芸術と与太話・・・あと、クラッシュジーンズも

小田和正をピアノで弾き語りしようとしている、無謀な者

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サムシング・ニュー (Something New)  何か新しいもの
サムシング・オールド (Something Old)  何か古いもの
サムシング・ボロウ (Something Borrow)何か借りたもの
サムシング・ブルー(Something Blue)  何か青いもの

この言葉は結婚式の当日花嫁が身に着けると良いとされるヨーロッパで受け継がれてきた言葉です。
風水などと共に神話めいたとらえ方がされる言葉ですが、この言葉を私たちの生活スタイルや街並みなどに当てはめると込められている意味が浮かび上がってきます。

1980年代のバブル以降日本の社会は、使い捨てとスクラップアンドビルトを際限なく続けてきました。
そこで生まれてくる生活スタイルや街並みはエブリシング・ニュー(Everything New)すべて新しいもので、新しく出来たニュータウンやビルに入ったり、全身真新しい衣服に包まれた人を見たときにある種の違和感を感じる時が多々あります。
街というのは何十年何百年かけてできあがります。その間多くの建物が造られたり壊されたりしますが、ヨーロッパや日本だけでなくほとんどの地域において新しい建物を造るときに全て新しい材料で建てることはまれで古い建物を壊したり、壊れた建物の材料を保存していたのを再利用するかたちで造られるほうがはるかに多いのです。
そこで出来上がった建物が新しい様式を用いようとそこには過去と現在を紡ぎ出す材料が使われることにより精神に安定を与え、街全体がそのように造られれば多少のアクセントのきいた建物でも不快を不快として享受できるのです。
衣服においても日本の古裂(こぎれ 着物などを再利用したもの)文化などは同じ考えに根ざしており、真新しい衣服の中で古いジーンズとりいれたり、アンティークの時計やアクセサリーなどでバランスをとることはサムシング・オールド (Something Old) の考えそのものです。

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