瀬田 葉月の「南の島の静謐な日々」

あけましておめでとうございます。ブログ再開しました!

Flotsam&Jetsam

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漂着物学会にも加入しているマニアな私のビーチコーミングの記事。
ガラスの浮きに漂着種子が満載です。
ファン限定にはかなりレアものがありますよ!
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なかなか再開できずにおりましたが、ここへきて皆様のお力をお借りしなくてはならない状況になり、戻ってまいりました。

写真は学部の卒業証書、それから成績優秀者の表彰状です。成績優秀者は台湾学生も一緒の順位で3位以内に出されるものでかなり難しいです。最終学年にとれたことはとてもよかったです。
それから突出して優秀な修士学生に出される奨学金の証書です。
現在は修士認定をうけて博士課程に在籍中の博士課程学生です。

ここまで来ました。でも、私の奨学金は学費と生活費を賄えばそれで終わり程度の額なのです。
研究費はいくらか指導教授から出ますが、採集のための旅費は自分で賄わなくてはなりません。
現在は学業の他に翻訳、通訳の仕事をしてそれをなんとか賄っています。

日本で学位をとるなら、テーマは指導教授の提示したものをやればいいし、方法論も教えてもらえますし、旅費も出ます。
ただ、私は自分でやりたいテーマが決まっていたので日本のシステムを飛び出したわけです。
ここで私は自分で選んだテーマの研究をしていますが、指導教授は直接方法論を教えることはできないのです。だって先生の専門とはまた違うものだから。
しかも旅費は自分で賄わなくてはなりません。

爪に火をともすような暮らしをしながら、それでも何か所かには採集に行き、ある程度の知見も得られました。
もともとワニグチモダマに関してはこのブログでもずいぶん前から情報を出してきました。

私がここまでくるのに時間がかかっている間に、海流散布植物は結構な人気テーマになってしまいました。
すでにワニグチモダマに触手を伸ばしている日本人研究者いるのです。
豊富な資金をバックに来られては私ひとりではとても太刀打ちできません。

そこで、私が自身で得た知見はここで先に公開していこうと思います。
豊富な資金がバックにあるチームに私はたった一人で立ち向かわなけれなならないのですから。
ワニグチモダマに興味を持ってくださったみなさま、面白いと思ったらぜひ、どんどんトラックバック、引用して広めてください。
瀬田葉月という天涯孤独な女がたった一人で異国で頑張っているよ、って。

今書いている小さな論文は漂着種子の情報満載のものになります。写真もいっぱいです。
書き終えて発表できたら、その後は頒布できるように、または本にできるように今動いているところです。

あと2年半で博士がとれます。
これからの道のりは険しくはないですが、変わらず貧乏との戦いになります。
海流散布種子について情報があればどうぞ助けてください。
私はプロ研究者ではなく、アマチュア出身ですから決して皆様の情報を盗んだりしません。
使わせていただく時は許可を得て、お名前も明記いたしますので。

寝る間も惜しい生活ですが、こちらの更新もまたしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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初葵

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冷たい風が運んできたのは韓国系の漂着物。
ハングルが風に舞う浜は恐ろしく寒くて、島に来て初めての寒さでした。
昨日から寒さも緩んで、今日は気持ちよい東風がたゆとうていました。
空気は冷たいのですが、陽射しがありますもの。
仕事前の夕方浜歩きに出てみました。

先日の初うさぎに続いて、今日はなんと初葵!
ほんの欠片なのですが、島では初めてのペイパーノーチラス。
遠く台湾、澎湖では拾ったのですけどね。
小さな欠片を手にのせて、しばし感慨にふけっておりました。。。

見つけた場所で得意のローアングル写真。
今日ももちろんモダマポーズで。
誰にも見られてないなんて思ってるのは自分だけ。
島のおじいなんかがぎょっとしているのかもしれません。

そうそう、今日はひさしぶりに水中花の麻雀牌をみつけました。
オレンジの大きいタイプ。
そろそろコンテナの中身、少なくなってきたのでしょうか。

種子類もぽつぽつ。
今年は赤プクタイプが少ないかな。

これからしばらく強烈に忙しくなります。
次の浜歩き、いついけるかな。。。

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初うさぎ

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今日はこの冬一番の冷え込みでした。
魚も、イカも浮くかもしれない。
本当は日の出前に家を出て、ゆっくり浜歩きしようと思っていました。
しかし、ここのところの忙しさに重ねて酷い睡眠不足。
体力温存のためにと言い訳して朝寝してしまいました。

昼過ぎ、天気雨の中を浜歩き。
どこかでキツネのお嫁入り?
ずいぶん立派な嫁入り行列に違いありません。
だって、お昼間はずーっと奇妙なお天気でしたもの。。。。


足跡だらけの昼の浜。
青い紡錘浮きはいっそう濃いストランドラインを形成していました。
韓国系のゴミが多かったかな。
そろそろ韓国の可愛いミカン玉が流れ着くのかもしれません。

そうそう、今日はやっと「初うさぎ」拾いましたよ。
ビーチコウマーのみなさまが続々干支のウサギものを拾っているというのに、私だけは出会えず。
出会えたのは可愛いウサギの風船。
台湾製かな。ちょっと異国風で可愛くないのがカワイイかも。
そのほかに種子類も少し拾えましたよ。
でも、残念ながらイカは浮いていませんでした。
おいしいイカてんぷら、食べたかったな。。。


今年の抱負。
前半は「馬のように」駆け抜けようと思います。
猪突猛進ではなく、パワフルに美しく。
あんたは今年のあたしなの。
漂着馬にそう囁きかけてポーズをとってもらいました。
彼女はとっても感性豊かでした。
「あ、こんなところにシナアブラギリが、」
ですって。
「それはね、台湾で真っ白な花を咲かせるのよ。
雪のような花見ができるのよ。
私もいつか見にいきたいの。。。」


明日も少し、浜歩きできればいいな。
冷たくなった鼻先をこすりながら、ゆっくりと帰ってきました。

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今日の漂着物

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あれだけの紡錘浮きが来ていたのですから、漂着物もそこそこでした。
ガラス玉も、種子類も。
あまりの寒さに鼻をすすりながらの浜歩きですから、獲物があってよかったです。
これで手ぶらで帰るとなったら、またリベンジにこなくてはなりません。


今日は海鳥の漂着が多かったです。
写真のものは多分ミズナギドリの仲間。
プラスチックのような樹脂のような、独特の臭いがしましたから。
この臭い、本当に強烈なんですよ。
強く臭うというのではなく、いつまでも残る感じ。
以前に生きたまま漂着した個体を木陰に移したとき、手についた臭いがいくら洗ってもとれませんでした。

死が苦手、という感覚。
本体が死んでも臭いが残っている。
腐敗臭ではなく、生きていたときの臭いが残っているというのがたまらないんですね。
。。。いつまでも神経質ではいけないと思うのですが、こればかりはなかなか治りません。

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青い紡錘浮き

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内地と同じように寒い日が続く南の島です。
毎日が曇り、毎日冷たい雨、北風だけがほどほどに吹き続けています。
この風にのって今年も青い紡錘浮きがやってきました。
どの浜にも青いストランドラインを描いています。

寒い中ビーチコウミングに出かけたのは、実はこれが気になったから。
そろそろ来るはずだという予想を立てていました。
予想的中。
へたった漁具を誰かが気まぐれに捨てたのではない。
ましてや沈船から流出したものでもない。
やはりある時期特有の漁に関係した漂着に間違いは無いでしょう。

形状は同じですが、新しいタイプのメーカー名のものが多いです。
これは新しい浮きを発注して、漁が継続していることを示します。
同型のベトナム浮きの漂着が増えていることも、この漁法の広がっていることを示唆していると思うのです。
刺し網系ではなく、養殖系ではないかと睨んでいるのですが。
今は多忙を極めているのでこれ以上踏み込めませんが、いずれ近いうちに詰めようと思っています。

構成要素には青いオレンジ浮き、中国ではカシューナッツと呼ばれている豆浮き、紫色のものもありました。
寒波のもたらすこの北風にのって、まだまだ紡錘浮きは沢山やってくるでしょう。
澎湖の浜にもありました。きっと今年もあるのでしょう。。。

浜の首飾り、青い首飾りの情報がありましたらどうぞお知らせくださいね。


他の漂着物のお話は日付が変わってから。

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