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アン・リー監督、エマ・トンプソン主演の「いつか晴れた日に」はとても素敵な映画で大好きなのですが、そのオースティン原作『分別と多感』を2007年にBBCが製作したものがこちらのドラマです。 私は原作は未読ですが、「いつか晴れた日に」で筋はわかっていたので、今回も思い出しながら楽しむことができました。(^^) オースティンの小説では、女性には相続権がないということ、そして主人公が自分の考えで自分の人生を決めていくことなどはどの作品にも共通するのですが、メロドラマ風のストーリー展開と、ハッピーエンドはワンパターンながら何度観ても心地よく、長く女性に好まれているのも納得ですね(笑)。 本当に19世紀では、全く女性には財産相続の権利がなく、所帯主が亡くなると、長男がいれば彼が一人で全財産を相続し(次男がいる場合はどのようになるのでしょうか・・・?^^;)奥方や娘たちは追い出されてしまうというのはなんと理不尽なんでしょう。。男の子がいなければ、親戚の男子に相続させるわけで、「高慢と偏見」でも母親がそれを案じて娘の結婚を焦っていましたが、その気持ちもわからなくはないですよね。この物語の母親と3姉妹も、父親の死によって兄が相続し、兄一家が屋敷へやってくると同時に、自分たちは地方の借家に引っ越さねばならなくなります。父親は遺言で長男に女性たちを頼むと言い残しますが、兄は嫁のいいなりだし、上流の女性は自分では働かない分、大変だなぁ、と思ってしまいました。 さて、ストーリーは当然ながら映画と同じなのですが、いつもながら屋敷の内部や、田舎の自然の風景などとても綺麗でため息ものです。イギリスにはたくさん古いお屋敷が今も残されているんですね〜ロケが本当に素敵! キャストは映画版のように有名な俳優さんは出ていないのですが、BBC製作のドラマはとても原作のイメージを上手く捉えたキャスティングですよね。エマ・トンプソンとケイト・ウィンスレットの姉妹は原作より少し年齢設定を上げてあるようですが、こちらは次女のマリアンヌは17歳ということで原作どおり。女優さんたちもよく合っていると思いました。主役の長女エリノアは、ラストに自分の思いを吐き出すエマ・トンプソンが忘れられないので、こちらはちょっと控えめに感じましたが、地味でしっかり者のエリノアの雰囲気はよく出ていましたね。 映画ではアラン・リックマンがやったブランドン大佐はちょっとコリン・ファースに似た雰囲気の俳優さんですね。マリアンヌへの秘めた気持ちと大人としての大きな愛がとても温かです。 マリアンヌが最初に恋するウィロビー役の人は童顔で今一つピンと来なかったのですが(私好みではなかったし・・・(爆))、ヒュー・グラントのやったエドワード役の人はなかなかの二枚目でヒューにも雰囲気が似ていて素敵でしたよ〜♪なんと言っても主人公にとっての王子様役ですからね(笑)。 映画「いつか晴れた日に」はあまりにキャストがオーラのある人ばかりで印象強い作品でしたが、BBC製作のドラマもいつも見応えがあって楽しめますね。イギリス文学を知るには最も手っ取り早く、また映像も素晴らしいので、最近DVDやTV放映でたくさん観ることができるようになったのはとても嬉しいことです♪この作品も早くDVD化されるといいですね。 原題:SENSE AND SENSIBILITY
メディア:TVM 放映日:2008/06/22〜 放映局:LaLa TV 製作国:イギリス ジャン: ドラマ/ロマンス 監督:ジョン・アレクサンダー 原作:ジェーン・オースティン 脚本:アンドリュー・デイヴィス 音楽:マーティン・フィップス 出演:ハティ・モラハン、チャリティー・ウェイクフィールド、ルーシー・ボイントン、ドミニク・クーパー 【解説とストーリー】 “分別”を重んじ、恋心を抑える姉エリノア。感情のままに思いをぶつける“多感”な妹マリアンヌ。 19世紀英国の田園を舞台に、対照的な姉妹の恋愛模様を情感あふれる映像で BBCが2007年にドラマ化した英国ドラマ最新作。 《#1》エリノア、マリアンヌ、マーガレットはダッシュウッド家の3姉妹。父親が死去し財産を義兄が継ぐことになったため、ノーランド屋敷を出なければならなくなる。 《#2》ウィロビーとの恋に浸るマリアンヌ。そんな折、ブランドン大佐の領地へピクニックが決まるが、当日大佐はある知らせを聞くと急用ができたと言い去ってしまう。 《#3》パーティーの翌朝、マリアンヌはウィロビーに手紙を書くが、返事は非情なものだった。さらにジェニングス夫人から、ウィロビーが5万ポンドの資産家と結婚することを知らされる。そんな折、ブランドン大佐は自分の過去をエリノアに明かし・・・。(LalaTV公式サイトより) |

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「いつか晴れた日に」のドラマ版なんですね〜。
BBCのドラマって、よく放映されてるんですね、こっちでも。
BSですか? DVD?( ̄∀ ̄*)ンッ
2008/6/29(日) 午後 11:41
私も観ました^^。 キャストは地味ながらバランスが良かったですね。 なので心地よく観ることができました。 ……が、私もウィロビーを除いて…(笑)
ほんと、BBC制作の作品はロケーションが良いですよね。 こちらでも海辺のコテージとか、とても可愛らしかったです^^。
TBさせてくださいね。
2008/6/30(月) 午前 0:37
★Kaz.さん、そうなんですよ〜こちらも映画のような華やかさ(キャストにですね)はないものの、原作に忠実で面白かったです。
BBCドラマ、最近よく放映もされますよね。今回はCS系のLalaTVでしたがNHKBSやWOWOWでもやるし、DVD化されているのも多いですよね。
2008/7/1(火) 午前 9:43
★Kimさん、ウィロビーはちょっとイメージと違いましたよね?(笑)何かこの俳優さん、童顔じゃありませんでした?^^;
でもBBCのドラマは期待を裏切られることなくいつも楽しめるので安心して観れますよね。そそ、ロケーションが本当に綺麗!うっとりですね。TBありがとうございました〜♪
2008/7/1(火) 午前 9:44
このドラマのことは、まったく知りませんでした。
「いつか晴れた日に」なら、うちにビデオがあるので、そちらで鑑賞したいと思います。問題はいつ観られるかということですが…。
読みたい本も山積みで、なかなか片付きません。
2008/7/1(火) 午後 9:52
★のびたさん、LalaTVだとちょっと気付きにくいですよね。^^;
「いつか晴れた日に」はエマ・トンプソンが脚色賞でオスカーを獲ってますよね。キャストも豪華でとても素敵な映画でした。ご覧になられたら感想聞かせてくださいね。
そそ、読みたい本だらけで私も困っています。はぁ〜時間が欲しい・・(笑)
2008/7/2(水) 午後 8:57
「こんな記事もあります」+Kimさんのところ経由でお邪魔しにきましたm(_ _)m
私もアン・リー版が大好きなので、このドラマが好きになれるかちょっと心配だったのですが、きちんと作りこまれた丁寧なドラマで吸い込まれるように観てしまいました。TBさせて下さいませ^^
2008/7/9(水) 午後 8:42
★Mさん、はじめまして♪コメント&TBありがとうございます♪
Kimさんにはいつもお世話になっております。
私も映画版がよかったのでどうかな〜と思ったのですが、やはりさすがBBCドラマ、見応えもあって面白かったですね〜
途中でやめられなくなっちゃうんですよね。^^;それだけ原作の魅力が大きいということでしょうか。(^^ゞ
TBありがとうございました〜♪
2008/7/10(木) 午前 9:07
オースティン原作なら見たいですね。
イギリスは文学土壌があるためか、時代劇ドラマの制作もどれも優れていると思います。
2008/7/21(月) 午後 0:00
★ミセス・アスランさん、これも「プライドと偏見」と同様面白いですよね。オースティンの作品はハッピーエンドなので安心して観れますしね!(笑)ホントBBC製作ドラマはどれも見ごたえがありますよね〜♪
2008/7/23(水) 午後 9:36
マリアンヌが弾いている曲名が知りたいのですが。大佐から頂いた楽譜の曲
2010/4/10(土) 午後 1:40 [ りー ]
★りーさん、はじめまして。
そう言えば大佐が楽譜を渡すシーンありましたね〜
どんな曲だったか覚えていないので、今度観る時には気をつけて観たいと思います。
お役に立てずすみません。<(_ _)>
2010/4/16(金) 午後 11:41