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12.あれから/Kiss the baby sky
ベランダに積もった雪で、小さな雪だるまを作る。
「なーにやってんの?」
ふわり、と後ろからあたたかい感触に包み込まれた。
ジェルミだ。
「雪だるま、つくってたの」
二つ並んだ雪だるまを指差し、肩に乗ったきれいな横顔を見上げて微笑む。
ジェルミもにっこり微笑んで雪だるまに手を伸ばす。
「むかしさぁ、こんなドラマあったよね」
「冬ソナ?」
「そうそれ!」
こてん、と二つをくっつけて、嬉しそうに笑うジェルミ。
私も一緒になって笑う。
この人はいつもそうだ。
言葉一つで私から涙を奪って、
表情一つで私に笑顔をくれる。
半年前、始まってすらいなかった恋に流した涙は、
あの日受け取ったジェルミの気持ちでいつの間にか渇いて、
気付いた時にはもう、私の心の中にはジェルミでいっぱいになってて、
彼といるだけで、私は笑顔になれた。
だから昨日、私も、私の気持ちを彼ににあげたの。
ありがとう、ジェルミ。
私のそばにいてくれて、ありがとう。
私を好きになってくれて、ありがとう。
大好きよ。
ねぇソヒョン、知ってる?
俺は、君の笑顔のもとになりたいってあの日言ったよね。
だけどあれから、笑顔をもらってたのは、俺の方なんだよ?
君といるだけで、毎日が輝いて見えたんだ。
君といれるだけで、俺は幸せだったんだよ?
「私はジェルミ君の気持ちを受け取ったまま、なんのお返しもしてないなって気付いたの」
「だからね、だから…今度は私の気持ちをあげる」
「私もね、あなたのことが好きよ」
昨日君はこう言って、恥ずかしそうに笑ったね。
君はたった一言で、俺を有頂天にさせて、
その表情一つで、俺を魅了するんだ。
ねぇソヒョン。
やっと、君を手に入れたよ。
幸せすぎて、どうしたらいいかわかんないや。
「ねー、ソヒョン?」
「ん?なぁに?」
俺のそばにいてくれて、ありがとう。
俺と出会ってくれて、ありがとう。
俺を好きになってくれて、ありがとう。
「…ノムノム、サランヘ」
ぎゅうっと抱きしめる腕に力をこめて、俺は空を見上げた。
すっきりとはれた大空が、どこまでもどこまでも、広がっていた。
〜Kiss the baby sky end〜
いやはや、やっと完結しました。
ここまでお読みいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
またそのうち、あとがき、と称した呟きを書くかもしれませんので、
ご挨拶はその時に改めて。でわでわ^^
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どきどきしながら、3本続けて読みました!
正直もうちょっと、二人の物語読みたかったな〜。
続きは…ある?
2011/3/31(木) 午後 5:25
3本、一気読み〜!!
ジェルミの笑顔にいやされるぅ。
もっと、二人のドラマが欲しかったよぉ。
番外編の番外編・・だめかな?リクエスト。
2011/3/31(木) 午後 9:54 [ ションご ]