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原題:THE MANCHURIAN CANDIDATE
上映時間: 130 分 製作国 :アメリカ 初公開年月: 2005/03/26 ジャンル: サスペンス 《公開時コピー》 全ては、あなたの知らないところでコントロールされている! 監督、製作: ジョナサン・デミ 製作総指揮: スコット・アヴァーサノ 原作: リチャード・コンドン 脚本: ダニエル・パイン 出演: デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープ、リーヴ・シュレイバー、ジェフリー・ライト、ジョン・ボイド 【ストーリー】 湾岸戦争で英雄となったレイモンド・ショー(リーヴ・シュレイバー)。彼は政界入りも果たし、大物上院議員である母エレノア(メリル・ストリープ)の強力な後ろ盾のもと、若くして副大統領候補にまで成り上がる。一方、そんなショーのテレビ演説を複雑な心境で見入る元上官のマルコ少佐(デンゼル・ワシントン)。彼は最近、ショーが英雄となった戦闘時の悪夢にうなされていた。敵の急襲でケガを負い意識を失ったマルコに代わり、たった独りで敵に立ち向かい部隊を救ったのがショーだった。だがマルコの脳裏に甦るのは、その事実とは異なる不可解な記憶。疑念が深まる中、マルコはついに独自の調査を開始するのだが…。 (allcinemaより) 【少々ネタバレありです】 特別意識したわけではなかったのですがたまたまレンタル中だったので、先日に続けてジョナサン・デミ監督、デンゼル・ワシントン主演の映画を観てしまいました。(^^) 面白かったです! この映画、軍事モノのサスペンスかと思いきや、かなりSFぽいんですね。時代はまさに今なのですが、またしても「CODE46」や「ペイ・チェック」などと同じく人の脳を操る話。前2作はその記憶を操作するSFでしたが、今回のはもっと現実的でちょっと恐ろしくなりました。 もしかしたらもう実際にこのようなことは可能なのでは?と思えるような人の意識を操作する過程は本当に怖くて、遺伝子操作と同じく科学の発達が自然を曲げていくように感じてしまいます。本人が全く知らないうちにそのような操作が外部の人間によってされる、というのが許せないですね。 政治の裏の陰謀や企業の利益のみを追う主義(どこかの話のようですが^^;)、そしてこの映画ではそれに加えて母と息子の異常な親子関係など、現代の問題が複雑に関与しているところに何だかせつなさを感じました。 それらの犠牲になったレイモンドはずっと自分を押し殺した人生を送り続けていて、最後に母親と共に自分を償うためあのような行動に出たのでしょうか。彼が最大の被害者のような気がしてなりません。 そのレイモンドの元上官であり、不確かな記憶を確かめるがごとく一人で調査をするマルコ少佐役のデンゼル・ワシントンがこの映画を引っ張っていく主役なのですが、昨日の「フィラデルフィア」から11年経ち、さすがに貫禄が感じられます。自分も又操られてしまうラスト近くの狙撃シーンはそれまでのマルコと違った無表情さが緊迫感を増してハラハラドキドキでした。やっぱりこの人はあまり笑わないこういう役が似合いますね。(^^ゞ レイモンドの母親であり自分と亡き夫の夢を実現しようと息子を操作するエレノア役のメリル・ストリープはやっぱり上手いです!彼女のこのような役は初めて観たのですがちょっとふっくらして貫禄十分で陰謀を企む女性政治家の怖さがよく出ていました。 レイモンド役のリーヴ・シュレイバーはどうもヴィゴとダイアン・レインの「オーバー・ザ・ムーン」の時のダイアンの夫役のイメージが強いのですが、レイモンドは難しい役だと思います。母親の夢を一緒に叶えようと無理やり自分の意に反した努力をしようとするところが哀しいですね。結局は自殺するような形で最後を向かえなくてはならない孤独な青年が可哀想でした。 戦地に出向いた兵士たちの心の傷のことはいろいろな映画で観てきましたが、今の日本は徴兵制度がないので身近に見聞きすることもないし普段あまり考える事もありません。でも、世界中の戦争を行っているところではたくさんこのような人たちが今現在もいるのかと思うと何とも言葉をなくします。 邦題の「アメリカの危機」というのもアメリカのみならず世界に共通する危機ではないかしら・・と思ってしまいますね。 この映画は1962年にも映画化されたリチャード・コンドンの原作小説『影なき狙撃者』のリメイクだそうですが、オリジナル当時とは主人公たちを洗脳するやり方が大分違うようです。私はオリジナルを観ていないのですが、当時は催眠術だったのかしら?舞台も湾岸戦争でなく朝鮮戦争だそうで(原題はそのまま?)是非観てみたいですね。
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おおお、リメイクでしたか〜 しかも北朝鮮とな・・・ 今なら逆に話題になりそうですよね〜
2006/2/28(火) 午後 1:10
母親役のメリル・ストリープは迫力がありましたね。レイモンドが無表情で人を殺してしまうシーンはゾッとしました。デンゼル・ワシントンは正義感の強い制服役が似合いますね(^^)
2006/2/28(火) 午後 6:05 [ - ]
★ジョンさん、朝鮮戦争というと「ブラザーフッド」を思い出します。あの内戦にも米軍はかかわっていたわけで、当時は映画もドラマも敵はソ連でしたものねぇ・・^^;
2006/2/28(火) 午後 9:07
★え〜こさん、あの無表情さは凄かったですね。人間操られるとああなってしまうのでしょうか・・実際にこのようなことが行われるようになったら世も末だなぁ、と思います。(-"-)
2006/2/28(火) 午後 9:20
リーヴ・シュライバーが見たいなーと思ってるんですが、見たい映画がありすぎて 後回し後回しに。ジョナサン・デミ監督、デンゼルとメリル・ストリープって豪華キャストなのにひっそり公開されていつのまにかDVDになってしまって・・・。
2006/3/1(水) 午前 1:36
ジョナサン・デミ監督のなら観てみたいですね。朝鮮戦争が湾岸戦争って、ちょっと現実味が薄まりますが、見ごたえありそうですね。
2006/3/1(水) 午後 4:59 [ nomad ]
★kinoさん、そうそう、こんなに豪華キャストなのにあまり巷では話題になりませんでしたよね〜リーヴ・シュライバーの演技はなかなかよかったですよ。サスペンスとしても結構楽しめると思います。(^^)
2006/3/1(水) 午後 5:25
★catpurrさん、時代背景が違うと別物として楽しめるように思うので、オリジナルを是非観てみたいです。今回のは結構SFぽいから好みが分かれるかもしれませんね・・・(^^ゞ
2006/3/1(水) 午後 5:27
メリル・ストリープの演技が迫真に迫りすぎて不気味なくらいでしたが、出演陣の演技力が素晴らしく、緊迫感たっぷりの作品ですね。マルコが洗脳の指示と戦い続ける苦悩のシーンは手に汗握ります。デンゼルのファンとして好きな作品の一つです。ちなみに、オリジナルにはドミノ・ハーヴェイの父親のローレンスが出演しています。
2006/3/4(土) 午前 2:59 [ - ]
★Kenjiさん、いつものメイルと違いましたよね。上手いな〜この人は。(^^ゞ オリジナルにローレンス・ハーヴェイが出てるんですね。どの役かしら?やっぱり観たくなりますね〜(^^)
2006/3/4(土) 午後 9:25
TBありがとう〜。(~o~) これはこれでスリラーでしたね〜。でも普通のマインド・コントロールより、こちらの方が怖い。(^ω^; あんな事するなんて。(ToT)
2006/3/5(日) 午後 8:09
★KAZさん、人が人に人為的に何かを施して操るなんて本当に怖いです。サスペンスとしては面白かったけどせつなさが残りますよね〜TBありがとうございました。(^^)
2006/3/6(月) 午前 7:56
こんばんは。この映画、キャストが渋くて上手いので、ほんとに怖いですね。とくにリーブはトータルフィアーズとか、淡々と大胆、しかし影があるっている役が似合います。
2006/4/9(日) 午後 11:56
★YU-SANさん、お越しいただきありがとうございます♪リーヴ・シェイバーは派手な役者さんじゃないけれど、一度見ると忘れられない人ですよね。「トータルファイアーズ」に出てるんですね。未見なので今度チェックしたいと思います。(^^)
2006/4/10(月) 午前 9:44
ん〜〜ほんとメリルさんの貫禄にはビビりましたよね〜〜まさに政界の女って感じでした。。リーヴ・シュレイバーはあまり知らなかったんですが確かに巧い役者さんだな〜と思いましたね〜。TBありがとうございました〜
2006/8/14(月) 午後 11:15
★SHIGEさん、メリルを最初に観たのは「クレイマークレイマー」だったかな〜その頃から好きな女優さんの一人ですが、最近は芸域が拡がって益々面白い女優さんになりました。TBありがとうね〜♪
2006/8/15(火) 午前 7:44
とても悲しい映画でした。実際にこういうことがやられていそうで怖いですね。
2007/9/30(日) 午後 6:54 [ - ]
★こまってぇいさん、本当に悲しくなるお話でしたよね。私も実際にこのようなことが起こり得るのでは?と怖くなりました。キャストは見応えありましたね。TBありがとうです〜♪
2007/9/30(日) 午後 11:23