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黄真伊は『小柏舟』と言う詩で、自分を小舟にたとえて、文武を兼ね備えた富貴な者だけが その舟に乗って川を渡ることが出来ると言った。 松の小舟に乗ることを許された男たちとは 1:松都の豪商たち 朝廷の大臣と癒着した漢陽の大商人と違い、松都の商人は、商売をするためには危険な冒険が 必要であった。 人を見る目も必要であり、武勇伝を聞き、彼らに対し尊敬の念を持っていた。 彼らは真伊を年若い妹のように扱い、真伊は彼らを出世した兄として遇した。 時には同じ床に入ることを求められることもあったが、殆どの場合は、誰にも明かせない深い 話を交わすことで満足した。 2:音楽に優れた人
厳守(オムス):楽士で伽耶琴の名手。黄真伊と出会ったのは70歳の時。
『松都記異』(ソンドギイ)に黄真伊との交歓について記述がある。初めて黄真伊を見たとき、「まさに仙女だ!」と言って溜息を付き、 歌声を聞いて「これは仙界の余韻だ。この世にどうしてこんな調べがあろうか!」と驚いた。 黄真伊は彼を「音楽は人の心が物に感じて生まれるものだ」という神髄を見抜いた、 天下随一の楽士だった」と言った。 李彦邦(イオンバン):明宗の代の名唱。女より女らしい声の持ち主。 西京(ソギョン)で教坊(キョバン)の妓生二百人あまりを歌で圧倒した。 気が向かなければ姿をくらまして、一年でも二年でも名山大河で隠れて過ごす男。 俗世間を越えた人間。義を知る狂った歌い手が、黄真伊の人生の五ヵ月を占めた。 3:優れた詩才を持つ男 陽谷(ヤンゴク):蘇世譲(ソセヤン)(1486〜1562)李朝中期の文臣。律詩を得意とした。 『水村漫録』(スチョンマルロク)に黄真伊との逸話が紹介されている。 詩謎遊び(有名な詩の一説から一字を消し、その字を当てる遊び)で黄真伊に勝った ただ一人の文士。 黄真伊と三十日を共に過ごし、この期限を過ぎたらきっぱり別れると豪語したが… 二人ともなかなか『粋』です。 汎彼中流小柏舟 幾年閑繋碧波頭 後人若問誰先渡 文武兼全萬戸侯 小舟が川の中にあった。華麗な姿だった。
あなたならどのように解釈しますか?歳月が流れ、いつの間にか古くなっていた。 今は川沿いに忘れられたまま繋がれている。寂しい姿だ。 「この前は誰を渡してやったんだい?」 「文武両道のお大尽よ。」 詩才があり、歌と踊りに優れそして容貌の良い女性がいた。
名のある男たちが彼女の元に集まって来た。 女性は彼らの上に君臨する女王だった。 しかし歳月が流れ、いつの間にか彼女の人気に陰りが見えてきた。 あれほど競って彼女の元に通った男たちの足も次第に遠ざかった。 彼女はもはや女王ではなかった。人生が儚かった。 ふと、一番先に乗られた方(初恋の人)を思い出した。 その人は文武を兼ね備えた人だった。 |

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com3qさん
うーん、詩の解釈が難しいです〜($・・)/~~~
が、ない頭で考えるには・・ジニは稀代の悪女ではなく大きな心を持った「芸術家」であり妓女だったのでしょうね。
自身を舟にたとえるところが粋ですー私もそろそろ古くなってきたゆえ、ちょっと長生きしたくないなぁと考えてしまいます。がこういう風に言う人に限って長生きするんでしょうね(汗)
2008/1/14(月) 午後 5:51
lovetomoさん、ようこそ。
黄真伊の代表的な詩の一つですので、解りもしない者が成り行きでこんな記事を書いてしまいました。(~_~;)
このような記事は難しいです。(>_<)
さて、本の作者は黄真伊の毒婦のイメージに疑問を投げかけて、新しい黄真伊像を生み出したと書かれています。
純粋に芸術や才能に惹かれた自由な人として描かれています。
ドラマでは権力に立ち向かう強い面を見せていますね。
「先渡」が「この前渡した人」と「初恋の人」では、ずいぶんイメージが違いますね。
人それぞれに好きな様に思い描けば良いのではないでしょうか。
2008/1/14(月) 午後 10:09 [ com3q ]