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選上妓としてジニを手放さなければならなかったが、
ペクムの策略が上手くいき、ジニを手元に置いておく事になり
喜びを隠し切れないペクム。

都からの帰りの舟でジニに芸妓としての心得を諭します

こんなに和やかに見つめあい
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愛しそうにジニの髪に触れるペクム
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尊敬と信頼の目でペクムを見るジニ
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才ある弟子を手元における幸せをかみ締めるペクム
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同時に女楽の為に鬼になる覚悟を決めたのでしょうか。

妓女になってあげます

ウノを見送り、思い出の絵や詩を燃やし
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この世の誰にも、心を与えません

生きてあげます、妓女として
心の無い体、ただの抜け殻として
どんな男も抱いてあげます

両班達と世の中に復讐します

そして行首様に後悔させてあげます
怒りや憎しみの感情を抑え、淡々と話すジニ。
開城の帰りにペクムが言った「芸妓の最良の友は苦痛だ」の意味を理解したからでしょう。
ペクムの真意も理解しているようです。
表情の微妙な変化がなんとも言えません。
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ウノと過ごした時間をジニの人生の全てとして、思い出の 『玄月亭』 で女としてのジニの告別をしたようです。
この後のエピソードで命を奪われかねない大胆な行動をしますが、すでに死んだも同然の身だから平然と出来たのでしょうね。

高慢な両班の男たちを諂わせ、天下一の名妓となりますがその代償はジニにもペクムにも過酷なものになります。
黄真伊は 『小柏舟』 と言う詩で、自分を小舟にたとえています

詠半月

黄真伊の漢詩「詠半月」(半月を詠む)
誰断崑崙玉
裁成織女梳
牽牛一去後
愁擲碧空虚
誰が崑山の玉を削って
織姫の梳(櫛)を作ったのか
牽牛が去った後
織姫は愁いて梳を空に投げ捨てた
半月を櫛に見立てています。

ドラマでは「玄月亭」となっています。

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半月を見て、織姫の悲しみを自分と重ねているのでしょうか。
『妓女になってあげます 』の激しい感情の後なのに、静かな表情をしています。

相思夢

黄真伊の漢詩「相思夢」(夢で逢いましょう)
相思相見只憑夢 (상사상견지빙몽) 
儂訪歡時歡訪儂 (농방환시환방농)
願使遙遙他夜夢 (원사요요타야몽)
一時同作路中逢 (일시동작로중봉)
敬愛する花潭先生(徐敬徳)が亡くなった後、先生を偲んでいました。
しかし、先生は夢の中でも訪れてくれませんでした。

文庫本では、このように訳されています。
会いたいあなた、夢でしか会えないのに
わたしがそちらへ行ったら、あなたはこちら
どうかお願い、こんど夢を見るときは
いっしょに家を出て、道の途中で会いましょう

ドラマではこのようなシーンに使われています。
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二人の思い出の場所を「道の途中」としていますね。
ハングルではこのように書かれています。訳は本と同じ様です。
기룬 님 만날 길은 꿈길 밖에 없어
내 찾아 떠난 길로 님이 다시 찾아왔네
바라거니 언제일까 다음 날 밤 꿈에는
한날한시 그 길에서 다시 만나지이다
ドラマはこの詩を中心にして構成されている様に思えます。
ジニとジョンハンが身分や地位、才能と『為すべき事』などの柵で、
互いに自分以上に相手のことを思いながらも、共に暮らすことが出来ない切なさに、
『茶母』や『バリ出来』の様にまた廃人になるのかと心配になります。(~_~;)
序盤のウノとの展開も、終盤のジョンハンとの別れもこのドラマ独自のものです。

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妓生の名前

ドラマ『黄真伊』に出てくる妓生の名前は
黄真伊:明月(ミョンウォル)、
陳白舞(チン・ペンム)
陳玄琴(チン・ヒョングム)
梅香(メヒャン)
芙蓉(プヨン)
丹心(タンシム)
纎纎(ソムソム)

YASUBE さんに催促されたような気がするので追加しました。
「纎」は「繊」と読みも意味も同じです。セン:か弱い、こまかい
 ハングルでは「섬섬」と成ります。役に合わせて付けた名前なのでしょうか。


姓が付く場合と付かないのが有るようです。
妓生「もの言う花」から妓名を拾ってみました。

桂生(ケセン)・・・・・・・詩調の作者
桂娘(ケラン)
桂良(ケリャン)
桂香(ケヒャン)
蓮心(ヨンシム)
蓮紅(ヨンホン)・・・・・・義妓の一人
紅蓮(ホンヨン)
紅粧(ホンジャン)・・・・・詩調の作者
愛香(エヒャン)・・・・・・義妓の一人
晩香(マンヒャン)・・・・・義妓の一人
成春香(ソンチュニャン)・・「春香伝」のヒロイン。妓生の娘ではあるが妓生ではなかった。
桂月香(ケウォルヒャン)・・小西行長軍の副将を討った義妓
月梅(ウォルメ)・・・・・・春香の母親
秋月(チュウォル)・・・・・詩調の作者
月中仙(ウォルチュンソン)
陽台仙(ヤンデソン)
花中仙(ファチュンソン)
江仙(カンソン)
千錦(チョングム)・・・・・詩調の作者
錦囊(クムナン)
錦仙(クムソン)
錦蓮(クムヨン)
錦玉(クムオク)
弄玉(ウルオク)
欄玉(ナンオク)
紅玉(ホンオク)
明玉(ミョンオク)
笑春風(ソチュンプン)・・・詩調の作者
可憐(カリョン)
論介(ノンゲ)・・・・・・・秀吉軍の武将を道ずれに川に身を投げ「義妓」と呼ばれている妓生
金蟾(クムギョム)・・・・・義妓の一人
彩鳳(ジェボン)
鶯鶯(エンエン)
雲深(ウムシム)
愛折(エジョル)
弾琴(タンクム)
落春(ナクチュン)
洪娘(ホンラン)・・・・・・詩調の作者
桃紅(トホン)
梅花(メファ)・・・・・・・詩調の作者
杏花(ヘンファ)
松伊(ソニ)・・・・・・・・詩調の作者


彩玉(チェオク)という妓名もありそうですね。
ここで「オガー」と呼んだら、5人返事しますね。

妓生の源氏名には「玉」「錦」「春」「香」「仙」が使われることが多かった。とあります。

新任の卞使道(妓生を管理・監督する役人)が赴任した時、『妓生案冊』(妓生の妓籍を記録した名簿)で点呼を取るとき、源氏名とその意味と由来の詞書きが読み上げられたと有ります。

例を上げると

雨モアガリテ東山、山端二登ル、明月(ミョンウォル)

青キ蓮花ノ節曲ゲズ、開キ出タル白芙蓉、花中君子ハ、蓮心(ヨンシム)

風モサヤカニ春ノ午、柳ノ枝ニ鳴ク、鶯鶯(エンエン)

こんな感じです。優雅ですね。


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