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Always love you 1

えー、ごぶさたしてます。
前回のジェルミ編、わりと好評?で…ありがとうございます^^
でもわたしの都合で中途半端なところでいったん切って、
ハッピーエンドをくっつけた感じになってしまって
不完全燃焼気味(笑)だったのでぇ
今回は、Kiss the baby sky 11 と 12 の間をつなぐお話です。
4月って思った以上に忙しくって超カタツムリ更新が予測されますが
あたたかく見守っていただけたら幸いです^^
 
 
 
1.プロローグ/はじめのいっぽ
 
「待ってるから。ソヒョンが俺の方向いてくれるまで、ずっとずっとまってるから」
 
私の手を引いてバスから降りると、真剣な目をしてジェルミ君はそういった。
 
「でも…」
「だいじょーぶ。俺、こう見えて結構、気が長いんだよ?」
「そーうことじゃなくって…」
「ソヒョンがーさみしくなったり、かなしくなったりしたときは、こーやってそばで手、握ってあげる」
「それで、笑顔にしてあげる」
「だから、そばにいさせてね?」
 
太陽みたいな笑顔を向けられて、
私もつられて笑顔になる。
 
「あ、わらった!」
 
ほんとだ。魔法みたい。
 
「さぁて、送るよ!家はどっち?」
「え…と」
「あ!今変なこと考えてたでしょ!?」
「え!?やっ別に…」
「送りオオカミとかしないから、心配しないでよね!もぉ」
「はいはい(笑)こっちだよ」
 
私たちは当たり前のように手をつないで、
いろんな話をしながらウチに帰った。
 
「ここ?」
「うん」
「宿舎から、結構近いよ」
「そうなの?しらなかった」
「じゃあまたきていい?」
「じゃあって(笑)いいよ」
「やった!」
「はい、じゃあもう帰ろうか?」
「えー。じゃあ、うちにはいるまで、ここでみてる」
 
マンションに入って、5階の自分の部屋に入ると、ベランダに向かう。
みおろせば、かれがこっちをみあげていて、目が合うと嬉しそうに手を振ってくれる。
私も振り返すと、お休みってくちを大きく動かして、彼は歩いて行った。
途中で何度かふりかえる、その後ろ姿を、見えなくなるまでベランダから見送る。
これが私たちの始まり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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Kiss the baby sky 12

12.あれから/Kiss the baby sky
 
ベランダに積もった雪で、小さな雪だるまを作る。
 
「なーにやってんの?」
 
ふわり、と後ろからあたたかい感触に包み込まれた。
ジェルミだ。
 
「雪だるま、つくってたの」
 
二つ並んだ雪だるまを指差し、肩に乗ったきれいな横顔を見上げて微笑む。
ジェルミもにっこり微笑んで雪だるまに手を伸ばす。
 
「むかしさぁ、こんなドラマあったよね」
「冬ソナ?」
「そうそれ!」
 
こてん、と二つをくっつけて、嬉しそうに笑うジェルミ。
私も一緒になって笑う。
 
この人はいつもそうだ。
言葉一つで私から涙を奪って、
表情一つで私に笑顔をくれる。
 
半年前、始まってすらいなかった恋に流した涙は、
あの日受け取ったジェルミの気持ちでいつの間にか渇いて、
気付いた時にはもう、私の心の中にはジェルミでいっぱいになってて、
彼といるだけで、私は笑顔になれた。
だから昨日、私も、私の気持ちを彼ににあげたの。
ありがとう、ジェルミ。
私のそばにいてくれて、ありがとう。
私を好きになってくれて、ありがとう。
大好きよ。
 
 
 
 
ねぇソヒョン、知ってる?
俺は、君の笑顔のもとになりたいってあの日言ったよね。
だけどあれから、笑顔をもらってたのは、俺の方なんだよ?
君といるだけで、毎日が輝いて見えたんだ。
君といれるだけで、俺は幸せだったんだよ?
 
「私はジェルミ君の気持ちを受け取ったまま、なんのお返しもしてないなって気付いたの」
「だからね、だから…今度は私の気持ちをあげる」
「私もね、あなたのことが好きよ」
 
昨日君はこう言って、恥ずかしそうに笑ったね。
君はたった一言で、俺を有頂天にさせて、
その表情一つで、俺を魅了するんだ。
ねぇソヒョン。
やっと、君を手に入れたよ。
幸せすぎて、どうしたらいいかわかんないや。
 
「ねー、ソヒョン?」
「ん?なぁに?」
 
俺のそばにいてくれて、ありがとう。
俺と出会ってくれて、ありがとう。
俺を好きになってくれて、ありがとう。
 
「…ノムノム、サランヘ」
 
ぎゅうっと抱きしめる腕に力をこめて、俺は空を見上げた。
すっきりとはれた大空が、どこまでもどこまでも、広がっていた。 
 
 
 
〜Kiss the baby sky  end〜
 
 
 
 
 
 
 
いやはや、やっと完結しました。
ここまでお読みいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
またそのうち、あとがき、と称した呟きを書くかもしれませんので、
ご挨拶はその時に改めて。でわでわ^^
 
 
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Kiss the baby sky 11

11.告白/Baby, listen to my love...
 
斜め前にすわるヌナの横顔に向かって、俺は呟き続けた。
あの雨の日の出来事を思い出しつつあるヌナに、
ゆっくり、やさしく、
俺の想いが伝わるように。
 
「でね?ちょうど…3ヵ月ぐらい前、かな。土砂降りの日で」
「ちょっとやなことがあって、バイク飛ばして、このバスに乗りに来たんだけど」
「乗ってみたらさ、先客がいたんだ。女の人でね」
「いっつも貸し切りみたいなもんなのに…珍しいなって思ってその女の人のこと、後ろから見てたんだけど」
「その人、泣いてた」
「ずっと泣いてて、俺より先に乗ってたのに、俺が一周終わって降りる時もまだ泣いてて」
「なんか気になっちゃって、その人に声かけたの」
「そしたらぁ」
「顔あげたその人が、すっげ、きれいで」
「だいじょぶですか、って言うだけのつもりだったんだけど、なんかどうしていいかわかんなくなっちゃって」
「思わず、このバスは魔法のバスだから…っていっちゃったんだ」
 
ぴく。
ヌナが小さく反応する。
思わず後ろを向きそうになってるから、
まだダメ、って言ってもういちど前を向かせる。
 
「魔法のバスっていうのは、俺の大事な秘密なんだ。ほんとに大事な人にしか教えられない秘密だったんだけど、でも」
「初対面の、全然知らない女の人に教えちゃった」
「どうしてかな?不思議だよね。自分でも不思議だったんだけど」
「それからずっとその人のことが頭から離れなくて」
「その人のことばかり考えてたら」
「ある日俺の前に現れたんだ…カメラを持ってさ」
 
今度こそ、俺の方を完全にふり向いた。
でも今回は、もう前を向かせることはしないで、
びっくりしたように大きく見開いたヌナの瞳を見つめながら話し続ける。
 
「運命だ!って、俺、すごくうれしくて。その人のことばっかり見てたんだけど」
「その人は俺じゃない人のことばっかり見てて、あぁ、好きなんだってわかって」
「あっさり失恋?しちゃったんだけど。俺ってあきらめ悪いから」
「まだ、その女の人のことが好きなんだ…ね、ヌナ。誰のこと言ってるか、わかるよね?」
 
ヌナは本当に驚いた顔で俺を見てる。
ちょっと頬が赤いな。
それはお酒のせい…だけじゃないよね?
 
「あ、あの…ジェルミ君、私…」
「ヌナがシヌヒョンの事が好きで、でも彼女がいるから無理だってわかって泣いてたのも、俺、知ってるよ?」
 
目が泳いでる。
 
「こっち向いてよ、ソヒョンヌナ。俺を見て?」
 
「俺だったら、ヌナを泣かせたりなんかしない。俺はヌナの笑顔の素になりたいんだ」
「だから…さ?これからは、俺を見てよ。」
「俺は、ヌナ…いや、キム・ソヒョンのことが好きだよ。ひとめぼれ、したんだ」
「今すぐ好きになってなんて言わない。ただ…俺の気持ちは受け取って?」
 
 
 
 
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Kiss the baby sky 10

10.デジャヴ/remember
 
片手をあげたジェルミ君の前に止まったバスの扉が、ぷしゅぅ、と間抜けな音を立てて開いた。
ちらりと私の顔を見て、手を引っぱる。
どうやら、これに乗るつもりらしい。
彼の意図はイマイチ理解していなかったけど、
とりあえずおとなしくついていくことにした。
 
お客は誰も乗っていない。
そりゃそうだよね?
こんな時間だもの。
貸し切り状態のバスの、向かって右側の後ろから3列目の席に私を座らせ、
ジェルミ君自身は一つ後ろの席に私の斜め後ろになるように座った。
 
「ね。どうして、バスに乗る「後ろ向いちゃ、ダメ」
 
振り向いて素朴な疑問をぶつけようとした私は、
ジェルミ君の両手に頭をはさまれて、くいっと前をむかされた。
 
「………。」
 
暫しの沈黙。
バスは順調に道路を走っていく。
半分くらいまで来たけど、まだジェルミ君は無言。
気になる…けど後ろ向けないし。
あ、後ろ向かなければ、いいのよね?
 
「ね!ジェルミ君ってばー」
「んー?」
「どしたの?」
「何がぁー?」
「だから…どこに行くつもりなの?」
「………。どこにも」
「えぇ?」
 
無気力な答えばっかりかえってきて、埒が明かない。
どうしたものかな。
降りるって言っちゃう?
そんなこと考えながら後ろを振り返ろうとすると
 
「だから、前向いててってば」
 
ぐい、とまた前に戻される。
 
「………。」
 
私の不機嫌なオーラがつったわったのか、ジェルミ君は漸くまともに話し出した。
シートの背もたれに腕とアゴをのせて、
やさしくてちょっとハスキーな声で、
ゆっくりとささやく。
 
「あのね、俺さ。このバス、すっげー好きで良く乗るの」
「どんな時に乗ると思う?」
「イライラした時とか、悲しくて、落ち込んでる時とか、まぁいろいろなんだけど」
「このバスに乗ってぐるって一周するとさ、不思議と気持ちがリセットできるんだ」
「一周して降りたら、元の自分に戻れる。なんでだと思う?」
「それはぁ、このバスは…」
 
「魔法のバス、だから?」
 
「あっはは!正解だよ、ヌナ」
 
…あれ。なんで私、答えいっちゃったの?
どっかできいたことある…から。
えっと…たしか………あっ!
 
私の頭の中で、
茶色のマフラーを鼻までぐるぐる巻いて、
黒ぶち眼鏡をかけて、
そっとハンカチを差し出してくれた金髪の男の子が
私の斜め後ろで
背もたれに顎をのせたままゆっくりしゃべっている茶髪の男の子の姿とリンクした。
 
 
 
 
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Kiss the baby sky 9

9.月光/TAXI JMside
 
やたらと早いペースでグラスを空にしていたと思ったら急に机に突っ伏してしまったヌナの肩をゆすって声をかける。
けど、何回呼んでも
 
「だいじょうぶだから〜」
 
って呟いて眉間にしわを寄せるだけだったので、
俺はヌナの腕を掴んで引っ張り上げる。
みんなには、ヌナを送っていくからって言った。
なんとなく、ミナムの視線が何か言いたげだったけど、
俺はさっさと背を向けてヌナを担いで店を出た。
本当は横抱きにしてあげるべきなんだろうけど。
そうしたいところだけど。
さすがに目立ちすぎるから、今はこれで我慢してもらう。
 
大通りに出てタクシーを捕まえて、ヌナを押しこんでから俺も乗り込む。
 
「どちらまでですか?」
 
って聞かれてようやく、ヌナの家がどこだか知らないことに気づく。
 
「ヌナ〜?ヌナ!おーい」
 
ぺちぺちと腕をたたいてなんとか目を開けさせて、家の場所を聞く。
けどハッキリした住所は言ってくれなくて、
おそらく家の近く何だろうと思われるバス停の名前だけ、かろうじて教えてくれたから
とりあえずそこまで、って言ってシートに身を沈める。
 
隣に目をやると、静かに寝息を立てているソヒョンヌナ。
カメラを抱えている時はすごくキリッとしていてかっこよかったけど、
飲んでる時は明るくて楽しくて賑やかで、
寝顔はなんだか無防備であどけなかった。
窓からはいる月明かりが、ヌナの頬にまつげのかげを落とす。
ぼんやりと見つめていたら、ひとすじ、キラキラしたものが流れた。
 
「ヌナ…?泣いてるの…?」
 
問いかけてみたけど答えはない。
規則正しい呼吸の音が響くだけ。
膝の上に投げ出されていたヌナの左手をそっと握る。
 
「ねぇ、そんなにシヌヒョンが好き?」
 
答えてくれるわけないのに、俺は問い続けた。
 
「俺だったら、ヌナを傷つけたりしないよ?」
 
無言のまま、ヌナの頬にもう一筋の涙がながれる。
その様子を見ながら俺はある決心をして、握った手に力を込めた。
 
タクシーが止まり、ヌナを揺り起こす。
まだぼんやりした顔のヌナの手をひいてタクシーを降り、そのままバス停のベンチに座った。
 
「ん…。………?えっと」
 
なんだか混乱している様子のヌナ。
 
「…ジェルミ君?私、もしかして、ほんとにつぶれちゃってた?」
「うん。だから俺が、ここまで送って来たの」
「そ、そうなの?わざわざごめんね。ほんとにありがと」
 
申し訳なさそうに眉を下げてぺこりと頭をさげるヌナにむかって、にっこりと笑いかける。
ヌナもつられてにこにこしていたけど、
いっこうに手を放そうとしない俺に、なんだか焦っているようにも見えた。
 
「あの、ジェ、ジェルミ君?もぅ帰ってくれて、いいよ?」
「こっからはちゃんと帰れるし…明日もお仕事でしょ?」
 
ちょっと噛みながら早口でしゃべるヌナに向かって、
最高級のエンジェルスマイルをお見舞いする。
 
「明日はねー、午後からなの。だから全然、だいじょーぶ」
「酔っ払ったヌナをここまで連れてきてあげたお礼に、今度は俺に付き合ってよね?」
 
そう言って俺は立ち上がり、
こちらに近づいてくる光に向かって手を挙げた。
 
 
 
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