choroねえさんの「シネマ・ノート」

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「シカゴ」(2002)

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言わずと知れた2002年のアカデミー賞6部門受賞作です。これは当時劇場で観れず、DVD鑑賞は大分前にしていたものの、今月、渋谷のBunkamuraでミュージカル特集としてリバイバル上映されていることを知り、どうしても大画面で観たかったので行ってまいりました。(^^ゞ

やっぱりミュージカル映画は劇場に限りますね!もうDVDで観た時とは比べ物にならないほど感動!ここしばらく観ていなかったおかげで、適度に内容も忘れていたのが又よかったのか(笑)、映画の作りとしてもあらためてその上手さに感心しました。

私が最初にこの作品に出会ったのは'86年の東宝ミュージカルの舞台でした。宝塚退団後結婚出産を経た鳳蘭がロクシー、また退団したばかりの麻実れいがヴェルマだったのでどうしても観たくて足を運んだのを覚えています。残っていたパンフを見たら、ママ・モートンが加茂さくら、ビリーが若林豪でした。(日本の初演は'83年、上月晃と草笛光子がシアターアプルでやっています)
当時大人気だったボブ・フォッシーの作品ということで、1920年代の雰囲気が大人っぽく、ソンドハイムなどと同じ時期にそれまでのミュージカルの形を変えた作品の一つと言えるのでしょうね。

そんなこの作品が映画化された時は驚きました。ブロードウェイでの初演が'75年ですから27年経ってやっと映画化されたわけですね。ミュージカルの場合すぐに映画化されることもあるけれど、「スウィーニー・トッド」などもそうですが、結構時が経ってからの場合も多く、それだけ人気作品は映像化に慎重になるということでしょうか。確かにキャスト選びだけでも大変ですものね。

さて、映画の話に戻りますが、コメディタッチのドラマがただ単純に進むのではなく、歌とダンスで綴られ、又そのシーンがショー仕立てになっているのが面白いですね。それが不自然でなく、凄く自然な流れで監獄のシーンからショーの舞台になったりするのが映画ならではの手法で、凄く楽しめます。

物語も、当時のシカゴと言う街が、いかにブラックな雰囲気を持っていたかが面白可笑しく皮肉を交えて描かれ、ラストの「人を殺めた事のある二人の女性によるショー」がウケるところは究極のブラックジョークですね!(笑)汚職や殺人がはびこる街シカゴ!う〜ん、それをこのようなミュージカルにしてしまうところは、いかにもショービズなアメリカ的ですよね〜(^O^;

まずは最初からゼダ姐さんにノックアウトされちゃいますね。(特に男性なら(笑))いやはや、彼女がこれでキャストの中ではただ一人オスカーを受賞したは納得です。主演のレネーも適役で素敵なのですが、ゼダ姐さんの方が受賞したのは妥当ではないかと思いました。歌、ダンス、演技共にレネーより一枚上手に見えたのですが、日本の舞台を観た時はやはり後輩の麻実れいよりツレちゃんの方が印象に残ったので、役のせいでもなさそうです。。^^;

でも、ラストの二人のダンスは圧巻ですよね。あの脚線美!!もう女性から見てもウットリで、さすがに日本人ではなかなかこのような二人を探すのは無理ですね〜

レネーのロクシーはキュートで、やっぱり彼女ならではのキャラがよく出ていました。モンローを彷彿させるプラチナブロンドもバッチリ似合ってますね。
対するゼダ姐さんはやっぱり綺麗!セクシーなボディと派手な顔立ちが一層引き立つ役で、もし舞台だったら、目が離せなくなる感じですね。

この映画で知名度が一躍アップしたママ・モートン役のクィーン・ラテファは一度見たら忘れられない存在感ですよね。ショーのシーンでのボリュームと声には圧倒されそう。でもこういう姐御役の似合う人ですね〜

そして話題になったギア様の悪徳弁護士!歌は特別上手いとは思いませんが(笑)、話題だったタップダンスは凄かったですね〜でもこの役、最初トラヴォルタにオファーがあって断ったそうですね。それを聞いてから、もしこの役をトラさんがやっていたらどんなにはまり役だったかと思うとちょっと残念。悪徳弁護士ならやっぱりいい人キャラのギアさまよりトラさんでしょ!それに歌もダンスもトラさんはセクシーだからね〜(笑)これは惜しかった幻のキャストです。

歌といえばロクシーの夫役のジョン・C・ライリーがここでもいい喉を聞かせています。「今宵、フィッツジェラルド劇場で」でも上手いな〜と思いましたが、凄い美声ですよね!(^^ゞ

監獄内で歌われる女囚たちの『監獄タンゴ』のメンバーも皆素晴らしいし、とにかく見応えありました〜♪

もう一度、舞台も観てみたくなったのは言うまでもありません。でもこんなに素敵な映画を観てしまうと、もし日本で再演されてもそのキャストになかなか満足できないでしょうね。^^;

原題:CHICAGO
上映時間:113分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月:2003/04/19
ジャンル:ミュージカル/コメディ/ドラマ

監督: ロブ・マーシャル
原作: ボブ・フォッシー (ミュージカル『シカゴ』)、 フレッド・エッブ (ミュージカル『シカゴ』)
原作戯曲: モーリン・ダラス・ワトキンス
脚本: ビル・コンドン
音楽: ジョン・カンダー (ミュージカル『シカゴ』)、ダニー・エルフマン

出演:レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギア
    クイーン・ラティファ、ジョン・C・ライリー、テイ・ディグス、ルーシー・リュー

【解説とストーリー】
 トニー賞受賞作で、ミュージカルの神様と称される振付・演出家ボブ・フォッシーの名作を華やかに映像化。それぞれに思惑や野望を抱いた3人の男女を中心とした熾烈な駆け引きや人間模様が、歌と踊りで綴られる豪華絢爛にしてなんとも楽しい一作。監督は、現在ブロードウェイで活躍する振付兼演出家のロブ・マーシャル。劇場映画としては本作が監督デビューとなる。メインキャストとなるレニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギアの3人がみごとな歌と踊りを披露(なかでも、アカデミー助演賞に輝くゼタ=ジョーンズのミュージカルシーンは圧巻! レニーとリチャード・ギアもそれぞれの個性を遺憾なく発揮、観客を存分に楽しませてくれる)。2002年のアカデミー賞では作品賞をはじめ6部門を受賞。また、ゴールデン・グローブ賞でも作品賞と主演男優、主演女優賞を獲得。
 1920年代のシカゴ。そこは、犯罪さえもエンターテインメントにしまうショービジネスの街。スターを夢見るロキシー(レニー・ゼルウィガー)は、キャバレーの専属歌手ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)のステージを羨望の眼差しで見入っていた。そんなロキシーはある日、ショーに売り込むとの約束を守らなかった愛人と諍いを起こし、ついに彼を撃ち殺してしまう。そして逮捕され留置所に送られたロキシーは、驚くことにあのヴェルマと出会った。彼女は不倫した夫と妹を殺した罪に問われていた。しかし、マスコミ操作に長けた辣腕弁護士ビリーのおかげで、巷では一躍スター扱い。ロキシーも同じ手段でヴェルマ以上の注目を浴びようとビリーを雇うのだが…。(allcinemaより)

閉じる コメント(34)

ギア様好きなので、劇場で観ましたが、それ以外のキャストの豪華さは、最近気付いた次第です
トラボルタだったんですか観たかったですね〜

2009/1/17(土) 午後 1:55 なぎ 返信する

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おぉ、懐かしい・・・公開時、劇場で鑑賞しました(*^-^*)
レニーが大好きなので楽しみにしていたのを覚えてます。

2009/1/17(土) 午後 6:05 りりぃ 返信する

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★ひかりさん、リアルで劇場鑑賞されたんですね!羨ましいです。(^^)
2002年当時はまだ本格的に映画を見始める前だったので私は年に数本という感じでした〜^^;なぜかこれも気になりつつ劇場では観れなかったんですよね。
レネーはミュージカルにも出演できるなんてやはりさすがですね〜
そそ、大画面だと3倍くらい感動できましたよ〜(笑)

2009/1/18(日) 午後 8:53 choro 返信する

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★みー&まーパパさん、お〜〜DVDお持ちですか!是非鑑賞なさってくださいませ〜ムーランルージュとは違ったテイストですが、作品としてはやはりこちらの方が見応えもあって上かな〜と思います。(^^ゞ感想お待ちしてますね!

2009/1/18(日) 午後 8:55 choro 返信する

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★ひまわりさん!懐かしいお話、嬉しいです!(笑)
というのも私が一番最初に観た宝塚がマルさんの退団公演でした。もちろんまだかなり小さい時でしたが、母に連れられて行って、あまりの綺麗さに感動!「マイ・アイドル」というショーでしたが、主題歌は今もバッチリ歌えます♪(^^)そしてその数年後に見たのがゴンちゃんの公演でした。そこでツレちゃんを初めて観て「何て素敵な人だろう」と思ったのを今もはっきり覚えています。(^^)
私自身が一番夢中だったのは第一期ベルバラブームの頃ですけどね。(^O^;
映画と離れた話になりましたが、何だか嬉しくなりました〜ありがとうございます♪

2009/1/18(日) 午後 8:58 choro 返信する

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★くみょんさんも公開当時に劇場でご覧なんですね。そうですよね〜これはかなり話題になったし、ちょっとした映画ファンなら誰もがご覧になってますよね。
トラさんのビリー役もちょっと観たかったですよね。もちろんギア様もよかったけど。。(笑)

2009/1/18(日) 午後 9:00 choro 返信する

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★なぎさんも劇場鑑賞ですか!いいな〜(笑)
そそ、私も公開当時はギア様しか知りませんでした。(^O^;
今観るとさすがのメンバーで見応えも充分ですね!

2009/1/18(日) 午後 9:01 choro 返信する

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★りりぃさんもリアルでご覧なんですね!
やはりミュージカルは大画面ですよね!レネーはとってもキュートでしたね〜♪

2009/1/18(日) 午後 9:02 choro 返信する

早速見ましたよ〜。大画面で観たかったと書かれていらっしゃったので一応スクリーン引っ張り出して見たので部屋が暗かったからか、やはりミュージカル仕立てだからか、終盤睡魔に襲われ何度か巻き戻しながらも最後まで見ました(笑)ドラマが歌とダンスで綴られ、又そのシーンがショー仕立てになっているところは新鮮でした。クイーン・ラティファとジョン・C・ライリーは歌も上手いし良い声だな〜と思っていたらchoroさんの記事もそうでしたね。リチャード・ギアは悪徳弁護士だったんですか?どう見ても見えませんでした…(^^ゞレネーの演技もダンスもさすがでした。DVDは話題作だったしキャサリン・ゼタ=ジョーンズ見たさに買った記憶があるのですがやっぱりゼダ姐さん最高でした♪

2009/1/20(火) 午前 2:03 み&ま&いパパ 返信する

これは私も劇場鑑賞でした。でも実は途中寝ちゃったんですよね。
ミュージカルが基本的に苦手なのが災いしました。
で、後でTVで観直したんですが、カッコいい作品ですよね(*∀*)
ゼタ姐さんは見事に嵌ってて、凄かった!レネーも『ブリジット〜』観た後だったので脚線美に驚きました。

2009/1/20(火) 午前 10:43 pu-ko 返信する

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★みー&まーパパさん、早速ご覧になられたんですね!
ミュージカルは音楽が心地よくて眠くなることもあるかもですね(笑)。
しかしこの映画のゼダ姐さんは凄いですよね〜オスカーも納得ですね!レネーのスタイルも素晴らしかった〜〜(~o~)

2009/1/21(水) 午後 9:13 choro 返信する

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★pu-koさん、ミュージカルが苦手だとちょっと辛いかもしれませんね。でもこの手法はなかなか面白いですよね!
私も確か「ブリジット〜」の方を先に観たので、初めて観た時は凄く驚いたように覚えています。とても同一人物にはみえませんね〜(笑)

2009/1/21(水) 午後 9:14 choro 返信する

ミュージカルは決して好きな分野ではありませんが、この作品は別です。とにかく最初から最後まで名場面のオンパレード、私にとっては最高に大好きな作品です。DVD鑑賞の時から劇場で観るのが夢でした。レンタルしたとき3回も観てしまったくらいハマりましたよ。ロキシーのキュートさにヴェルマのカッコよさに圧倒されました。劇場鑑賞できて本当に良かったです!

2009/1/22(木) 午後 10:59 麺達郎 返信する

これはやっぱり大スクリーンで観たい映画ですよね。ミュージカル作品の中では実は一番好きな作品です!

2009/1/22(木) 午後 11:11 [ つっぱり太郎 ] 返信する

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★麺達郎さん、ミュージカルファンでなくともそれほどまでに絶賛されるというのは本当に凄い作品です!(笑)私も劇場鑑賞してオスカー受賞も納得できました!構成も素晴らしいし、やはりキャストの魅力がたっぷりですね〜
お互いにここにきて劇場で観れてよかったですね!(~o~)
TBありがとうございました〜♪

2009/1/23(金) 午後 10:39 choro 返信する

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★つっぱり太郎さんもミュージカルでNO.1ですか!特に男性に人気の作品ですね!(笑)
でも見応えがあって面白かったです。やはり大画面の迫力は最高でした♪

2009/1/23(金) 午後 10:41 choro 返信する

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これは、ほんとにスクリーンで観たかった作品でした。
やっぱり、よかったです。
なを、男性目線?、親父目線からすると、ゼタ=ジョーンズよりゼルウィガーの方がセクシーなバディの持ち主だと思うんですが…^^。いろいろ文句言ってますが、ジョン・C・ライリー、好かったと思います。エイモスが一人善い人で頑張ってたのが、作品のシカゴの町を思う気持ちを表していたように思いました。ろくでもない町なんだけど、捨てることが出来ない?
人殺しまでショーのネタにする、こういう皮肉は大好きです…(^^♪。

2010/2/26(金) 午後 5:54 shin 返信する

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★Shinchanさん、やはりこういうミュージカル作品は大画面ですよね!(^^)
あっ、レネーの方がセクシーですか?なるほど。。確かにゼダ姐さんは意外とスリムだし。。。(笑)
しかし大人なこのストーリー、なかなか登場人物も面白くて飽きさせませんね〜(^^)
TBありがとうございました♪

2010/3/3(水) 午後 10:16 choro 返信する

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若林豪も歌うんですか!?(゜ロ゜) ハッ!

そうですね。シーンが割と激しく変わりますけれど、まったく違和感なかったですね。
身体を武器にするロクシーですが、いやらしくならないところはレネーだからですね。
でもゼタ姐さんに持っていかれちゃいましたね(; ・`д・´)
こちらもTBさせてくださいね。

2015/2/19(木) 午後 10:34 木蓮 返信する

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昔の日本のミュージカルの舞台は、意外な人が出ていて面白いですよね〜
そう言えば、今年「マッサン」のエリーがブロードウェイでロクシーをやるそうですね。暮の日本公演にも参加するとかしないとか。話題の人なので来日したら入るでしょうね〜ちょっと観てみたいかも。(笑)
レネーもここまでできるって凄いですね。最近出てないけどどうしてるのかな〜(^^;
TBありがとうございました。

2015/2/22(日) 午後 8:45 choro 返信する

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