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金曜日、午前6時起床、窓外、くもり、目覚め、めっきり遅くなった。
朝の散歩・ウォーキング、滞りがち、反省している。
午前中、マンション管理組合の用事、以後、札幌へ・・・。
札幌往復、日課だが、徐々に、しんどくなりつつ。
さて、道内の電力エネルギーなどの実情調査の続報・・・。
今回は、地熱発電・・・。
9月2日、旧南茅部町(宿泊地)から、森町、八雲町、室蘭市、札幌市へ。
途中の視察場所、森町濁川地区、北海道電力の地熱による「森発電所」へ。
あいにく定期点検中、施設の見学は、次回に持ち越し。
地熱発電所の設備概要、総出力50,000KW、運転開始・昭和57年11月。
もとより、地熱発電、地熱(主に火山活動による)を用いて行う発電のこと。
森発電所がある山の中腹、水蒸気の白い煙、勢いよく立ち上っていた。
地熱発電、再生可能エネルギーの一種、ウランや石油等の枯渇性エネルギーの価格高騰や地球温暖化への対策手法、エネルギーの安全保障の観点からも、世界各国で利用拡大。
当然、地熱発電、温泉豊富な本道、その可能性は極めて大だ。
森町濁川地区の地熱発電、熱水は、ロードヒーティングや野菜栽培に。
熱水を利用したビニールハウス群が立ち並ぶ。
かつて、冬はみんな出稼ぎだったが、地熱の利用により、一年中野菜が作れる地域に変身。
道内、地熱資源の存在を裏付ける温泉多数、しかし、利用は極めて少量。
道経済産業局がまとめた昨年度の総発電電力量実績、火力は、年間212億680万KW全体の5割。
原子力162億5810万KW、水力59億3150万KWと続く。
一方、地熱は1億75万KWと、全体の0・2%だ。
火山国・日本、国内の地熱発電所は、自家発電分を含めて18カ所あり。
発電容量は約54万KW、地熱開発は国の後押しで一時盛んに・・・。
しかし、バブル経済崩壊後の景気低迷、電力需要の伸び悩み、この10年間、1999年に営業運転を始めた東京電力八丈島地熱発電所以降、新たな設置なし。
地熱発電、幾つかの課題あり。
自然環境の問題、地熱資源の8割以上、優れた自然を維持する国立・国定公園エリア内。
地下の蒸気や熱水を取り出す井戸の掘削技術の向上もあり、国の規制緩和で公園エリアの外から斜め掘りも可能に・・・。
規制が緩和されても、地熱開発、大きなリスクの存在、電力事業者に腰を引かせている。
地下資源の掘削、予測ポイントへ、多額な資金投じて深く掘っても、十分な蒸気や熱水を確保できないことも起こり得る。
事業化コストの高さ、大きな障壁、事前調査費や施設建設費など初期投資が莫大。
運転維持費などを含めた発電コスト(1KW当たり)、資源エネルギー庁などの資料、水力8.2〜13.3円、石炭火力5〜6円、原子力5〜5.6円。
これに対し、地熱は16.2円と飛び抜けて高い。
北電も、森地熱発電所の出力、2012年9月に、5万キロワットから2万5000キロワットへ半減方針。
同社は「蒸気量が減り、出力を安定的に確保できない」ことを理由に挙げている。
学者・研究者は、地熱発電について、蒸気や熱水を適量に採取している限り、地熱は長期にわたる発電可能なエネルギー・・・と力説しているが・・・。
地下のことだけに、予測は難しいのかもしれない・・・。
しかし、日本、100以上の活火山あり、世界有数の火山国だ。
地熱の潜在資源量、アメリカやインドネシアに次ぐ。
原発事故を機に自然エネルギーに注目が集まる。
さまざまな課題を抱えながらも、地熱利用を模索する動き。
今年6月、出光興産(東京)と国際石油開発帝石(同)、北海道と秋田県で地熱開発の共同調査を行うと発表。
先に後志管内赤井川村の阿女鱒(あめます)岳地域で、発電事業の可能性を探る地表調査に着手した。
出光の広報担当者、「国内には有望な熱源が豊富にある」と強調、中でも「北海道は有力地」と期待されている。
火山帯の地中に広がる純国産エネルギー。
熱・温度差を利用した小規模発電の実証研究が活発化。
資源開発会社中心の地熱開発から、「低温地熱」発電に新規参入が顕著。
「温度差」発電、熱湯や蒸気を流すだけで発電できる世界初の「熱発電チューブ」の開発に成功、2018年度の実用化を目指し、新たな地熱技術の登場で、産業界がにわかに活気づいてきたという。
脱原発依存の機運が高まる中、様々な自然エネルギーに対して、熱い期待を寄せたい。
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2011年09月16日
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