹木は、自らとツタの成長によって、締めつけられ、最後には絞め殺されることになる。

 樹木も黙っているだけではない。写真の樹木は、二股のところでツタにからみつかれた。しかしである。樹木は自らの成長によって、二股にからんだツタを封じ込め、最後にはこの天敵を絞め殺してしまった。

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 たった一つの野菜が、TVを通して全国的スターになったことがある。舗装道路の片隅の割れ目にこぼれ落ちた一粒の種が、逆境に耐えて大きく育った、ど根性大根である。

 TVのワイドショーが、競い合うように取り上げた。亜流のど根性野菜も次々と現れた。本家は成長して種が採取された。ど根性大根のDNAはめでたくも次世代に引き継がれることになった。

 ど根性大根には敬意を表するが、樹木のど根性ぶりは大根の比ではない。樹木は植物だから、敵から逃走することはできない。しかし、ただ黙って敵にひれ伏しているわけではない。彼らはその場所において、それぞれの敵と戦っているのである。

 ■鉄製の標示板をのみ込む

 低山の雑木林で見つけた落葉樹である。この樹木は、まだ幼いころに営林署何かに鉄製の標示板をつけられた。樹木にとっては、うっとうしい邪魔ものである。しかし、この樹木は黙っていたわけではない。時間をかけて標示板をのみ込んでいく。あと数年もすれば、この標示板はすっかり樹木の中におさまってしまうだろう。

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