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昨日、中国地方の小水力発電所視察で訪れた西谷発電所の概要です。
西谷発電所 岡山県真庭郡奥津町
奥津温泉の近くにあるJA(農協)が運営する小水力発電所
吉井川水系の羽出西谷川の水源を利用
出力は480KWで、小水力発電の中では中規模クラス、
建設は昭和42年、現役稼働中。
比較的大掛かりな設備で、本流からの導水路は2、827mもあり山の上部から有効落差109mの鉄管を通じ発電所内のフランシス水車を回し発電を行っています。
水量は0.6m3/sec
下の建物が西谷発電所、木々の間に見えるのが水圧鉄管、上部は見えない程、長い水圧鉄管が続いています。本流からの取水口は、上流側(写真右)の約3km上流にあり、発電システムとして、全貌を見渡すことは出来ません。
小水力発電所といっても事業用の480KWクラスになると、かなり大規模な施設になる事が判ります。
発電所内の様子です。手前が水車で、奥が発電機、水圧を受けて轟音を立てて発電機は稼働中。
発電機はイームル社製のフランシス水車、回転数1,215rpm
発電機は、三相交流誘導発電機、電圧6,600V
水圧鉄管、全長は180mもあって、上部の先端部は下からは見えません。
水利権使用の標識
平成23年度の発電量など
発電量:3,344,040KWH
売電単価(中国電力):6.62円
売電量:21,809,000円
総費用:17,131,000円
事業利益:4,678,000円
売電単価が安く抑えられているのに、利益が出ていて、赤字事業でない事に注目したいと思います。
再生可能エネルギーの固定買取制度(FIT)が適用されると売電価格は29円(小水力、200KW〜1000Kw)となります。
但し、設備を更新しないと適用されないそうです。
発電所の周囲の風景、のどかな山村が広がっています。
第一報、続く
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日記
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http://sekka-info.seesaa.net/ 汐花 SEKKA BORDERLESS SPACE
LIFE 1 日本 ● 南阿蘇 『ある百笑一家のふんとう記』
底抜けに明るい農家の写真展 & 再生可能エネルギー バイオマスってなーに? http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/E799BEE7AC91E38080E382BFE382A4E38388E383AB-thumbnail2.jpg?d=a0 タイトル/ 近正千広<link> http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/space_B_01-thumbnail2.jpg?d=a0 http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/space_B_02-thumbnail2.jpg?d=a1 http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/life_web_003-thumbnail2.jpg?d=a0 http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/life_web_004-thumbnail2.jpg?d=a0 http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/life_web_002-thumbnail2.jpg?d=a1 http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/life_web_001-thumbnail2.jpg?d=a0 http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/life_web_005-thumbnail2.jpg?d=a1 http://sekka-info.up.d.seesaa.net/sekka-info/image/life_web_006-thumbnail2.jpg?d=a0 (C) 大津耕太・愛梨 子供は土が好き。汚れていない「土」を彼らに残していきたい。汚れていない土で遊んで泥んこになるのは、汚くなんかないんだから。 18歳まで過ごした東京が嫌いなわけじゃない。でも、子育てをするのはここではないという確たる思いがありました。子づくりする前にここを離れなければ、と。就農するかどうか悩んでいた夫をみて、「子供を産みたいから阿蘇に行こう」と背中を押したのは私の方でした。阿蘇に来て10年。頭のてっぺんから足の先まで泥だらけの子供たちを見て、「誰が洗濯するんだろう・・・」とため息をつくこともあるけど、目をキラキラさせて泥遊びをしている息子たちをみるにつけ、これで良かったんだ、と改めて思っています。 保育園に行くより、家で農作業を手伝うことを選んだ息子たちを、私たちは「リトル・ファーマーズ」と呼んでいる。3匹の子豚ならぬ、3人のリトルファーマーズ。遊びが仕事で仕事が遊び。大人になってもそうでありたいな。 大津耕太 (百笑一家) 熊本県生まれ。慶應大学環境情報学部卒。東京農工大で農村景観計画を学び、ミュンヘン工科大学にて修士号取得。南阿蘇村で農業を始める。他にも語学や専門を活かした仕事や、ランドアートの制作も行っている。農業を続けることで農村景観を守りたい。 大津愛梨 (百笑一家) ドイツ生まれ。慶應大学環境情報学部卒。夫と共にドイツ・ミュンヘン工科大学に進学。九州南阿蘇に移住し、就農生活に入る。草を使った発電を推進するNPO法人九州バイオマスフォーラム副理事長を務めるかたわら、三人息子の育児が中心の生活。 「再生可能なエネルギーについて」 私はドイツで生まれました。でも8ヶ月で帰国しました。生まれた国の事を全く知らないのは残念だと思ったので、大学を卒業した後、ドイツの大学院に進学しました。人生のパートナーと一緒に行けるとは想像もしていませんでしたが、3年半のドイツ留学は長い新婚旅行のようで楽しく充実した日々でした。 ドイツに行ってよかったことはいろいろありますが、特に印象的だったのが、環境先進国と言われるドイツでも、国民は実はそれほど意識が高くないという事実に気づいたこと。それなのに、環境先進国として実績を残しているのはなぜか。仕組みの作り方がうまいんだと思います。ディーゼル(軽油)の代替燃料といわれるバイオディーゼルは、国産のナタネを原料にして作っているのですが、ガソリンスタンドでの販売価格が一番安かった。「炭素税」という税金がかからないから。一般市民は、環境に優しいからバイオディーゼルを使うのではなく、一番安い燃料だから使いたがるんです。使いたい人がいるから、車のメーカーもバイオディーゼルが使えるようなモデルを作る。ビンのリユースも同じ。デポジットが返って来るから、お店にかえす。レジ袋は有料だから、買い物袋を持っていく。うまいやり方だなぁ、と感心したものでした。 でも大きな例外がありました。農産物やエネルギー(特に電力)に対して、割高でも有機農産物やクリーンエネルギーを選択する人が日本よりもずっと多いのです。その理由は、去年やっと見つかりました。チェルノブイリ原発事故です。つまり、日本より四半世紀も前に原発事故を経験しているということです。食べ物に対する慎重な姿勢や、原発に対する不信感は、25年という歳月の中で国民の中に染み付いているのではないでしょうか。留学中にはそれに気づきませんでした。でもそうと分かった以上、これから例え25年かかろうが、50年かかろうが、私たちの姿勢を変えていかなければいけないと思うのです。 それは、「足るを知る」ということではないかと感じています。エネルギーを使うなとは言いません。ラクをするなとも思ってません。でも、自分たちに何があれば幸せで、何を子供たちに残していきたいかを考えると、そんなにたくさんのことはいらないのではないでしょうか。うちだって車は乗ります。飛行機にだって乗ります。仙人みたいな暮らしを目指しているわけではありません。でも健康は幸せです。家族がそばにいることが幸せです。たとえ泥だらけでも(笑)。GNPをあげるためには、海外輸出まで考えた農業経営をするべきなのかもしれません。でも、たとえ収入が同級生の半分だとしても、笑いの絶えない百笑生活を続けていくことが、私たちO2ファームの役割なんじゃないかなぁと、そんな風に勝手に思って、身近で大切なものを失わないようにしていきたいと思っています。 身近で大切なものを守った上で、少しでも恩返しをしていきたいとも思っています。その一つがエネルギー供給。農村って、とても資源がたくさんあるんです。木、水、温泉、太陽・・・。日本の農村は、ドイツなんかよりもずっとずっと資源が豊かです。今はまだ効率も悪いし、お金もかかる。でも日本人の技術や知恵を持ってすれば、25年なんか経たなくてもびっくりするくらい効率があがって価格も下がると思うんです。そんな思いで、身近な資源をつかった発電や熱供給に取り組んできました。阿蘇の草原でとれる草で発電してみたり、外輪山でとれる間伐材でお湯を沸かしてみたり。どちらもまだ、化石燃料を使うよりも大変でしかも高い。でも諦めません。人口の少ない農村だからこそ、自分たちが必要なエネルギーくらい、農村にある資源で作っていけるはず。大変だったけれど、原発事故があったからこそ、変われた。振り返ったときにそう言えるようにすることが、今の大人に課せられた使命なのではないでしょうか。そしてそう言えるようにすることで、被災した方々が報われるのではないでしょうか。 だから諦めません。 (大津愛梨) 「土は私をつなぐ」 東京の街を歩いているとよく道路工事をやっている。掘り起こされた下を覗くとそこは土の穴だが、そこからは土の匂いがしない。今夏自宅の草を抜き、車で近くの集積所へ運んだが、2週間は車の中から草の匂いがとれなかった。アスファルトの下の土から匂いがしないのは、草が生えていないことが原因かもしれない。アスファルトの下の土は陽も当らず呼吸もできずに、もう長い間死んでいるのかもしれない。私は死んだ土の上で毎日働いているのだ。
ただ、ちょっとだけ救われるのは、自宅に帰ると目の前に護岸されていない川が流れ、その周りには都会とは思えない雑木林と畑があることだ。営農力の強い農家が多く存在しているこの一帯には、そこかしこに今採れたばかりの野菜たちが露地売りされている。休みの日はそこに立つおばちゃんや、おじちゃんに「これはどうやって食べればおいしい?」と聞きながらせっせと買ってきては、採れたての野菜を夫婦で食べている。
採れたての丸ごとカボチャなんて、皮ギリギリまで真っ黄色に熟していて、とってもおいしい!ロマネスコとかいうイタリアのカリフラワーなんて、鑑賞したくなるほど芸術的だ!!見栄えは悪いが、江戸っ子もビックリするくらい辛いちっちゃな辛味大根、これには舌がしびれた!!!休みの日はいつも小さな野菜たちに驚かされ、感服し、恐れ入りますと頭を下げている。 その食卓には、主役となる私の故郷熊本の南阿蘇で作られた無農薬の『おあしす米』というお米があがる。熊本市出身の私は、蛇口をひねれば阿蘇からの伏流水が出てくるという、大変恵まれた環境で育った。その雄大な阿蘇の湧水で育ったお米は、もちろんおいしい!『おあしす米』の由来は、お→おいしい あ→あんぜん し→しんせん す→すてきなお米、ということらしい。 稲作の除草は、コイ(鯉)やアイガモなどを使った『恋愛農法』だという。 そういうことで、私は野菜の大半は自宅近辺で採れたもの、お米は故郷のお米で日常をまかなっている。地産地消ではなく、半地半故郷産地消なのだ。半自宅近辺産と半故郷産の土壌は、環境は違っていても『土』でつながっていると想うと、半地半故郷産地消でも幸せだ。 南阿蘇の恋愛農法をやっている一家は底抜けに明るく、子供たちは丸裸で田んぼの中を泳ぎ(?)まくっている。もちろんからだじゅう泥だらけで、オチ○○○も泥だらけだ。その一家が今度、満を持して再生可能エネルギー発生のプラント造成計画を立ち上げるそうだ。それはバイオマスというものを使ったエネルギー発酵装置みたいだ。
恋愛農法とバイオマスエネルギー!
実に斬新で、言葉そのものもなんて素晴らしい響きだ!このバイオマスを使ったエネルギーで集落をまかなっているところが、ドイツにあるらしい。ドイツ、さすがだ。しかし、ドイツも日本の農家も人種は違っても、やってること、やれることは同じだと信じたい。ドイツもすごいが、日本もすごいんだというところを都会の人にも見てもらいたくて、私は今回の百笑一家の写真展を開催することにした。今はオチ○○○泥だらけだが、いずれ日本をしょって立つ百笑一家の子供たちの爆発的な再生可能エネルギーを、疲れたあなたに充填してもらいたい。
と、街に住む私は思う。
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小水力発電の事例の紹介です。
売電に対する電力会社の消極的な姿勢が伺えます。
http://kakurenboa.exblog.jp/16657651/ かくれんぼ日記 〜かくれんぼ建築設計室のblog〜 より
小水力発電の実際 in 長野県大町市・・・を見学して参りました!先日、長野県大町市のNPO法人地域づくり工房の「くるくるエコツアー」に参加してきました。細かい内容に関してはPDF資料を参照して下さい。
先ずは見学してきた2つの発電設備のご紹介。 ひとつめは「川上ミニ水力発電所」。 名前のとおり川上さんのご自宅の発電所。自宅の前を流れる水路を敷地内に引き込み発電設備を設置し、また水路に戻すというシステム。段差は45cmですが豊富な水量と効率のよい水車により200〜250W/hを発電し、家庭の電力の1/2〜1/3を補っているようです。ただ水力発電で発電する電気は不安定なのでたくさんのバッテリーに蓄電して使用することによって安定した電気を家庭に送る必要があるとのこと。太陽光発電のように余剰電力を売電することも考えられるが、実際には電力会社より数百万円もする逆流防止装置の設置を求められたり、太陽光発電のインバーターへの接続にペナルティーをかける姿勢をみせたりと。電力会社は水力発電の系統接続にかなり消極的らしい。理由はわからないが、太陽光発電のように昼間のピーク時に発電する場合には電力会社にもメリットがあるが、24時間発電する水力発電の場合、電気をあまり必要としない夜間も買い取らなければならない・・・ということもあるのだろうか?
今回この発電設備を見て良さそうな点と問題点を考えてみると・・・ 【良さそうな点】 ① 少ない段差でもまあまあの発電量が得られる ② 意外と省スペース(蓄電設備が場所をとるが将来的には解決できそう・・・) ③ 水車の形状がゴミが絡みにくい形状のため、メンテナンスが少なくて済む 【問題点】 ① 手づくりでコストが高い為、普及するのは難しい → あくまで試作品として商品開発していくことは可能 ② 変電・蓄電設備にコストがかかる → 将来的に製品化すればコンパクトになる可能性大 いくつか問題点をクリアーすればかなり可能性のあるシステムだったと思います。 ただひとつ気になったのが、実際の運転でこの住宅はオール電化住宅契約をして昼間は水力発電による電気+バッテリーに充電した電気を利用し、夜はオール電化割引で割引された電気で水力発電で充電しきれなかった分の充電をしているとのこと。電気料金の明細表を見せてもらったところ使用電力は1ヶ月に1000kWh。それでオール電化住宅契約前と契約後の電気料金が半分になったと喜んでおられたのですが、夜間の充電だけで月に1000kWhも使っていて、1/3を水力発電で補っているとすると水力発電で月に500kWh発電しているということになる…ということはこの家の総使用電力は1500kWhとなる(我が家の8倍)。もしかしたら非常にたくさんのバッテリーを使っていたので、その辺りでのロスが影響しているのだろうか?その辺りをもう少し聞いておけばよかった…(^^; ふたつめは「駒沢ミニ水力発電所」。 ここはベトナムから輸入した設置費用30万円の発電設備。とてもシンプルでしかも丈夫。1.5mの段差で1kW/hの発電能力があります。ただ現在は落ち葉やゴミの流入物の処理が難しく、恒常的な利用はしていないとのこと。
【良さそうな点】 ① 安価 ② 構造が単純(故障が少ない、扱いが容易・・・) ③ 小型の割に発電量が大きい 【問題点】 ① 落ち葉などの流入物の処理が大変 こちらは可能性というよりすでに既製品化されているので即設置可能。環境が整っており気軽に小水力発電をするには非常によい製品だと思います。 今回はこの2つの設備を見学してきましたが、NPO法人地域づくり工房ではあと2箇所の小水力発電所を作ったが、水利権の問題で地元土地改良区との関係で問題が発生し廃止となったり、管理上の問題があったりして現在は稼動していないとのこと。 いずれもシステムとしてはなかなか良さそうなものでしたが、やはり維持管理と発電した電気の使い方の面でまだまだ検討の余地がありそうだなというのが私の感想です。 ここで 秩父 での具体的な可能性について考えてみたいと思います。 まずは水量の問題。今回の大町市の場合は北アルプスの麓の扇状地で雪解け水などによって水が豊富であり、微勾配の土地に網目の様に農業用水路が張り巡らされております。住宅街や商店街の道路の下にも轟々と水が流れており、町の至るところで小水力発電を設置できる可能性がある地域といえます。一方秩父の農業用水路の現状を見てみると普段はほとんど水が流れておらず、街中での小水力発電の設置は難しいのが現状であるように思えます。原因として秩父はいわゆる源流域なので川幅も狭く、水量としてはとても少なく、すぐに下流域に流れて行ってしまう・・・ということと、河岸段丘の土地のため土地の傾斜が荒川本流へ向かっているため荒川本流から水を取水して街中に引き込むということが物理的に無理だ・・・ということだと想像できます。可能性があるとすれば荒川に流れ込む沢の水を使っての発電が考えられますが、それにしても限定的な利用に限られることが容易に想像できます。浄水場や下水処理場、工業用水などでの利用は当然できると思いますが、各戸、各地域の発電を小水力発電で・・・というかたちでの普及は非常に難しいのではないかというのが私が思う結論であります。 (※商店街の歩道の下には水路があり水が轟々と音を立てて流れております。建物とアーケードの勾配を見るとわかるように土地全体として微傾斜がついております。)
では秩父には水力発電の可能性が全くないのかと言うとそうでもないと思います。可能性があるとすれば荒川本流から直接水を引き込んだ中規模な水力発電所をつくること。ただしこの方法だと河川区域に構造物を作らなければならないのと、大元から水利権を取得しなければならないということなので大町市の様に民間での設置はほぼ不可能なので行政が先頭に立って開発を進めていかなければなりません。今後は私個人としてもこのあたりの可能性について少し検討していきたいと思います。 |
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