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出演: ヴィゴ・モーテンセン、エドゥアルド・ノリエガ、ウナクス・ウガルデ
ハビエル・カマラ、エレナ・アナヤ 監督:アグスティン・ディアス・ヤネス 原作:アルトゥーロ・ペレス=レベルテ 『アラトリステ』(イン・ロック) 脚本:アグスティン・ディアス・ヤネス 原題:ALATRISTE 上映時間:145分 製作国:スペイン 公開情報:劇場公開(アートポート) 初公開年月:2008/12/13 ジャンル:アクション/歴史劇 映倫:R-15 《コピー》 <誇り>は戦場に求め <義>は友に捧げ <愛>は心に秘める 【解説とストーリー】 17世紀スペインの史実をモチーフに、架空の主人公アラトリステの愛と冒険を描いたアルトゥーロ・ペレス=レベルテの同名大河ロマン小説を、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン主演で映画化した歴史スペクタクル・ドラマ。 無敵艦隊を大英帝国軍に撃破されて以来、その栄華に陰りが見え始めた17世紀のスペイン。ここに、13歳より己の腕だけを頼りにたった一人で生きてきた孤高の剣士、アラトリステ(ヴィゴ・モーテンセン)がいた。戦場では国王の傭兵として、また平時には最高の剣客としてその名を国中に轟かせていた。ある時、彼は戦場で命を落とした友の最期の頼みを果たすべくマドリードに戻ると、彼の息子イニゴ(ウナクス・ウガルデ)を引き取り育てる。そんなアラトリステは、人妻でもある人気女優のマリア(アリアドナ・ヒル)と許されぬ逢瀬を重ねていた。やがて、“イギリスから来た異端者ふたりを殺せ”という奇妙な依頼を受けたことから、思いもよらぬ陰謀の渦に巻き込まれていくアラトリステだったが…。(allcinemaより) 今年は6月に「イースタン・プロミス」の公開もあったので、珍しくヴィゴの主演作が2本観られた事になります。 しかし製作はこちらの方が前だったんですよね〜なぜかなかなか日本での公開が決まらず、あわやDVDスルーかと思われたのですが、何とか劇場で観ることができてよかったです♪ 17世紀というと、英国のエリザベス一世の後の時代ですね。スペインの中世史には詳しくないのですが、解説にもあるようにそれまで隆盛を極めていたところに16世紀末、英国より攻め寄られ破れたことから、オランダ、ポルトガルと続けて失い黄金時代が終わったようです。英国、フランスの史劇でもよく描かれているように、やはりヨーロッパ全体が大変な激動の時代だったのでしょうね。なかなか複雑なのでにわか勉強では簡単には理解できません。(^O^; しかし、そんな時代背景を知っているにはこしたことがないのですが、知らなくてもそれなりに楽しめる活劇になっていました。 先日観たばかりの「宮廷画家ゴヤは見た」は18世紀末だったので、ちょっと時代に開きはありますが、国が不穏な空気でおおわれていたり、教会が強い権力を持っているところ、そしてそのカトリックの保身の為に【異端審問所】があるところは同じでした。 なかなか日本人にはこのカトリックの力というものが理解しにくいのですが、国王自身ではなく、その侍従など貴族の代表が政権を握っており、そこに大きく教会も関係しているところは、どこの国でもあった話ですよね。この物語でも、彼らの陰謀とそれに翻弄される主人公たち兵士(時には刺客)らの姿が描かれています。 と、書いたものの、実は非常にややこしい人物関係で、一度観ただけでは理解できませんでした。^^;何とかパンフレットの解説と人物相関図を見て、ちょっとわかったものの、ストーリー自体はそれほど複雑ではないのですが、とにかく国王と政権と持つ貴族と僧侶との陰謀がなかなかスッキリと頭に入りません。 この原作は5巻に及ぶ長編で、1巻ごとにテーマがあるようなので、それを一本の映画にするのはかなり大変だったのではないかと思います。(実は本も買ったのですが、観てから読もうと思っていたので未読です。^^;スペインでは学校教材にも使われるくらい人気の小説だそうで、パラパラと見た感じでも面白そうなんですけどね〜) 当時のスペインの暗い雰囲気や、兵士、庶民の苦しい生活状況など、かなりリアルに伝わってくるし、アラトリステとその友人の息子で彼が引き取って育てるイニゴのロマンスなども盛り込まれて、内容としては面白いのですが、どうも繋ぎが悪いと言うか、一つのエピソードから次に移る時にブツっと切れたような感じになるので、自然に流れを感じることができませんでした。それぞれのエピソード自体も少々大まかすぎる感じで、突然状況が変わったりするので面食らいます。^^;意味はわかるのですが、もう少し丁寧に描いて欲しいよ〜と思ったところが何箇所かありました。 あと、全体の構成も映画としてはちょっともの足りなかったんですよね〜最後のロクロワでのフランス軍との闘いがクライマックスと言っていいと思うのですが、意外にあっさりだったので何となく盛り上がりが散漫になってしまったような気がします。 ハリウッドのように派手に盛り上げる必要はないのかもしれませんが、やはり中世の戦争モノは、ある程度のドラマティックさはあった方が、映画としては惹き付けられるのではないかな〜個人的には脚本が今一つだったという印象になるのでしょうか。 しかし、ヴィゴを始めとするキャストはよかったですよ〜♪ アラゴルン以来のコスチュームもののヴィゴはやっぱり素敵でした!(~o~)この人は本当に渋いですよね〜寡黙な中に秘める情熱ややさしさなどを表すのが上手いです。全編を通して、貧しく汚れた格好なのですが、それでも決まってしまうのはさすが!全編スペイン語のせりふも全く難なくこなし、久々に観た剣さばきも堪能できました。50代にして相変わらずセクシーだしね(笑)。 スペインの方は二枚目も多いので(笑)ビジュアル的にも楽しめますよね!(笑)イニゴ役のウナクス・ウガルデは「コレラの愛の時代」でハビエル・バルデムの若い時の役をやっていた人ですね〜「宮廷画家ゴヤ〜」にも出ていたようですが記憶にありません。^^;今後が楽しみなスペイン人俳優ですね。ちょっとジム・スタージェスに似てるかな(笑)。 アラトリステの生涯の恋人、マリア役のアリアドナ・ヒルはどこかで観たことがあると思ったら「パンズ・ラビリンス」のお母さん役の人でした。雰囲気のある女優さんだと思いますが、マリアの最後には驚きました。ありえる話だけど、ちょっと突然でしたね〜^^; その他二枚目で気になったのは(笑)グアダルメディーナ伯爵役のエドゥアルド・ノリエガ。解説で「バンテージ・ポイント」に出ていたことを知り思い出しましたが、この伯爵の立場や人物もわかりにくかったので、再見する時は注目して観たいと思います。(^^ゞ 音楽はスパニッシュギターが使われていたり、とても雰囲気があってよかったです♪映像もベラスケスの絵画を上手く使ったり、スペイン美術に観られる暗さが物語にマッチしていて印象に残りました。 とにかくヴィゴファンなら絶対に観て損はない作品だと思いますが、何しろ一度ではちゃんと理解できなかったのが残念。本当なら大画面でもう一度観たいのですがDVDを待ちたいと思います。何しろ単館だし長いし、年末年始のこの時期に劇場で再見するのは無理そうなので・・・(^O^; 画像は左が前売り特典のポスカ。右が初日特典のスティールです。(^^)
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時代物が好きなので、この映画も楽しみにしていたのですが、アラトリステが架空の人物だったためか、ちょっと期待していたものと違っていたかな…(^^;
が、ヴィゴはカッコよかったし、衣装やセットなどは見事でしたよね。
で、イニゴ役の俳優さん、私もジム・スタージェスくん似と思いました〜(笑)
TBさせてくださいね。
2009/1/4(日) 午前 3:17
スペインの歴史なんて何にも知らないんですが、詳しいことは何にも分からないんですが、このディエゴ、”男の美”そのものだと思いました。良質なやくざ映画と同じようなテイストを感じました。ちょっと違うかな?アンへリカは女性の怖さいっぱいでしたが…^^;。
薄汚れた権力者の雅やかな服装と純粋な戦士の薄汚れた服装がとってもいい対照でした。
この作品、男の美学そのものだと思いました(^^♪。
2009/1/6(火) 午前 0:18
やくざ映画という判断は間違っていないと思います(笑)。アラトリステはある種の無頼漢ですし。
2009/1/6(火) 午前 10:01 [ 加藤晃生 ]
★Kimさん、コスチューム物としてはちょっと地味目でしたが、いかにもスペインらしいといえばらしいですよね(笑)。
そそ、ヴィゴが素敵だったのでファンとしては満足でした。(^^ゞ
ジム君似の彼は今後ちょっと注目ですね!(笑)
TBありがとうございます〜♪
2009/1/7(水) 午後 10:48
★Shinchanさん、そそ、パンフが雑誌の解説に「日本の武士に通ずるものがある」なんて書かれてました〜それこそ男の美学かもしれません!(笑)最近の日本ではあまりお目にかからなくなったタイプというのでしょうか。^^;
ヴィゴはまさに適役でしたね〜♪やはりコスチューム物はいろいろな角度から観れるのがいいですね!
TBありがとうございました〜♪
2009/1/7(水) 午後 10:49
★FSAさん、やはりそうなんですね。納得です♪(^^ゞ
2009/1/7(水) 午後 10:51
はじめまして。
私も歴史的背景がよく判らなかったので、理解するのが大変でした。
帰宅してから、パンフレットを読んで、『あ〜、そういうこと!!!』と思ったことが多々あります(^^;
たくさんの映画情報がありますね。また、遊びにきま〜す☆
2009/1/9(金) 午前 0:22
★やっくるママさん、はじめまして♪コメントありがとうございます。
歴史物は予備知識がないとわかりにくいことが多いですよね。^^;
もう一度DVDでしっかりと観てみたいと思っています。
ありがとうございます。又ご覧になられた映画感想などお聴かせいただけると嬉しいです♪どうぞよろしく〜
2009/1/12(月) 午前 9:52
こんにちは(^^)
TBさせていただきました。
お気に入り登録もさせてくださいね☆
たくさんの映画情報、楽しみにしています。
2009/1/12(月) 午後 5:13
★やっくるママさん、TBありがとうございました。それに登録までありがとうございます。
どうぞよろしくお願いしますね。またたくさん映画のお話をしましょうね♪
2009/1/14(水) 午後 9:58
やっと記事上げました(^^; これはもう「騎士道」ですよ。乱暴にいえば時代背景なんて関係なし!架空の人物なんだし、剣士としての男の生き様を見ればいいんじゃないかなーって思いました。
TBさせてくださいね。
2009/1/21(水) 午前 0:41
choroさんは早くにご覧になっていたのですね。今日記事を見つけたので、TBさせてもらいたいと思います。
ヴィゴの魅力で引き込まれました。展開は単調だったような子もしますが・・・でも、スペインに興味が湧きました。
2009/1/24(土) 午前 9:29
★Naomiさん、そうですね。騎士道=武士道に繋がるものがあると思いました。確かに歴史的なものよりアラトリステ自身を見ればいいのかもしれませんね。原作が気になるので早く手をつけたいのですがいつになるやら・・・^^;
TBありがとうございました〜♪
2009/1/24(土) 午後 1:17
★オネムさん、何だかパッとしない記事ですみません。
でもヴィゴは素敵でしたね〜寡黙な騎士、アラトリステにピッタリでした。(^^)
TBありがとうございます〜♪
2009/1/24(土) 午後 1:18
DVDなったので観ました^^
一度では分かりませんでした…(>_<)
でもヴィゴさんはカッコ良かったです。
TBさせてくださいね☆
2009/7/5(日) 午前 9:40
ちなみに字幕は劇場版とは4割くらい違ってます(監訳担当しました)
2009/7/5(日) 午後 6:48 [ 加藤晃生 ]
★なぎさん、一度ザッと観ただけだと、少しわかりにくいですよね。でもDVDだとリピートできるのはいいですね〜
予約してあるので発売が楽しみです♪
ヴィゴはこういうコスチュームもの、合いますよね〜(笑)
TBありがとうございました♪
2009/7/7(火) 午後 9:59
★航海カヌーマニアさん、字幕も監訳担当されてるんですね。
劇場版と違うんですか。DVDで観るのが楽しみです♪
2009/7/7(火) 午後 10:02
ようやく見ました!(^^ゞ
なかなか壮大な話なのに以外に淡々と描いてますよね。
歴史を知らなくても見れるけど、ヴィゴじゃなかったら手が出てないかもです(^_^;)
TBさせてくださいね。
2012/5/10(木) 午前 9:27
★もくれんさん、そそ、渋い歴史ものですよね。
確かにヴィゴじゃなかったら観る機会がなかったかも。
私も久々に再見したくなりました。DVD持ってるのよね〜^^;
TBありがとうございました♪
2012/5/15(火) 午後 10:41