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☆★中国訪問・びっくり日記★☆
訪中の印象、びっくりした視察箇所など、最新中国事情のホットコーナーを設けました。
◆中国の「一人っ子」政策、6人の大人が・・・・。
中国訪問中の話題の一つに、「一人っ子」政策があった。
昨今は、その一人っ子を巡って、社会問題化している事象もあるという。
「一人っ子」すなわち、一人の子供の身の回りには、事実上6人(父母と双方の祖父母)の大人が、その一人の子どもを甘やかす、子どもに何でもすべてを与えるなど、親・祖父母による過保護が一般化し、その結果、「自主性の欠ける子」、「自己中心で、わがままな子」、「思いやりのない子」、「体力のない子」、「我慢できない子」が増えるばかりだと、心配していた。
しかも、そうした子供達に対して、英才教育に異常なほど熱心に取り組む親が極めて増えたという。
大都市の小中高生の場合、たとえ裕福な家庭でなくても、塾に通わせたり、家庭教師をつけたりすることが普通、就学前の子どもの場合も、「我が子を賢くしたい」、「天才児に育てたい」と願って、子どもに付き添って英語教室やピアノ教室等に通う親も相当多くなっているという。
そして、もう一つの問題は、大学進学だ。
日本では、2人に1人は高校卒業後大学に進学するが、中国では、未だ8人に1人と少なく、殆んどの親は、自分が大学教育を受けていない事から、子供には何とか大学にやりたいと言う事で、幼児期から勉強一筋の生活を強いているとのことだ。
中国の学歴社会は、日本の比ではないという。
大学を卒業しなければ、いわゆる「まともな仕事」に就くことはできない。
まともな仕事に就くことができなければ、一生、地方の田舎住まい、大都会で暮らすことが認められない社会だ。
訪問した大連市でも、地方から都会に出て、そこで暮らすことを制限する法律の実施を巡って、騒ぎが起こったとのことだ。
日本のように、自由に、自分で選択できる居住権が認められていない。
そんな問題が内在している中国国内、訪問先の広場で、読書に耽る子供達に出会った。
たくさんの若者が、買い物などを楽しんでいた。
メガネをかけた子供達も多かった。
懇談会を催したハルビンの黒竜江大学の学生達の出身地は、中国全土にまたがっていた。
大学の寮生活を楽しみながら、一生懸命、大学生活を送っていた。
日本と同じように、子供達の家庭環境、社会の風潮は、大きく様変わりしたようだ。
子供達の教育問題は、国家の将来を左右する問題だけに、人口問題を超越した「一人っ子政策」のあり方が問われだしていた。
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