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第四回定例道議会報告
2009年12月10日
北海道議会 民主党・道民連合議員会
第4回定例道議会は、11月26日(木)に開会、道補正予算案、「経済・金融不安から国民生活を守り、社会的セーフティネットの拡充を求める意見書」、「保育所・児童入所施設の環境改善を求める意見書」などを採択し、12月10日(木)に閉会した。
我が会派は、代表格質問に「三井あき子」(旭川市)議員が立ち、知事の政治姿勢、財政課題、地方分権課題、景気・雇用対策、地域交通対策などについて質疑を行った。一般質問には、稲村久男(空知支庁)、広田まゆみ(札幌市白石区)、長尾信秀(北斗市)、池本柳次(十勝支庁)の4議員が立ち、当面する道政課題、地域課題について道の取り組みを質した。
■主な審議経過について
鳩山政権は、自民党と中央省庁や天下り団体、各種業界団体が強固に結びつき作り上げてきた、予算や行財政運営の抜本見直しに取り組んでいる。
しかし、知事は、国の事業仕分けについて、「透明性確保は評価する」としつつ、「対象事業選定や評価基準が明確でない」とも批判、会期中に、仕分け結果の全面見直しを求める要望を提出、根拠が薄弱な仕分け結果の影響試算額を公表し、影響の大きさを強調するなど、政権交代にもかかわらず、自民政権の前例を踏襲すべきとの趣旨の答弁を重ね、財源も施策や事業の内容も国依存で行財政を運営してきた高橋知事が政権交代を受け止めていない対応ぶりが示された。
知事は、事業仕分け結果の影響試算を公表しながら、その一方では、道の実質公債費比率が長期的に、早期健全化基準の25%を超えるとの見通し試算が、未公表だったことが明らかになった。
知事公約の達成状況について、「厳しい財政状況の中で、選択と集中の観点をもって、事業執行に努めてきている」と答弁はあったが、知事の言う「選択と集中」、「社会資本整備における事業選択」の具体像は示されず、知事が最優先で取り組んできたはずの、「行財政改革の取組み」の実効があがっていない実態だ。
道内分権に関しては、国に、法的な裏付けを持つ協議の場を求めている知事は、道と市町村間でも、同様な協議の場を設けるべきと質問。知事は、「あらゆる機会をとらえ、これまで以上に連携を強める」と答弁したが、道の都合による縦割り型で数多くの組織が、相互連携もなく、権限も不明確なまま設置されている現状には、市町村等からの不満も強く、地域主権実現のためにも、北海道行政基本条例見直し等の中で早急に検討すべきだ。
また、雇用対策、道内航空ネットワーク対策等については、国の対応待ちでなく、道が解決に向け、より積極的に、主体的に取り組むよう求める論議を展開した。
■採択された決議・意見書
(◎は政審発議、○は委員会発議、●は自民会派発議)
◎経済・金融不安から国民生活を守り、社会的セーフティネットの拡充を求める意見書
◎保育所・児童入所施設の環境改善を求める意見書
◎「新過疎法」の制定促進を求める意見書
◎エコポイント制度並びにエコカー補助金の継続実施を求める意見書
◎農山漁村の多面的機能を維持する施策の推進を求める意見書
◎保険でよりよい歯科医療の実現を求める意見書
◎私立専修学校に対する財源措置に関する意見書
◎戦没者の遺骨収集の完遂を求める意見書
○食料自給率の向上と食の安全安心の確保に向けた食品表示制度の見直しに関する意見書
○北海道農業の持続的な発展に資する戸別所得補償制度に関する意見書
○「コケイン症候群」の難治性疾患克服研究事業調査研究対象疾患及び小児慢性特定疾患 の難病指定を求める意見書
○電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等を求める意見書
●「事業仕分け」による廃止等事業の見直しを求める意見書
●国として直接地方の声を聞く仕組みを保障することを求める意見書
●自衛隊の体制維持を求める意見書
●社会保険庁処分者の日本年金機構への再雇用を認めないよう求める意見書
●鳩山総理の親族からの資金供与について説明責任を果たすよう求める決議
※「『事業仕分け』による廃止等事業の見直しを求める意見書」以下の5本は、自民党が、政権批判のために、地方議会に大量の意見書等の提出を求めた動きに沿ったもの。
我が会派は、政権公約実現、新年度予算編成に向け、従来政策の点検作業や見直し議論等が行われる中での意見書提出は拙速であるなどとして反対した。
■委員会等における主な質疑
(1)常任委員会・特別委員会
○総務委員会では、小林郁子(札幌市中央区)議員が11月4日に公共事業再評価について、12月9日に政策評価制度の見直しの基本的な考え方について質疑。
○総合政策委員会では、段坂繁美(札幌市中央区)議員が11月25日にコンピュータソフトウェアの管理について、北口雄幸(上川支庁)議員が12月9日に行政刷新会議の事業仕分けによる本道への影響について質疑。
○環境生活委員会では、星野高志(札幌市東区)議員が11月25日に地球温暖化対策について、中山智康(伊達市)議員が12月9日に交通安全対策について質疑。
○保健福祉委員会では、福原賢孝(檜山支庁)議員が11月4日に医師確保対策について、12月9日に北海道の救急医療について質疑。
○経済委員会では、広田まゆみ(札幌市白石区)議員が11月4日に地球温暖化対策を契機とした中小企業支援対策について、橋本豊行(釧路市)議員が11月4日に丸井今井旭川店及び札幌西武の閉店に伴う現状について、12月9日に雇用対策について質疑。
○農政委員会では、北準一(空知支庁)議員が11月4日に冷湿害に伴う被害状況等及び生産費調査について、11月25日に石狩川中流遊水池の農地利用について、市橋修治(後志支庁)議員が11月4日に道営競馬札幌開催について、11月25日に果樹振興について質疑。
○文教委員会では、道下大樹(札幌市西区)議員が11月4日に道立学校の事務改善について、12月9日に北海道障がい者条例と障がい児教育について、沢岡信広(北広島市)議員が11月25日に全国学力・学習状況調査等について、佐々木恵美子(十勝支庁)議員が12月9日に特別支援教育について質疑。
○新幹線・総合交通体系対策特別委員会では、市橋修治(後志支庁)議員が11月4日に 地域航空ネットワークについて質疑。
○少子・高齢社会対策特別委員会では、小林郁子(札幌市中央区)議員が11月25日に 第二期「北の大地☆子ども未来づくり北海道計画」(素案)について質疑。
(2)平成20年度決算特別委員会
20年度の道決算を審査する決算特別委員会(伊藤政信委員長)は、11月9日〜12日に開かれ、企業会計審査で岡田俊之(渡島支庁)議員が電気事業について、石狩湾新港地域工業用水道事業について、北口雄幸(上川支庁)議員が道立病院の決算状況について、佐々木恵美子(十勝支庁)議員が医療安全対策について、新型インフルエンザの対応について、相談支援室の役割について、岡田篤(釧路支庁)議員が道立病院事業について、道立紋別病院移管について、第1分科会(長尾信秀委員長)で高橋亨(函館市)議員が狂犬病予防法に基づく登録及び予防注射の実施について、自治体の判断による温泉掘削の規制について、エゾシカ・ヒグマ対策について、公益法人等への職員派遣について、佐々木議員が社会的養護を必要とする子どもへの就労支援について、北海道における消費生活行政等について、岡田篤議員が地域医療対策について、政策評価について、三津丈夫(帯広市)議員が新幹線の道民理解について、航空行政について、地方分権について、財政の見通しについて、職員のモラールとメンタルヘルスについて、公務員倫理について、東京事務所のあり方について、北口議員が関与団体と職員の再就職について、第2分科会で北準一議員が河川管理について、林業の振興について、地域特性を活かした学校づくりについて、福原賢孝(檜山支庁)議員が治水ダムについて、砂防えん堤について、治山ダムについて、河川における漁業資源管理について、放牧事業について、独法化に伴う農業の研究開発について、農業技術支援会議による地域での取り組みについて、6次産業化について、子どもの健康について、教職員の健康について、指定管理者制度と青年の家・少年の家について、NIE(教育での新聞の活用)について、橋本豊行(釧路市)議員が普及指導員の人材確保について、新規就農者等担い手対策及び育成について、雇用創出推進計画の取り組み結果について、季節労働者の通年雇用化について、斉藤博(函館市)議員が経済・雇用・観光対策について質疑した。
総括質疑では、斉藤議員が、経済・雇用・観光対策について、季節労働者の通年雇用化について、三津議員が道立病院事業について、道立紋別病院移管問題について、道立紋別病院移管問題について、地域医療対策について、新幹線の道民理解について、航空行政について、地域分権について、財政の見通しについて知事に質した。
(3)第4回定例会予算特別委員会
第4回定例会予算特別委員会(日下太朗委員長)は、12月4日〜8日に開かれ、第1分科会(福原賢孝委員長)で梶谷大志(札幌市清田区)議員が生活保護について、道内航空ネットワークについて、段坂繁美(札幌市中央区)議員が孤立死について、夕張市の財政再建について、田島央一(宗谷支庁)議員がエゾシカ対策について、木村峰行(旭川市)議員が知事公約について、市町村財政について、地方分権について、道財政について、道組織の見直しについて、須田靖子(札幌市手稲区)議員が道職員のワークライフバランスの実現について、第2分科会で斉藤博(函館市)議員が良好な景観形成のあり方について、小林郁子(札幌市中央区)議員が第2次北海道食の安全・安心基本計画について、緊急雇用対策について、高橋亨(函館市)議員が道営競馬について、コンビニ問題について、フッ化物洗口のモデル校選定について、市橋修治(後志支庁)議員が北海道観光振興について、学校現場の時間外勤務縮減の取り組みについて、河合清秀(岩見沢市)議員が高等学校通学費補助制度の策定について、新型インフルエンザの被害について、夕張市の教育に対する人的援助について、2010年度の全国学力テストに対する道教委の考え方について質疑した。
総括質疑では、梶谷議員が道内航空ネットワークについて、木村議員が知事公約について、道財政について、市町村財政について、緊急雇用対策について、地方分権について知事に質した。
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北海道新幹線・札幌延伸、不要不急そのもの、公共工事目当ての推進論には、絶対組みしない。←この道議会議員さんは、何を勘違いしてこの日(10月)にブログにかいたのだろう?さっさと滝久美子市議会議員と交代したらどうか?
2009/12/12(土) 午前 9:18 [ ゆづタンの鉄爺さん ]