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日曜日、午前5時前目覚め、起床。
窓外、小雨模様、ぐずついた天気ばかり。
三連休、あいにくの空模様、野外の催し、結局、不参加。
さて、空き時間の利用、かねて調査している道内の再
生可能・自然・新エネルギーの調査レポート。
私の新しい関心事、「石炭地下ガス化」の事。
石炭を地下でガス化して、そのガスをエネルギーとして活用するもの。
9月2日(金)、道南調査の中に組み入れて、室蘭市・室蘭工業大学・板倉 賢一教授を訪ねた。
約2時間余り、説明を聞き、意見交換。
石炭地下ガス化の将来展望、平成20年6月28日、札幌国際プラザ・コンベンションホールで、板垣先生の講演、詳細はネット検索も可能。
日本、総発電電力量の約4分の1、火力発電、石炭に頼っている。
石炭の地下ガス化、地下の炭層に自然に存在する亀裂を利用し、または炭層までボーリングを行って坑内で火薬を爆破するなどして人工的に亀裂を生じさせ、空気や酸素などを送り込みながら点火し、部分的に燃焼させてガス化するもの。
石炭のガス化、個体の石炭を気体・ガス化して、エネルギーに活用、大手企業など、積極的に実証研究、プラントが具体化されているが、地下での石炭ガス化の研究、実証プラントの建設、具体化、残念ながら、手付かず。
石炭・火力発電は、枯渇する化石燃料であること、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出等、課題も抱えているので、日本をはじめ、世界各国、いかに石炭をクリーン利用する為の技術開発が進められている。
その有力な技術の一つに、最も多いのが、固形の石炭をガス化して、燃焼効率を高めて、二酸化炭素を抑制する方法だ。
有名企業が、具体的に取り組んでいる。
石炭ガス化複合発電(IGCC)だ。
もう一つ、「石炭の地下ガス化(UCG)」 の技術を高めて、二酸化炭素回収・貯留技術との組み合わせにより、新たなクリーンエネルギーとしての可能性が、世界的にも、注目されているのだ。
戦前・戦後、北海道は、日本の基軸・基幹エネルギー・石炭の供給基地だった。
道内の至る所、有名炭田、炭坑が多数あった。
しかし、石炭から石油へ、原子力へ、日本のエネルギー政策の大転換、国内炭の活用、採算性が悪くて、結局、相次ぐ閉山、産炭地崩壊、国内の石炭は見捨てられた。
道北、道東、道央の各地域にある、かつて閉山した炭坑の地下には、未利用の石炭・炭層が埋もれている。
痛ましい炭鉱事故の原因の一つメタンガス、逆手にとって、新しいエネルギーに活用できるのだ・・・。
地下最深部にある炭層・石炭、坑道採掘によらず、ボーリングで、人為的に、空気や酸素などを送り込みながら点火し、部分的に燃焼させて、ガス化するもの、そのガスを、エネルギーに活用する技術の確立に注目すべきだ。
重要なエネルギー政策の項目の中に、明確に位置付けする必要あり。
9月16日(金)、小林和男三笠市長、谷津邦夫三笠市議会議長が、民主党北海道・戦略会議の私達を訪ねてきた。
三笠市で、規模は小さいが、室蘭工業大学・板倉 賢一教授の下で、石炭地下ガス化の実験が行われ、成功している。
今度は、実際の炭坑の地下に広がる炭層にボーリングして、人工的に空気・酸素を送り込み、点火して、燃焼させて、ガス化する実証・実験することだ。
旧産炭地の中心都市の一つ、三笠市において、是非、石炭の地下ガス化に関して、実証・実験できるプラント施設の誘致を、国に陳情してほしいと言われた。
極めて、タイムリーな要望。
推定100億トン近い埋蔵量、道内の石炭を生かしたエネルギー確保に、新たな道が拓ける可能性・・・・。
気掛かりは、道内で、新しいエネルギーを創造する「石炭の地下ガス化」に関して、道庁の反応、極めて鈍い。 水力、風力、太陽光、地熱、バイオマス・・・、再生可能・自然エネルギーの宝庫・北海道に、新技術、新しいエネルギーの追加へ・・・。
空知管内の小さな地域からの発信、全道の旧産炭地、炭田のあった各地へ、そして、全国の旧産炭地へ、大きな可能性が広がる。
現在、石炭の火力発電、「輸入・海外炭」に大きく依存。
石油、輸入炭、相手国の戦略物資・エネルギーの一つ、戦争や紛争など何かあれば、輸入ストップ、価格・輸入量、極めて不安定だ。
海外でも、石炭の露天掘り、坑道採掘によらず、地下ガス化により、エネルギーに転換する技術に、大きな注目が集まっている。
日本が、その先端技術の保有国、北海道が発信地へ・・・。
この際、純国産のエネルギー、国内炭の再評価、利・活用の技術開発を再検討、拡大すべきだ・・・。
3・11の東電福島第1原発事故以来、エネルギー政策に、もはやタブーなし、なりふり構っていられない。
脱原発依存、大胆なエネルギー政策の転換、日本の唯一の純国産エネルギー・石炭、旧産炭地の地下に眠る炭層を見直して、石炭地下ガス化の可能性、実用化、具体化に関して、その技術の確立を含めて、国として、しっかりした結果を出して欲しいものだ。
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