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夕方のローカルニュースを見てたら、真珠湾攻撃の生き残りの軍人さんの集まりについてやってました。
しかも家から3分のコミュニティセンターで退役軍人の話を地元の子供たちに聞かせ、この日のことを忘れまいという趣旨の集まりだったようです。
日本人として複雑な思いがします。
サンクスギビングホリデーにアメリカの南部へ行って、たまたまそこにあったのが国立第二次世界大戦博物館。
持ってたガイドブックに載っていなかったんですが、地元の人がとにかくいいというので行ってみました。
アメリカは博物館がすばらしいです。興味を持って見せるための工夫がされてて、集中して学べます。
第二次世界大戦が始まる前の各国の軍事力からスタートし、いきなり日本とドイツの強い軍事力が展示されててどきどきします。開戦の原因、戦時中のアメリカ国内の生活、軍人の持ち物、軍人の生活・・・多くの展示品とビデオで分かりやすく説明されています。アメリカ側の視点から見た戦争なので、後半は大きく2つ、ヨーロッパ戦線と太平洋戦線に分けられていました。ヨーロッパでの戦いは主にノルマンディー上陸作戦についてで、以前どこかの博物館で見たものよりずっと分かりやすかったです。
このあたりまで、ほほう〜、とひたすら感心してみてたんですが・・・
時代が進み、太平洋戦争、真珠湾攻撃のコーナーに行くころには、ずし〜っと重いものを背負わされてるような、でも、全て見なくちゃという気持ちで、頭はパンパンになりかけてました。
アジアへの侵略、太平洋での戦い、そして真珠湾攻撃。
日系人強制収容キャンプに関する展示はほとんどなく、日本人の価値観、天皇、武士道などを説明する物やアジアでの日本軍についてかなりの展示がありました。
日本人と中国人の見分け方っていう漫画がありました。
日本人はひげが濃い、がにまた、下駄を履いてたから足の親指と人差し指が離れている、Sの発音が変でLを発音できない・・・・
戦時中のポスターに子供あるいは小さい動物のように描かれた日本人は出っ歯で丸いめがねをかけてて目が細い。
日本でも人気のあるポパイの白黒アニメにもそんな日本人が出てきて、ポパイにやっつけられる。
まるで日本は悪者。日本だけが悪者。
対イタリア、対ドイツのポスターなんてありません。
なにこれ〜!?と見ていたら、突然停電。
・・・この展示室でいきなり停電は、怖かったです。
硫黄島、沖縄、降伏を呼びかけるビラ、英日会話集などの展示。
そして、広島、長崎の原爆へ。
戦争をやめさせるためだったのだという視点。
日本人としては複雑です。
もう何も考えられませんでした。
日本とアメリカについて考えさせられた博物館でした。
おまけ
このマグネットを買いました。有名なポスターですよね。
アメリカが女の人もこんな風に力強く生きているときに、日本のポスターは「ぜいたくは敵だ」「ほしがりません、勝つまでは」でしょう。日本のポスターで印象的だったのは長い髪を洗っている女の人の髪の毛の間から「ぜいたく」「個人主義」といった言葉が洗い流されていくもの。初めて見ました。
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とても興味深い博物館に行ってよかったですね。日本のこと、日米間のこと、こうやって別の場所から別の視点で見ると、ひとつの事象がいかにいろいろな見方をされているのが、わかります。世界を知る。。ということはそういうことで、英語を媒体にしてそれを広げられることができてお互いよかったですよね。
2010/12/9(木) 午前 10:42 [ usapyonmama ]
usapyonmamaさん、アメリカ人は日本に対して一体どんな気持ちを持っているんだろう?と思いながら博物館にいました。日本語を勉強している生徒たちはWW2の日米関係についてどこまで習っているんだろう…そして、日本の生徒たちは?!と思うと考えがグルグルです。社会の先生こそ研修でこういうところに来るべきだと思いました。英語の私がこんなに衝撃を受けるくらいですから…。次はWW1博物館inKCMOですよ〜。
2010/12/12(日) 午前 1:26 [ countess ]