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茨木製作所が開発中の落差不要の新しい水力発電システムです。
小水力発電より小型のイメージで軽水力発電機「Cappa」と名付けられています。
川や水路の自然な水流で発電する新しい水力発電「Cappa」[2012/12/13]
茨城製作所は、川や水路の自然な水流から発電する水力発電装置「Cappa」を開発しました。
この装置は、従来の水力発電のような落差を利用せずに、水流エネルギーを倍増させて回収できる新技術で効率よく発電します。従来のような土木工事が不要で、川や水路に置いて固定するだけで簡単に設置可能です。
"ディフューザーという特殊な筐体を用いることで、エネルギーを取り出す羽の部分で水流の速度が増速されるという特殊な技術を用いています。そのエネルギーで羽を回して発電機で電気に変えて、その発電した電気を制御装置とバッテリーで、家庭で使えるような50/60Hzの商用周波数の100Vの交流電流で取れるシステムにしています。"
"流速2.0m/sの水流だと、250Whの電力量を取る事ができます。制御などの損失を考慮すると、これを5台並べて約1kW取れますので、非常用電源などとして用いることができます。"
Cappaは、24時間天気に左右されないため、稼働率はほぼ100パーセントです。また、使用後のマシンは100パーセントリサイクル可能です。
"基本は地産地消のエネルギーとして売電は考えていません。充電ステーションのように蓄電して、急速充電でなければ電気自動車にも対応できますし、あとはイルミネーションなど観光資源として地域活性化に用いて頂きたいです。"
"今、最終開発と実証試験を行ってまして、2013年春くらいからの発売を検討しています。川の水深と幅と流速によって、羽の径が変わって来て、羽をより大きくした方がパワーが取り出せるので、具体的には河川ごとに取れる出力を調べて、お客様の要望する出力に合った組み合わせを提案したいと思っています。この250Wモデルだと軽自動車くらいの価格をイメージしていただければと思います。"
以下、茨木製作所の「Cappa」の詳細内容です。
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駒ケ根の小水力発電の続報です。
水車は5.5KWのクロスフロー型水車、水車のメーカーはどこだろうか?
駒ヶ根市12月17日(月曜日)【小水力発電通電式】再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく国の認定を、県内で初めて受けた小水力発電設備が太田切川右岸に設置されました。この設備は、駒ヶ根自然エネルギー株式会社の設置によるもので、まさに駒ヶ根の技術力の賜物であり、関係者の皆様に敬意を表します。 市ではこれまで自然エネルギー、とりわけ太陽光発電普及の取り組みに力を入れてきましたが、大震災以降、エネルギーのあり方が問われる中で小水力発電普及への取り組みも検討し、モデル事業への支援を行っているところです。 これを契機にさらに自然エネルギーの普及が進んでいくよう、民間の皆様とも協力して取り組んでいきたいと思います。 |
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以下の駒ケ根の小水力発電が稼働しました。
毎秒0・1立方メートルの流量で水車を回して出力5・5キロワットを発電する。総事業費は約1000万円。年間約180万円の売電
小水力発電では、安定して運営するには100KW以上の規模が必要と言われているので、維持管理を含めて、利益が出るか確認したい案件です。
駒ケ根の農業排水路で小水力発電
駒ケ根市内の企業経営者ら有志10人で10月に設立した駒ケ根自然エネルギー(窪田雅則社長)は、同市赤穂の太田切川右岸の農業用排水路に小水力発電機を設置し、17日、通電式を行った。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、20日から中部電力に売電する。民間事業者が電力会社へ売電できる再生可能エネルギー発電設備認定を経済産業省から受けたのは、県内で初めて。自然エネルギー促進と河川敷周辺の観光公園化構想が相乗効果となって実現した。 太田切川から取水して、農業用に使った後の水を再び同河川へ戻す排水路を利用したため、水利権申請は必要なかった。駒ケ根土地改良区が土地を所有し、北の原維持管理組合が管理しており、両団体の許可を得て設置した。 高低差15メートルの水路に、長さ45メートルの導水管(直径25センチ)を設置。毎秒0・1立方メートルの流量で水車を回して出力5・5キロワットを発電する。総事業費は約1000万円。年間約180万円の売電することで、6〜7年で採算が取れる試算という。市は、小水力発電開発補助事業の第1号として事前調査、設置工事を合わせて94万6000円を補助する。 河川敷周辺については、土地改良区などを中心に太田切川環境景観整備準備委員会が2010年に発足し、自然に特化した総合観光公園として活用しようと研究していた。 関係者約20人が出席した通電式で、窪田社長(59)は「小水力発電の先駆者としてノウハウや実績を提供していくとともに、発電所、地域に大勢の人が訪れ、自然豊かな魅力ある場所になる努力もしていきたい」とあいさつし、地域活性化の役割を強調した。 |
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バイナリー発電は、地熱発電の中でも井戸を掘らなくても発電が可能な方式、天候や日照に作用されないので、設備利用効率は高い。
自然エネルギー:温泉水が冷めても蒸気で加熱、日本初の温泉発電施設の建設開始100℃程度の温泉水を利用して発電する「バイナリー発電」が、主に温泉地の注目を集めている。12 バイナリー発電設備を建設するのは、別府市で650世帯の住宅に温泉水を供給する事業を続けてきた「瀬戸内自然エナジー」だ。1分間に800リットルの熱湯が噴出する源泉を管理しているが、住宅に温泉水を供給しても余ってしまい捨てていたという(図1)。
瀬戸内自然エナジーでは、温泉水を捨てるのはもったいないと考え続けていたが、有効活用する手段がなかなか見つからなかったという。しかし、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まり、バイナリー発電という発電法があると知り、導入の検討を始めた。
バイナリー発電なら本格的な地熱発電とは異なり、高温の熱源を求めて地下を深く掘る必要がないので、工事費が安く済む。温泉への悪影響もない。地熱発電では超高温の蒸気を直接利用してタービンを回すが、バイナリー発電では、沸点が低い液体を温水で温めて蒸発させ、その蒸気でタービンを回す。100℃程度の温水でも十分発電に利用できる。温泉水の活用にもってこいの発電方法だ。
瀬戸内自然エナジーが管理する源泉からは、1分間に800リットルの温水が吹き出す。温水の温度は100℃程度。温水だけでなく、温度が130℃程度の蒸気も噴出する。バイナリー発電では100℃程度の温水を利用する。発電施設の規模が大きくなってきたら、後で述べる方法で蒸気も活用する。
売電価格は太陽光と同等 温水をタンクに貯めて、タンクからバイナリー発電機に流して発電する。利用する機器は、神戸製鋼所の小型バイナリー発電システム「MB-70H」。1台当たりの最大出力は60kWだ。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して九州電力に売電する。地熱発電の場合、機器の最大出力が1万5000kW未満なら、売電価格は1kW当たり42円(売電期間は15年間)と、かなり高い価格が付いている。
http://image.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1212/05/Beppu_Hot_Spa_Binary_2.jpg 図2 神戸製鋼所の小型バイナリー発電システム「MB-70H」
設備が完成する前に試運転をする予定だが、この時点では発電機を1台だけ利用する。機器の最大出力は60kWだが、発電設備のそばには低圧の電線しか来ていないので、売電できるのは50kW未満の電力となる。余った電力は発電機の電源や、ポンプの電源などに利用する。この時点でも1年間の売電収入は1800万円を見込めるという。
試運転を経て、本格稼働に移るのは2013年2月の予定だ。本格稼働が始まったら、発電機の数を徐々に増やしていき、最大で10台まで増やす予定だ。さらに、瀬戸内自然エナジーが管理しているもう1つの源泉にも発電機を設置していく。この源泉にも最大10台の発電機を設置していく計画だ。発電機が増えてきたら、高圧に対応する送電線を引くという。
一度利用した温水を蒸気で加熱して再利用 発電規模が大きくなってきたら、温泉水を一時ためるタンクを大型化し、多くの発電機に温泉水を流せるようにする。さらに、温泉水と一緒に吹き出す蒸気も利用する。バイナリー発電機に流す温泉水の温度は、流す前は100℃程度だが、発電機から出てくると85℃程度まで下がる。温度が下がった温泉水に130℃の蒸気を当てると、温度が100℃まで上がり、再び発電機に流せるようになる。発電機に流す温泉水が少なくなり、発電機の稼働率が低くなったときは、この手段で温泉水を再利用する。
温泉水を利用したバイナリー発電の計画を打ち出している温泉地はいくつかある。しかし、温泉水と一緒に吹き出す蒸気まで利用する計画は瀬戸内自然エナジーの計画だけだ。単純に温泉水を発電機に流し込むだけでなく、蒸気も利用して発電機をフル活用しようとする計画は、ほかの温泉地にも大いに参考になるのではないだろうか。
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球状太陽電池の開発メーカー、スフェラーパワー株式会社のプレスリリース、
及び、同社の技術紹介です。
http://www.sphelarpower.jp/news/61 スフェラーパワー
2012.11.29
世界初、球状太陽電池を織り込んだエネルギー創出テキスタイルを開発プレスリリース
スフェラーパワー株式会社は、福井県工業技術センターと共同で、球状太陽電池(スフェラー®)を織り込んだ発電するテキスタイルの試作に成功しました。
今回の取組みは、世界で初めて三次元受光型の球状太陽電池を開発した当社と、福井県繊維産業の新分野進出を目指してきた福井県工業技術センターによるコラボレーションとなります。
試作された太陽光発電テキスタイルは、直径1.2mmの粒状のスフェラー®を直線に並べて糸状に接続し、これを緯糸として、経糸とともに織り込んだ織物です。糸状に結線する技術、ならびにこの糸状モジュールをテキスタイルに織り上げる技術を両者の強みを持ち寄って開発しました。フレキシブルであるのはもちろん、テキスタイルとしての特長(追従性、伸張性)を備えています。
今後、スフェラーパワー株式会社は、福井県工業技術センターや福井県下の企業とともに開発を進め、1年後にサンプル出荷をスタートさせる予定です。受光角度が広く、光の透過性を確保できる球状太陽電池スフェラー®の特長と、軽量、フレキシブル性、伸張性といったテキスタイルの特長をあわせもったこの技術は、従来の太陽電池で実現できなかったさまざまな用途への応用が期待されています。
スフェラー®とはなぜ球状なのか?球状太陽電池とは、通常の平らな太陽電池と異なり、光を受ける面が球のかたちをした太陽電池です。一粒が1–2mm程の大きさをしています。
スフェラー®は、この球の上下に電極をもった球状太陽電池です。京セミが世界 に先駆けて発明し、独自に開発しました。 自然界では光の当たり方は一定ではありません。
太陽は常に移動しています。ガラスや水面で反射する光や雲のなかで散乱する光もあります。 「あらゆる光を効率よく採り込むためにはどうしたらよいか?」そんな問いから生まれたのが球の発想でした。 球だからできること受光面を球状にしたことにより、平板型にくらべて約3倍の光を採り込めるようになりました。 また、粒状のセルを単位として設計するため、太陽電池製品の電力仕様や形状にこれまでにない自由度が生まれました。現在、スフェラー®を使ったさまざまな製品開発が進行中です。 平板型太陽電池とスフェラー®の比較平板太陽電池は光を受け取る面が限定されています。これに対して球状太陽電池は、全方位からの光を利用できるので、設計と設置に自由度が生まれます。
光を受け取る角度が広いため、一日を通した発電量(積算発電量)が増えます。 曇りの日や高緯度地域で高いパフォーマンスが発揮できることも確認されています。 |


