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午前6時目覚め、起床、穏やかな天気。
今週も、慌ただしい一週間、ブログ更新、ままならず・・・。
今日の札幌市内、日中、無数の雪虫、飛び交って、冬間近。
さて、今週初めの道南出張、宿泊したホテル、函館・五稜郭地区。
18日・火曜日、気温8℃、寒さ、ふるえながら初めて昇った五稜郭タワーからの展望、函館市内が一望、五稜郭、名前・形の通り。
函館山と函館港、雲の間から太陽の光、射し込む様子、あたかも、神の天昇降臨、何かの兆し・・・。
暗示めいた光景。
雲間からの光、方角、刻々と、形を変えた。
市内の遠望、街の景色を忘れて、滅多に遭遇しないシャッターチャンス、無我夢中。
それにつけても、山々、平地、街路樹、紅葉が真っ盛り、そして、駆け抜けて行く。
素晴らしい景色、また来年まで、お預けか・・・。
明日、三笠市へ。
三笠市開庁130年記念事業、石炭エネルギーシンポジューム、石炭の「地下ガス化」に関する記念講演会を傍聴。
かつて、石炭の街、エネルギー基地として栄えた三笠市や空知管内・近隣の旧産炭地。
石炭地下ガス化、天昇降臨、地域再生の新しい起爆剤へ・・・。
新たな石炭エネルギーの活用をめざす“石炭地下ガス化”について、しっかり勉強、新しい産業への活用可能性を探る催し。
風邪が流行だした。
午後からの催しの参加、体調管理万全で・・・。
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日記帳・エネルギー
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午前6時過ぎ、今朝、函館市内のホテル、目覚め、起床。
天気、晴れ、初冬から本来の秋の陽気、天候回復だ。
昨晩の外気、気温、暖房とオーバーがいるほどの低温、初冬の風だった。
昨日から、道南の自然エネルギー調査、2回目。
森町の「北海道電力森地熱発電所」を訪問。
山の中腹に建てられた地熱発電所施設内の説明、設備、水蒸気の採掘と還元の現場を見せてもらった。
森発電所、昭和57年11月運転開始。
森町濁川地区、かつて、1万数千年前の噴火で出来た倒立円錐型の窪地、噴火したカルデラ盆地に設置された世界にも類を見ない地熱発電所。
蒸気生産部門の生産井戸10本、還元井戸10本、気水分離器3基、減圧器3基、蒸気輸送管は約1500メートル。
W、一次蒸気は162℃、二次蒸気は120℃・・・。
生産井戸の深さ、深度655メートル〜3250メートル。
還元井戸の深さ、深度498メートル〜2383メートル。
火山地帯、地底のマグマ溜まりからの熱伝導で温まった地熱貯留層への井戸から噴射した熱水・蒸気の力で、タービンを回し発電するのだ。
冷却塔から吹き上がっている水蒸気、白くたなびいているも、水蒸気に含まれる人間に影響があってはいけないガスを拡散させるため、盆地の山の上、高い場所に建てなければならないとのこと。
もちろん、ガスの影響が心配なければ、平地に設置することは可能、道外の地熱発電所で平地に建てられた発電施設があるとのこと。
白い水蒸気を吹き上げている冷却塔、温水を外気で冷やし、冷却水を作り、さらに、復水器へ送られて蒸気を冷却する仕組み。
そして、取り出された熱水・蒸気は、冷やされて、また還元井戸で、地底に戻される。
水蒸気、温水、冷やされるまでの間に、森町の農業用ビニールハウスの暖房などに活用、大きな成果を上げている。
まさに、再生可能、自然エネルギーの典型も、環境問題、井戸のボーリングリスク、巨大な設備投資など、高いハードル、難しい条件多数・・・、容易なことではないという。
道内、活火山、温泉地多数も、規制や条件の厳しさ、実際の地熱発電の適地は、余り多くなさそうだ。
そんな感想を抱きつつ、地球相手の地熱発電のリスク、関係者の努力、並大抵ではない。
今日の帰路、鹿部町まわり、地域の名物、間欠泉・・・。
往復、約700㎞、小春日和、あまりの陽気、最後の天気かも知れない。
真っ青、快晴に恵まれ、駒ヶ岳の雄姿、秋空に映えていた。
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10月15日、土曜日、雨模様の朝、午前6時過ぎの起床。
日の出、めっきり遅くなった。
12月・冬至まで、日の出、日没、すっかり変わり、夜が長く感じる。
さて、最近の「再生可能・自然・新エネルギー」に関する調査で、伺った研究機関の新しいエネルギー開発の取り組みについて報告だ。
それは、新たな天然ガス資源として期待される「メタンハイドレート」の研究。
10月6日(木)午後2時、札幌市内・豊平区にある「独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)・北海道センター」を訪問した。
北海道センターの所長さん、研究センター長さんから、研究施設の内部、いろいろな設備を見せてもらった。
写真は、新しいエネルギーになるメタンハイドレートの炎
付属機関である「メタンハイドレート研究センター」、そこが、この研究開発の拠点。
この新しいエネルギーである「メタンハイドレート」は、日本の周辺海域はもちろん、世界的に分布している。
北海道にも、数千メートル海底の地底、太平洋の日高沖周辺に、広く分布している。
しかし、まだまだ、深い海底の地底での採掘技術、商業ベースの天然ガス化に向けた難題が立ちはだかっている。
写真の説明、メタンハイドレートの保存容器
見た目は、氷の形状、超低温で保存
溶け出すと、氷の結晶・組織の中から「メタンガス」が発生する。
メタンハイドレート、その中に含まれる「メタンガス」を、新しいエネルギーに利用するもの、新たな「天然ガス」と期待されている。
生産に向けた手法・技術は、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構と共に、カナダ極域で、陸上で産出されるメタンハイドレートで実証実験が行われた。
今後は、数千メートルの海底の地底から採掘する場合の「減圧生産手法」の実証実験が残されているという。
写真、「減圧生産手法」を確立した実験プラント
その場合、この新しい天然ガス資源の生産が、商業的生産ベースに乗ることが出来るどうかが課題。
技術開発後に、遅滞なく商業化するための技術移転や人材育成を行う世界的な中核拠点をめざしていくとのこと。
画期的な新エネルギーの研究開発、北海道から世界的な研究拠点へ深化しようとしている。
研究室、私達の目の前で見せてもらった「メタンハイドレート」の青い炎、画期的な新しいエネルギーに進化するのが待ち遠しい。
写真、燃え尽きたあとのメタンハイドレート
(周りの熱を奪って、氷・雪状態になっている)
十分ではないが、当日の写真をまじえて、取り急ぎの報告だ。
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午前6時、少しゆっくりした起床。
昨日、今日、秋らしい晴れの天気、明日から下り坂の空模様。
長距離運転の疲労、気怠さ、やっと一息。
今日は、地元と札幌往復、来週の準備。
さて、今回の道東方面の出張、仕事の続報。
二日目の鹿追町、十勝管内、なだらかな平野が広がる畑作地帯。
一方では、大雪山国立公園の一部を構成する山岳地帯、然別湖など観光地を有する。
鹿追町、北海道を代表する洋画家・神田日勝氏の美術館がある。
才能を惜しまれながら昭和45年に32歳の若さで病死、代表作のほぼ半数を常設展示する美術館がある。
多くの文化施設、神田日勝記念美術館、福原美術館、郷土資料室、ミネルヴァ美術館、斎藤斎美術館、古賀喜久雄ギャラリー、真野正美ギャラリー、鹿追焼ギャラリーなと、文化施設多数。
「鹿追そば」も有名、おばあちゃん達がお仲間で経営しているお蕎麦屋さんで昼食。
食後の午後1時、鹿追町役場訪問。
町長さん、課長さんから、家畜糞尿を利用したバイオマスの有効活用に関する取り組みの説明と施設を見せてもらった。
バイオマス、私達のイメージでは、「臭い、汚い、不潔・・・」、そんなイメージを抱くが、清潔に、管理・運営されている。
鹿追町環境保全センター、平成19年10月より稼動、市街地周辺の環境対策、基幹産業である農業・畜産農家と連係して、バイオガスプラントから生産されるバイオガス(メタンガス)の利活用を推進、更に、副産物として、有効な有機肥料にする取り組みは、おおいに参考になった。
搬入された家畜糞尿から、メタンガスを取り出すタンクが4基、有機肥料になる消化液を溜めるタンクが3基、家畜稲わらを堆肥にする施設1棟。
道外の高校・高校生の修学旅行の見学先にもなって、研修棟もある。
鹿追町のバイオマスプラント、農家の乳牛1400頭の糞尿を利用、発電量は4000KWH/日、住宅460戸分、発熱量は13500Mcal/日、メタンガスは役場の公用車に利用。
発電設備はドイツ製、大規模な発電容量を備えた機器は、外国製に頼らなければならないという。
町の環境保全センターの規模、道内では、別海町にただ一カ所あるのみ、ほぼ全国一だ。
副産物の有機肥料である消化液、土壌改良剤として引き合いが多数。
試験栽培された「サツマイモ」を見せてもらった。
町長さん、町内の新しい作物、スイーツの食材として、その可能性を追求したいと抱負を語っていた。
地域の環境対策として、地産地消の自然エネルギーとして、そして、基幹産業である畑作の有機肥料として、余すことなく活用されている家畜糞尿のバイオマスは、北海道らしい自然エネルギーの拡大につながるものだ。
ローカルな自然エネルギーの積み重ね、ネットワークの構築によって、原子力発電に頼らなくてもいい、安全・安心な未来を築き上げていかなければならない。
そんな希望を、確信を抱かせるような、エネルギーに関する政策展開を、北海道から発信して行かなければならない。
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11日、12日、2日間の遠出、やっと終わった。
昨晩、夜8時前の帰宅。
寝不足、疲労、10時前に就寝。
今朝、午前5時45分、目覚め、起床、晴れ。
今回の仕事、初日は、最初に、北見工業大学にお邪魔して、「潮流」発電の研究を手がけている先生と懇談。
オホーツク海に面したサロマ湖の海の湖口の海底に、潮の流れの力を使った「潮流発電」システムの実験プラントを起ち上げたいと言うものだ。
さらに、北海道は積雪寒冷地域、真冬の冷気・温度差の特性を利用した「ガス(例えばCO2)ハイドレート」膨張発電の研究も聞かせてもらった。
オホーツク海に面した網走管内の気象、地理的な特性を活用した、潮流、ガスハイドレート、太陽光の組み合わせ、自然エネルギーだけの構成で、自立をめざした「サロマ湖グリーンマイクログリット」構想の話、興味深く聞かせてもらった。
2カ所目は、津別町にある道産材を使った合板用単板を製造している会社と工場を訪問。
原木から合板用単板を製造する過程で出てくる「木屑」を使った木質バイオマスコージェネレーション設備を利用し、発電と排熱蒸気による工場全体の電気、合板を乾燥させるエネルギーを、全量まかなっている。
訪問した会社では、社長さん、工場長さんなど、関係者から木質バイオマスコージェネレーション設備を起ち上げるに至った経過の説明を受けると共に、バイオマスエネルギーセンターを見学させてもらった。
更に、丸太の原木から、合板が出来るまでの製造ラインも見学させてもらった。
工場内は、撮影禁止、紹介出来ないのが残念。
工場内で使用する、電気・熱のほぼ100%を、木質バイオマスコージェネレーションで賄っている事業所は、国内でも希な存在。
バイオマスエネルギーセンターで作られた電気と熱は、道民が使用する5万人分の年間の灯油暖房量、原油に換算すれば、2万4千㍑に匹敵するとのこと。
ゆくゆくは、町内で使用する電気エネルギーの相当部分も、まかなう事が出来るシステムだ。
この事業所の事例を参考に、規模の大小は別にしても、木質バイオマスエネルギーの活用は、全道各地で、実現可能性が高い。
地域の身の丈にあった地産地消エネルギーの模範、しっかり、具体化を推し進めたいものだ。
次回は、農業・酪農が基幹産業の町、鹿追町の家畜糞尿を利用したバイオマスエネルギーの話。
今回の調査、現地訪問、2日間で、走行距離770キロ。
途中の車窓の風景、すっかり紅葉。
道東を一周、網走管内から十勝管内、帰路は、途中から雷、雨、早い日暮れ。
長距離運転の後遺症、肩こり、気怠さ、若くないという事を自覚させられる・・・。
来週は、もう一カ所の調査、現地訪問、、渡島管内の森町、函館市へ・・・。
北電の地熱発電所の調査、自然エネルギーの典型的な事例、しっかり、体力回復だ。
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