全体表示

[ リスト ]

「ミサイルより被害甚大、インフラのソフトターゲットとは 3」

本日、また北朝鮮がミサイルを発射しました。
高高度から急に落下するため、現在のミサイル防衛システムでは迎撃が難しいと言われています。

さて、本稿では「ミサイルより怖い、北朝鮮の特殊部隊」に始まり、ミサイル以上にやばいんじゃないか?と自分が思う「特殊部隊・工作員」について記載してきました。

ミサイルより被害甚大、インフラのソフトターゲットとは」では、「データセンター」が日本の頭脳であり、弱点だと書きました。

ミサイルより被害甚大、インフラのソフトターゲットとは 2」では、ビルなど建物の弱点は「キュービクル」であると書きました。

今日は、そのキュービクルが、いかに無防備で、知識さえあれば女・子供でも簡単に無力化できるかについて。

【結論】
さぁ、結論から書きましょう。
 (1)キュービクルに電気を供給している「高圧ケーブル」を切る
 (2)キュービクルのメイン遮断機を落とす
キュービクルに限定すると、この2点でしょう。

【高圧ケーブルを切る】
イメージ 1
前回書きました、どこにでもある電信柱の上に引かれている3本の線です。
屋外、屋上タイプのキュービクルがあれば、その周囲の電信柱を見ると、このケーブルが3本、キュービクルに繋がっています。

ただ、切断すると言っても、6600ボルトの電気が流れていますから、たとえゴム手袋等で絶縁(電気を通さないこと)していても、人が触れば吹き飛んで黒こげになり、即死です。枝切りバサミのような道具を使っても同じです。

【意外なもので】
そこでこれです!
イメージ 2
はい、凧(たこ)です。
たまに、たこが電信柱に引っかかって、辺り一体が停電、なんてニュースを耳にしますが、これは3本の高圧ケーブルに糸がかかり、ショートして「パス」とよばれるブレーカのような遮断機が落ちるためです。

もしテロリストなら、タコの上部に、念のため針金とか、銅線(電線)を2mくらいくくりつけ、よりショートしやすくして、キュービクル付近のケーブルに引っ掛ければいいのです。
母親と子供で仲良く凧あげ、あやまってデータセンター近くのケーブルにひっかかり停電。もし工作員なら、何気ないレクレーションを装えば、事故を演出するのは容易いでしょう。
土台人と呼ばれる協力者は5万人、当然土台人にも子供を設けた家庭も大勢いるはず。

【ケーブルが無い場合も】
ただ、市街地などでは電信柱が地中埋設で全く地上に無い場合があります。
そういう場合はこれです。
イメージ 3
路上設置型のキュービクルとか、区分開閉器などと呼ばれます。
電信柱が無い道路や街中などで、これを見かけます。
東京都の小池知事も無電柱化したいそうですが、電信柱が消えるとこれが増えます。

まぁ、一般人が破壊するのは難しいでしょう。へたに開けて中を触ろうとすると、吹っ飛んで丸こげです。
ただ、北の工作員ならなんなく破壊できそうですけどね。
手榴弾とかで爆破しなくても、事前にこれを開ける鍵を入手し、作業服姿で堂々と開けて、中にあるメイン遮断機を落とし、その後ガソリンとかを撒いて火をつければ、少なくとも復旧に1日以上かかるでしょう。
鍵の入手も、電力会社に就職して潜り込むとか、作業員を金や女で買収する等々、いくらでも方法はあります。

【最後の砦】
という訳で、キュービクルへの電気の供給元を断つことは、簡単にできることがわかりました。
これでデータセンターも簡単に停電に追い込めますよね。

否!忘れてはいけない最後の障害物救世主」がいるのです。

【自家発電機】
イメージ 4
パッと見は、兵器のように見える?かもしれませんが、「自家発電機」です。
写真のようにビルの屋上とか、屋外とか、電気室内に置かれることもあります。
上部のパイプは、排気口です。太い部分がサイレンサーとなっており、車のマフラーと同じ原理です。

これは停電が発生しても、例えば病院のように「絶対電気が必要」な施設には必ずあります。
停電と同時に起動し、一般的には1〜2時間くらい持つように設計されています。
この1〜2時間というのは、燃料の軽油や重油が持つ時間です。なので燃料タンク容量を増やせば、もっと長時間運転もできます。
よく映画とかで、電気が一瞬落ちたあと、10秒くらい経ってから非常用のランプがパッと点灯するシーンがありますが、このタイムラグは停電から自家発のエンジンが起動するまでの時間です。

データセンターも、停電に備え、何時間も自家発電できる大型の機械を備えているはずです。

【たよりになる自家発】
この自家発、小規模なビルや建物では屋上や屋外に置いてありますが、巨大なビルや、データセンターなどのようなセキュリティが求められる施設では、屋内の専用の部屋等に設置され、扉も鍵も厳重なものを使っています。

国民としては頼りになる最後の砦、破壊する側からすると厄介ですね。
事前に調べなければ、どこにあるのか?何時間もつのか?全く不明です。

【給油口】
ただ、そんな自家発にも弱点はあります。
イメージ 5
給油口です。

小さな自家発なら、発電機と燃料タンクが一体になっていますが、タンク容量が小さいため、当然1時間くらいしか持ちません。
ただ、データセンターのような大型の施設、ビルの場合、巨大な燃料の貯蔵タンクを装備しているはずです。
この貯蔵タンクは消防法で、地下に埋設したり、屋外でもコンクリート壁で囲うよう義務化されています。
都会のビルなら、間違いなく地下にあります。

そして地下にあるということは、写真のような燃料の給油口が必ずあります。
最近の給油口は、専用の特殊なカギがついているようですが、まぁテロに合うことなど想定していないでしょうから、大抵の場合は写真のように南京錠とかダイヤル錠をつけています。

素人のイタズラを防ぐには十分でしょうが、相手が北の工作員となれば、話になりません。
南京錠のU字の部分を切断できる器具は、ホームセンター等でも手に入りますので。

南京錠を切断、フタを開けて、中に火をつければ・・・映画のようにドカーン!とはなりませんが、燃料は燃え、自家発の運転時間を縮めることができます。
まぁ、火をつけると騒ぎになりますから、性格の悪いやり方としては、別のもっと強力な南京錠に入れ替えてしまえばいいのです。
さらに、一旦錠を外した際、フタを開けて、給油口から数十センチほどの給油管の中を、パテのようなもので塞いでおけば・・・完璧ですね。

何が完璧かって?
 ・自家発の燃料が切れそうになれば、当然給油のためタンクローリーを呼ぶでしょう。
 ・しかし、いざ給油口を開けようとしても、鍵が変わって開けられない!
 ・やっと開けてもパテで埋められ、給油できない!
ということです。

ちなみに、そんな事が出来ないように、毎日点検してるんでしょ?と日和見主義者は思うかもしれません。
ノー、自家発の点検など年1回です。しかも発電機の点検業者が、わざざわ給油口の中まで覗きこむでしょうか?

【未曾有のパニックのはじまり】
さぁ準備は万全です。
長くなりましたので、次回は一連の流れをまとめます。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事