夢への地図

ブルースフィア68 話アップいたしましたー!!ファンポチ、コメント大歓迎です♪お返しのコメやポチに参りますね(^^)

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                 「完全勝利への道しるべ」






 ジャイロはアイザックを一瞬にして倒してしまったラウルを見て息を飲んでしまう。偵察段階のフィフスアークの戦力とは大違いじゃないか?と考えていると、すぐに冷静になって全軍に港まで後退するように指示を出した。

 撤退していく教会の兵士にフィオナとスコールは恐れをなしたか?と思っていたが、ラウルとフォルカはすぐに陣形を立て直すつもりか?とジャイロの策に気付く。カルヴィナにナルシェの残存戦力がどれくらい残っているかを確認させてから、追撃を開始していった。

 「あの三下、おそらく援軍を呼ぶんだろうよ。頭を潰してこの戦争を終わらせるぞ」

 ラウルが全員に声をかけると、フォルカもシアも頷くとスコールとフィオナも武器を構える。アレンとモーガンは初めてラウルたちに会った時よりも全員が大きく成長していたので言葉を無くしていた。ナルシェの残存戦力は400人を切っていた状態だったが、ラウルとフィオナは地図を出して冷静に戦況を分析していく。

 「援軍を待つなら、敵は・・・」とラウル、

 「港・・・いえ、海上で合流する気じゃない?」とフィオナ、

 「砲撃戦か?悪くない読みじゃねえか?」

 ラウルはいち早く可能性の高い敵の戦略に気付いたフィオナを褒めると、フィオナは得意気に人差し指で鼻を擦っていく。

 「へへっ♪忘れた?これでもハンターなのよ♪」

 「とりあえず、見習いは卒業だな♪」

 ラウルはフィオナの頭を撫でると、フィオナはドキッとしながらラウルの顔を見ていた。シアとフォルカとカルヴィナはすでに撤退中の部隊と交戦を開始していると、敵は煙幕を使って時間稼ぎを始めていく。

 「ルーカス!!敵戦力が思ったよりも高い!!ここは、リシャール閣下に援軍を要請してくれ!!」

 「僕もそれがベストだと思ってね、でも今は式典中らしい」

 ジャイロとルーカスは現在の戦況が芳しくないことから余裕を無くしていた。そんな中、リシャールの副官であるリカードから魔石に通信が入る。

 「こちらはアイドネウス島攻略部隊指揮官のリカードだ。ルーカス司令官聞こえるか?」

 リカードの声にルーカスもジャイロも不覚にもホッとしてしまう。

 「リカード様!!前線指揮官のジャイロです!!私とルーカス以外の隊長は皆戦死いたしました。援軍をお願いしたく存じ上げます」

 ジャイロは応援要請を出すと、リカードはすでに部隊編成は終わっていると二人に告げる。

 「現在リシャールがそちらに向けて出撃している。式典はバックレたそうだ。俺もすぐにそちらに行ってやる!!一時間だけ時間を稼げるか?」

 「なんとかもたせてみせます!!」

 ジャイロは通信を切って、全軍に撤退戦から防衛戦に移行するように指示を出す。ゲリラ戦を指示して散開させていくと、追撃してきたラウルたちも戦力を分散させるのでは?と考えたからだ。

 ラウルとフィオナはそんな敵の陣形の変化に気付いていた。挟撃するための布石かとも考えたが、どう見ても時間稼ぎが目的なのは分かりきっていたことだった。

 「こすい真似するじゃねえか・・・戦線を一気に切り裂く!!シア、フォルカは援護!!フィー、スコール!!大暴れと行こうぜ!!カルヴィナとアレンは後ろからの部隊の足止め、モーガンは残存戦力の指揮にあたりな!!」

 ラウルの指示に全員が頷くと、ラウルはそのままシルファリオン・ゼロで戦線を駆け抜けていく。重鎧兵で構成された防衛部隊を一蹴してしまうと、後を追いかけるフィオナとスコールが残った兵士を駆逐していった。魔術師部隊がラウルたちに向けて魔法を放っていくが、フォルカとシアが応戦をしてラウルの計画通り中央突破に成功してしまう。

 「なんなんだ!?あの化物は・・・海上へと撤退する。全軍弾幕を張っておけ!!」

 ジャイロの指示で魔術師部隊と大砲部隊が一斉に砲撃を開始していくと、後ろを守っていたカルヴィナが横の戦線からジャイロのいる港へ向かっていく。ラウルとフィオナはカルヴィナの行動に気付き、スコールの肩をたたく。

 「ここは頼んだ、相棒♪」とラウル、

 「えっ!?ちょっと待てよ!!俺一人っすか?」とスコール、

 「後でパンツ見せてあげるから☆」

 フィオナのこの言葉を聞いて、スコールの中でなにかが弾けていきテンション全開になってしまう。

 「よーっしゃ!!ここは俺に任せて行け!!!!フォルカとシアも早く来てくれーっ!!!!!!」

 スコールはガーディアンモードで敵の真ん中に切り込み、斧で所狭しと吹き飛ばしていく。ラウルとフィオナはスコールなら大丈夫だなと確認してカルヴィナの所まで飛んでいった。

 「ジャイロ=ストーク!!貴様だけは!!」

 カルヴィナは槍で斬りかかると、ジャイロは槍でカルヴィナの斬撃を受け止めていく。ラウルとフィオナも地上に降りると、ジャイロは一旦間合いを取った。

 「ラウル、ここは私に任せろ!!傷と体力はシアに先程回復してもらった」とカルヴィナ、

 「まっ、こんな三下が相手じゃ俺の出る幕でもねえか」

 ラウルはタバコに火を点けながら壁に寄りかかると、フィオナは3対1なのにと思いながらもカルヴィナの方が戦闘力は上だったので心配ないかと思い敵の陣形を観察していた。

 「じゃあ、あたしはあたしで大暴れしようかな♪終わったら魔石で連絡して」

 フィオナは再び飛んで行き、劣勢に追い込まれているモーガンたちの部隊の援護に向かった。カルヴィナとジャイロは息を飲んでお互いの初動に集中していた。先にカルヴィナが分身を使ってジャイロに向かっていくと、ジャイロは心眼でカルヴィナの本体を感じ取って防御をしていく。

 「その程度の攻撃など!!」

 ジャイロはすかさずカルヴィナとの距離を詰めて、カルヴィナの右肩に槍を突き刺していく。

 「ぐああっ!!っく、これで!!」

 カルヴィナも距離が詰まったので、槍をジャイロに突き刺そうとするとジャイロはニヤリと笑い簡易魔法陣が埋め込まれている鎧を発動させ槍の先端に「リグボルト」を放つと、カルヴィナに電撃を浴びせていく。

 「ぐあああああっ!!!」

 カルヴィナはその場に倒れ込むと、ジャイロは槍を抜きカルヴィナにとどめを刺そうと槍を振りかざす。しかし、カルヴィナの分身が7つに分かれるとジャイロはなんだとと言いながら血の後を目で追いながら本体を探しそこだ!!と槍を突くがそこにはカルヴィナの服しかなかった。

 「なっ!?どこだ!?」

 ジャイロは一瞬カルヴィナを見失ってしまうと、ザクッと胸を槍で貫かれる。ジャイロはその場に膝を着いてしまうと吐血をしながらカルヴィナを睨む。

 「貴様・・・なぜ・・・」

 「お前たちが使う心眼と私の分身は相性が悪い、だからこうして刺されて油断を誘わせてもらった。最期に答えろ!!お前たちはなぜ金の為に奴隷を売る!!なぜ、奴隷を殺せるんだ?」

 カルヴィナがジャイロに向かって怒声を浴びせると、ジャイロは乾いた笑いを浮かべる。

 「人間じゃないからな・・・」

 「下衆が・・・ミラージュランサー!!」

 カルヴィナは左手で槍を持ち、ミラージュランサーでジャイロを突き刺していくと大量の血が飛び散る中ジャイロは息を引き取りその場に崩れるように絶命した。カルヴィナは持っていた布で右肩の止血をしていくと、ラウルは回復魔法をかけていく。

 「ひとつ復讐は終わったな」とラウル、

 「ああ・・・だが、上にまだ人身売買をしている輩がいるはずだ」とカルヴィナ、

 「こっちでも調べておく・・・そんなことよりカルヴィナ」

 「なんだ?」

 「お前、マジで胸でかいな・・・」

 ラウルは服からこぼれているカルヴィナの大きい胸をじっと見ながら言うと、カルヴィナは手で胸を隠しながら顔を真っ赤にしてしまう。

 「貴様はどこを見ている!!!」

 「よくやったとかお褒めの言葉はお預けってわけか、これでも急いで来たんだぜ」

 「・・・確かに助かった、が私の胸とは無関係だろ」

 「優しくハグしてくれると嬉しいんだけどな」

 「・・・わかった!!少しだけだぞ」

 カルヴィナはラウルを抱き寄せると、ラウルのその胸に頭を寄せた。怖いほどの興奮がラウルを襲っていたが、心は不思議と落ち着いていた。そのまま回復魔法をかけていきカルヴィナの傷を塞いでいく。すると、フィオナから通信が入り教会の艦隊が撤退していくということだったのでラウルは慌てて飛んでいくと海上に展開していた艦隊はアイドネウス島方面へと引き返していた。

 「終わったな・・・警戒態勢を取りつつ、被害情報の確認だな」とラウル、

 「怪我人とかの治療もね」とフィオナ、

 「敵の残党を片付けるのが先だ」とフォルカ、

 「フィオナ!!さっきの約束よろしく♪」とスコール、

 「エッチなのはダメですよ、スコールさん」とシア、

 「マジっすか?俺、結構頑張ったんだぞ!!」

 スコールが慌て始めると全員が笑っていく。五人の英雄の成長を確認しながら、第二次ベンガーナ島大戦は幕を閉じた。

 その頃、ルーカスは残存部隊を率いてアイドネウス島へと向かっていた。時間稼ぎも出来ないとはと思いながらも、敗北を喫してしまったことにショックを受けていた。すると、目の前から大きな津波が起きていたのでルーカスは目を疑う。

 「なんなんだい?これは?」

 「ルーカスくん、聞こえるかい?」

 「リシャール閣下!!今、沖合にて津波が」

 「クスッ、自分の不幸を呪うといいよ。君たちは知りすぎた」

 「貴様は・・・謀ったな!!」

 ルーカスはリシャールが最初から聖騎軍連合を潰すつもりだったことを悟ると、津波は艦隊を飲み込んで行きリシャールは半径7キロを水素爆発を起こしルーカスたちを消滅させてしまう。

 リシャールは不敵な笑みでベンガーナ島を眺めていた。

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おっと、ぜひ自分もその胸の中に・・・(殴

しかし、まだ戦いは終わっていないのですね!!

ポチ。

2013/2/20(水) 午後 11:45 フェクト

フェクトさん>次回で戦いは終わる予定です♪

ラウルたちの前に新たなる敵が出てきますよw(゚o゚)w

2013/2/27(水) 午後 1:39 クール

全てはリシャールの掌の上で踊らされていたと言う事で・・。
衝撃の展開でした!!
が、まだ戦いは続く感じで、どのように決着が付くのか、楽しみです!!

応援ぽちです!

2013/2/27(水) 午後 4:58 [ 夢渡 ]

新羅さん>リコメ遅れてすいません(;^ω^)

結婚式の準備やらでブログをかなり休んでしまいました(汗)

この戦いの裏で糸を引いていたのはリシャールだったみたいです♪次回、リシャールとラウルたちの初対決となります♪ご期待下さい(^^)

応援ポチありがとうございます(^^)

2013/4/25(木) 午前 1:42 クール


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