豊かな実りのある種

戦争、核、原発のない世界へ

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ひとつ、ひとつ整理していこう。

子供時代。
小学校に上がる前だっただろうか。
おんぼろの二階建ての家に住んでいた頃だ。
北海道では8月7日がお盆でその日は子供たちはお菓子を民家から回収できる日である。
どのように集めるかといえば実に簡単。
手当たり次第家々を回りピンポンを押して、ろうそく出―せ―!と脅す、いや歌うのである。確かこんな歌だったのを覚えている。
「ろうそく出〜せ〜出〜せ〜よ、出〜さないと噛み付くぞ、出〜さないと食いつくぞ!」

これを子供たちは、お菓子欲しさに歌うのだ。

玄関先でこの歌が聞こえた家の大人たちは用意していた、ローソクではなくお菓子を子供たちに渡さなければならない。
それが風習である。
ちなみにローソクを子供たちにあげてはならない。
目当ての物はローソクではなくお菓子なのだから。
ローソクというのはあくまで建て前である。

前置きはこのくらいにして。
私が小学校に上がる前のこの日は忘れもしない。日が落ちた夕方、家では明かりが点いてたのを記憶している。外から子供たちのローソク出〜せ〜の歌声が近づいてくる。するとその瞬間、今まで普通にしていた母の様子が一瞬で変わった。母は茶の間の電気を消し、素早く玄関に行き引き戸のガチャガチャする錠をかけて茶の間に戻り、私たち兄弟に「声出しちゃダメ!静かにしてなさいね」と言った。

その言葉の意味することは幼いながら切羽詰まった状況で感じとってしまい切なくなったのを覚えている。
うちはお菓子をあげることもできないほど貧しいんだと。


この話しは一度だけある人に話したことがあった。どういうわけか話してしまったのだ。
すると大ウケだった。

その時に私の中で切ない思い出が面白い思い出に変わった瞬間だった。

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まるで「ハロウィン」のあの言葉のよう。
消化(昇華)出来てよかったですね。

2010/4/25(日) 午前 11:41 [ ぢゃずみん ]

ぢゃすみんさん、そうハロウィンみたいですね^^
地元では通称ろうそくだーせーと言ってます。ろうそくだーせーの日はお菓子を買いに行き子供たちがやって来るのを楽しみに待っています。
おかげさまで昇華されました

2010/4/25(日) 午後 1:55 イム

笑ってしまえば、どんなことも笑い話になりますね。
今が楽しければ、過去はみんな楽しくなります。

感謝満足!

2010/8/7(土) 午前 5:19 [ . ]

SAIさん、そうですね^^
すばらしい♪

2010/11/1(月) 午後 8:27 イム


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