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振り返ってみると2010年はほんとうに楽しい年となりました。
仲良しの友人と、ほんとうによく遊びまわりました。
一年をしめくくるべく、いったん煩悩を振り払うのも良いのではないか・・・と友人のMさんが、コキットラム市の東漸時での年越し行事に誘ってくれました。
空気は澄み切っていますが、零下6度ほどで、ほんとうに寒い大晦日です。
早めに到着して、整理券をもらいましたが、京都でつくって取り寄せたという特製のおせんべいもいただきました。
京都育ちの青い鳥にとっては「そばぼうろ」を思い起こさせるような風味です。
せんべいをかじりながら、本堂の中で待たせていただきます。
ひろびろとした本堂の中は、畳敷きになっています。
寝釈迦の図でしょうか?
まわりには、老若男女はおろか動物や神様や鬼までもが真ん中のお釈迦様(?)を心配そうに見守っている様子です。
不勉強ながらも、背景にある物語を想像してしまいます。
天井からつり下げられた豪華な飾りの内側には、天女のような図柄が描かれています。
真上を見上げることって意外とないので、ちょっとした発見かも。
子供の頃から、このような絵本を読んで育ってきたものですから、心の底になつかしい思いがこみ上げてきます。
ほどなくカナダ人の和尚さんが登場し、英語で除夜の鐘についての説明をしていただきます。
鐘を108回突くことによって、108つの煩悩(現世のあらゆる欲)を解放するのですが、鐘を突くとその音が10つの方向に放射され、それが幸せとなって周りのみんなの上から降り注ぐそうです。
そして、般若心経の読経が3回繰り返されました。
子供のころ、親にならって般若心経を唱えていた青い鳥は、何十年かぶりに一緒に唱えてみました。
経本を読みながら唱えると、よくわからないなりにも「無」であることの大切さを説いているように思われました。
自分も無にして、エゴも無、感情も無に・・・。
そしていよいよ楽しみにしていた鐘突きの列にならびます。
皆、クリスマスから年末にかけて食べ過ぎたのか、エネルギー過剰なのか、脳天にひびくような大きな鐘の音を鳴らしています。
寒くて冷え切ったので本堂に戻りますと、先着108名には温かい日本そばが振る舞われました。
手打ちそばだそうです。
祖国から遠くはなれても、日系コミニティとボランティアさんのおかげで、こんなに心豊かになれる年越しをすることができました。
感謝。
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カナダで除夜の鐘を聞き、年越しソバが食べられるのですね!!
2011/1/3(月) 午後 5:44