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女性は太陽である、この言葉は私が学生時代に恩師から投げかけられた言葉です。
当時、建築学部(というより工学部)に入ってくる女性などはまれで全体の1割に満たないくらいでした。
そして女性の提出する建築課題はいつもほのぼのとしていたり、パステルカラーるんるんといった弱々しいものばかりで私自身のなかでどこか、小ばかにした感情を抱いていたと思います。
別に私自身は差別主義者でもなく、直接そういった言葉や行動を起こしたとはおもいませんが、ゼミでの議論のなかで先生が感じとったのかもしれません。
そして上の言葉を私に投げかけてきました。
もともとその先生は自身の持っている建築に対する考え方や哲学を生徒に強要することがほとんどなく、ゼミはほとんどが世間話の延長といった話し合いばかりなのです、ただ時より先ほどの言葉ではないですがぼそっと謎めいた言葉を投げかけてきます。
建築を習い始めてまだ3年ちょっと、その時はまったく意味がわかりませんでした。
建築は総合科学もしくは総合芸術といわれ、歴史や民俗学といった歴史学、心理学や色彩学といった人間行動学、哲学や文学など多種の知識が必要になり(当然デザインに関してもですが)、あれから10年近い歳月のなかで私の中であるひとつの結論に達しました。
女性に文化や芸術といったものの素養が欠如しているのではなく、我々男性にある重大な欠陥が内在しているのです。
結論から言うと我々が文化や文明などといきまいているのは女性が子供を産み育てることの、ままごとに過ぎないのです。
文化や文明の歴史に何故女性の名前が出てこないのか不思議に思っていました、差別などがあったのはわかりますがそれだけでは説明がつきません。
例えばユダヤ人はその創世記から現代に至るまで熾烈な迫害を受けてきましたが、20世紀ひとつをとってみてもアインシュタイン、フロイト、シャガール、カフカ、キャパ、ホロヴィッツ、マルクス、チャップリンなど(これらはほんの一部で全員を表記しようとおもえば百貨辞書の厚みになるでしょう)、先ほどの差別では到底説明できません。
人類で女性が子供を産み育てること以上のことはなく、当然ままごとなどは取るに足りない擬似出産でする必要もなかったのです。
その結論に達したとき初めてあの言葉の意味に少しだけ近づいたのではと思いました。
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芸大で似たような男子学生多かったですね(笑) 女性らしい曲線、色使いを馬鹿にするオトコに、私は真っ向からけんかを吹っかけてましたが・・・ 「男は一生のつもりで、女は趣味のつもりで芸大に来る」 とでも思ってるのか!とよくケンカしました(笑)
2007/1/19(金) 午後 0:09 [ men*gai*417 ]
始めまして、ご訪問ありがとうございます。履歴から来ました。 女性的なるものを、ほんとに知りたいと思っているのでしたら、 僕のブログは参考になると思います。 僕は、学生の頃女性から大きな影響を受けたと思っています。 僕の思考は女性的なるものを接合したものだと思います。 今後、デザイン、オートポイエーシス、アフォーダンスと言ったもの にも言及していく予定があります。 女性的なるものを理解した方が、こういった事柄に対して、 より理解が深くなるのではないかと思います。 失礼しました。
2007/1/19(金) 午後 2:03 [ mem*_g*rm*car*ier ]
む・・・難しいのに、わかりやすかったです。でも、さっきから文章を書いては消して・・・ばかりです。うまく言葉にできないのが、悔しい〜っ!!
2007/1/19(金) 午後 6:17 [ col*r*ul_mu*ic2*07 ]
女性は太陽、というのは平塚らいてふ(らいちょう)の言葉でしたか。学生の時にモンゴル人の女性に言ったら、すごく興味を持っていました。最近、自分の大学にも籍を置いていた呉善花の「チマパラム」という本を読んで、アジアのジェンダー支配の構造というのは根が深いなと思いました。職場のフランス人女性も、日本での営業には苦労するみたいです。
2007/1/19(金) 午後 7:03 [ - ]
ご訪問ありがとう。履歴を見て訪問しました。女性は太陽である。という言葉は、平塚らいちょうではなかったですか?伊東のえ等と女性解放運動した人ですよね。まだ、貴方の様な考えの人いるのですね。不思議な気がします。世界が狭くなりませんか?
2007/1/21(日) 午後 9:22 [ akr*021*ia ]
つい先日母親にその台詞言われました。リアルだ!わたしは男なので、男の解釈ということになるのでしょうが、確かに、太陽だったらいいなと思う。男だって太陽でいいんじゃないって思うけど。
2007/1/21(日) 午後 11:32 [ lae*f*ecn*ss* ]
言葉やものは表象した瞬間というよりそれ以前から他者になろうとし、常に拡散したり横滑りしようとします。 お二人の方が平塚らいてふをひきあいにだしておられますが、私個人はそのくだりを読んだこともなく、文化をクロスリンクしながら、拡散し横滑りさせ、戯れることを心がけている者にとって、平塚らいてふ云々で批評されるのであればもう少し香りたつ表現を使ってほしかったと思います。 こういった粗野で乱暴な表現は左右両極にある方に見えてしかたがありません。
2007/1/22(月) 午前 0:07
平塚らいてふのことは高校の時に教科書で習ったばかりで、何も知りません。公娼制度を廃止しようとした神近市子が、たしか大杉栄というアナーキスト、自由恋愛主義者を斬りつけて獄に下ったり、学生運動の頃は、「子殺し」というタームで女性が産むことを拒否した例などもあるようです。
2007/1/22(月) 午前 4:48 [ - ]
初めまして。履歴よりお邪魔しました。大変面白い記事ですね。その先生のお言葉と出会いのお話もしみじみ読みました。私は建築のことはよくわからないのですが、民俗学や心理学なども学べる学科だったのはよかったですね。多角的だと思います。アメリカの高校・大学に近いのではと思います。
2007/1/28(日) 午前 10:13 [ saaya_leaf ]
履歴よりお邪魔しました。ワタシの小2の担任の先生がよく言っていました。とくに、男子が女子を泣かせた場合みんなの前で「アナタはボクの太陽です」と・・・
2007/2/11(日) 午後 10:32 [ ヒト科 ]
聖書では、禁断の実を食べた女性のイヴがその罰として神から陣痛の痛みを与えられたと言われていますね。ちなみに男性のアダムは勤労の罰だったそうです。
2007/2/12(月) 午後 4:22 [ ora*ge_**ys4*69 ]
はい。女性。特に母なる人は太陽なのです。太陽があかるくさしていればそこは平和なのです。すべての原動力なのです。
2007/2/19(月) 午後 4:49
難しいことはよくわかりませんが、峻厳な建造物ばかりが素晴らしい建築物ではなく、クリーム色のシェーンブルン宮殿やメルヘンながらも華麗なシャンボール城も素敵だと思います。男性が多いと男性的な視点でしかモノが見れないこともあるからメルヘンでもソフトでもさっと視界に入るだけでも人にものを考えさせてくれるし、新しい視点が増えるかもしれない。そう閉鎖的な社会に生息する男性に一言言ってみたいです。
2007/2/27(火) 午前 1:10
男だって太陽ですよ。女性だけが太陽だなんて・・・。男女差別無く、平和に徹しよう。
2007/3/19(月) 午後 10:33 [ 高橋浩一 ]