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出演:ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベイル、ピーター・フォンダ、グレッチェン・モル、ローガン・ラーマン

監督 ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮 スチュアート・ベッサー 、ライアン・カヴァノー 、リンウッド・スピンクス
原作 エルモア・レナード
音楽 マルコ・ベルトラミ 脚本 ハルステッド・ウェルズ 、マイケル・ブラント 、デレク・ハース

原題:3:10 TO YUMA
製作国:アメリカ
上映時間:122分

【解説とストーリー】
 刑務所に連行される強盗団のボスと彼を護送する牧場主との男同士のきずなを描く西部劇。1957年公開の異色西部劇『決断の3時10分』のリメイクで、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取る。主演は『グラディエーター』のラッセル・クロウと『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル。さらに、ピーター・フォンダやベン・フォスターら癖のある俳優が脇を固める。早撃ちなどのアクションはもちろん、男のプライドのぶつかり合いに胸が熱くなる。
 地主からの嫌がらせで、馬小屋に火を放たれたダン・エヴァンス(クリスチャン・ベイル)一家。営んでいる牧場の生活は苦しくなる一方で、ダンと家族の溝は深まっていた。そんな折、卑劣な悪事を繰り返すベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)が逮捕され、3日後の3時10分発の汽車でユマの刑務所へ連行されることに。危険な道をたどるウェイドの護送を、ダンは男の誇りに懸けて引き受ける。(シネマトゥデイより)

オリジナルを観てからリメイクを観るとがっかりすることも少なくないのですが、これは楽しめました!
何しろ主演二人が魅せてくれます!(~o~)

大筋はオリジナルとほぼ同じで、せりふまで全く同じところもあるのですが、ダン・エヴァンスの設定とラストが変えてありました。ダンはオリジナルより悲惨な状況にあり、南北戦争の時に片足まで失っています。子どもも長男はオリジナルより少し年上で14歳。だからこそ余計に父親に対する思いもより細かく描かれ、ストーリーにも大きく絡んできます。

そんなダンの設定はクリスチャン・ベイルにピッタリ!「バットマン」を彷彿させる苦悩するヒーローですね(笑)。干ばつで借金がかさみ、切羽詰った状況に置かれてお金のために仕事を引き受けるのはオリジナルと同じですが、もう一つ、この仕事を何とかやり遂げたいと思う気持ちの中には大きな理由がありました。その理由もラストに繋がる大きなポイントですね。

対するベン・ウェイドはやはり落ち着いた頭のよい強盗団のボスなのですが、まぁラッセル・クロウがかっこいいんですよ〜(笑)この方、最近はメタボっぽいだの女性にはあまり人気がないようですが、今回は素敵でしたよ〜役得になるのかなぁ(笑)、ウェイドという人物がめちゃくちゃ魅力的なんですよね。酒場の元歌手の女性にせよ、ダンの妻にせよ、決してウェイドが悪者とは思っていません。時には冷酷に人をバンバン殺すし、悪人には変わりないのですが、凄腕のガンマンであることにプラス、とにかく頭がよく、また絵が上手いという設定も面白いです。冒頭から彼が絵を書いているシーンから始まりますが、鉛筆で描くその絵が上手く最後まで使われています。彼の一番の手下であるチャーリー(「X-MENファイナルディシジョン」のエンジェル役だったベン・フォスターが好演)がどんなことをしてでも救い出そうとするのも、このボスの魅力によるものなのでしょうね。人ってやはりどのような立場にあっても、カリスマ的な魅力のある人のところに集まるのだろうな〜と思わさせられます。
昔ながらのテンガロンハットではなく、凄く高級そうな(笑)黒の帽子がまた素敵でしたが、その帽子もポイントです。(^^)

そんなダークサイトにおけるヒーローにも隠された過去があり、ダンと次第に心が通うようになるのは、当然の成り行きみたいな感じもします。オリジナルの方がアクションが少ない分、より心理劇としての要素を強く感じましたが、ベタながらこのリメイク版も二人の描き方は悪くなかったと思いますよ〜ただ会話劇としてはオリジナルのホテルでの二人のシーンはじっくり見せる演出だったでしょうか。カラーがちょっと違うように思います。

ストーリー展開はさすがに現代ぽく、動きがありますね。ホテルに行き着くまでの道中でいろいろと事件も起きるし、その中での会話に二人の心の駆け引きがたくさん含まれています。登場人物もにぎやかで、オリジナルにはなかったピーター・フォンダ扮する賞金稼ぎバイロンという年配者がいたり、ダンの息子も重要なキャラクターです。このバイロン、あれほどまでの大怪我を負っても道中についてくると言うのはちょっと無理では?と突っ込みを入れたくなりましたが(笑)。

銃撃戦のシーンなど見せ場もたくさんあり、今の映画らしい作りになっていますが、昔の西部劇とはまたひとあじ違った現代風西部劇としてこれもありではないでしょうか。世の中のテンポも50年前とは変わってきているので、日本の時代劇が最近はCG満載のものまであるのと同じく、新しい時代物の作り方もあっていいのではないかと私は思いました。

ラストは変えてあるということで、どうなるのかかなりドキドキして観ていたのですが、賛否は分かれそうですね。反転します。
とってもせつないけれど、ダンには頼もしい息子ウィリアムが後継者としていること、そして彼自身も目的を果たせた事を考えるとこのラストも否定はしません。オリジナルのハッピーエンド的なラストだと、ちょっとそれまでのダンのダークさが消えてしまうかもしれませんものね。ウェイドに関しては、自分の愛馬を口笛で呼んだところで、彼の未来は想像できました。ただ一つだけ「あらら」と思ったのは一番の手下のチャーリーは悪役ながらちょっとかわいそうだったかも。おそらくなぜ殺されたのか自分ではわからなかったでしょうね〜^^;
とにかくラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルのファンの方は必見ですね!存分に二人の演技が堪能できました!今更西部劇と言う方もいらっしゃいますが、私はこういう西部劇なら観てもいいな〜♪(^^)



【おまけの話3つ】

その1
お盆休み始まりの公開初日に加えて、このキャストなのに上映館が極端に少ないのもあり、午前中にもかかわらず満席でした。しかも年齢層は比較的高く(笑)、私世代のおじさん、おばさんが多かったような・・・^^;若い人は皆外に遊びに行っちゃってるのかな〜なんて思って夫婦○○割で一緒に観た夫と苦笑してしまった次第です。(^O^;(そんな一人1000円の観客が多いのでお盆でも劇場は儲かりませんね(爆))

しかしどうして東京、神奈川ともに1館ずつなの?しかも神奈川の109川崎に至っては、お子様映画にスクリーンが占領されているからか、夕方からしか上映がない。>_<
やはり西部劇って敬遠されるのかしら?このキャストなら入ると思うんだけどなぁ。。。


その2
そう言えば、ラッセル・クロウは以前私が心配した「ロビンフッド」(こちらの記事の【余談】をご参照ください(笑))の撮影中だそうですが、「グラディエーター」の時を彷彿させるくらい痩せたそうで、チラっと写真を観る限りかなり期待できそう?(笑)楽しみになりました。(^^)


その3
ところで、新宿ピカデリーでは初鑑賞だったのですが、さすがにレッドカーペットもよく催されるだけあって、ロビーも劇場も綺麗ですね。ただちょっとイスが大きすぎてスクリーンはよく見えますが、気持ち圧迫感があるかな〜以前いつもお世話になっているNaomiさんが「ここのイスは今一つすわり心地が悪い」と言っておられましたが同感でした。背中に沿わないんですよね。座高の高さが関係しているのかもしれないけれど、映画館のイスというのもなかなか難しいですね。^^;ちなみに私のお気に入りは109シネマのエグゼプティブシート(会員は通常料金)です。一番楽ちんに観られるので上映時間の長い映画には最高!(笑)

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クリスチャン・ベイル、今回は光ってましたw

2009/11/25(水) 午後 10:52 mossan

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★もっさんさん、ベイルもクロウも凄くよかったですね〜♪
TBありがとうございます。

2009/11/28(土) 午後 9:47 choro

やっとこさ DVDで〜(^_^;)いやぁ かっこよすぎる西部劇でした〜(^^ゞオリジナル観たいなぁと。
ただ、あんなにボスのために悪を暴走していたチャーリーさんが あっさりとというのは 可哀相すぎるような(~o~)

2009/12/23(水) 午前 11:25 たんたん

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★たんたんさん、ホント、かっこいい西部劇でしたよね〜(笑)
チャーリーはちょっとかわいそうでしたね。^^;
オリジナルも雰囲気は地味だけどまた違った面白さがありましたから機会がありましたら是非!
TBありがとうございました♪

2009/12/27(日) 午前 0:24 choro

これは良かったですね・・・。
もう少しラストへ向けての内面の変化が明確であれば名作の気が・・・。オリジナルも見てみたくなりました!
TBさせていただきます。

2009/12/29(火) 午後 11:29 takutaku!

前半は悪党に見えないラッセル=ボスに見惚れ
後半は強い信念を持ったクリスチャン=パパに見惚れ…。
息子もいい男になるでしょうね〜(^^)
TBさせてくださいね☆

2009/12/31(木) 午後 8:22 なぎ

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DVD鑑賞となりましたが、堪能しました。ラッソーがセクシーだったわ♪最後チャーリーまであんなことに・・というのは唐突でしたけどね。
TBお願いします。

2010/1/1(金) 午後 9:22 オネム

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★たくたくさん、楽しめましたよね〜
これはオリジナルも魅せてくれる映画でしたが、今回も上手くリメイクされていたと思います。
TBありがとうございました〜♪

2010/1/4(月) 午後 6:46 choro

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★なぎさん、熱い男達が光ってましたよね!
西部劇もいいな〜って思わせてくれる作品でした。
TBありがとうございます〜♪

2010/1/4(月) 午後 6:47 choro

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★オネムさん、この映画のクロウは素敵でしたね〜♪
チャーリーは気の毒でしたね。^^;
TBありがとうございました〜♪

2010/1/4(月) 午後 6:48 choro

ほんと、魅せてくれましたね〜
面白かったです+.(≧∀≦)゚+.゚
ラスト10分なんてハラハラ┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ でしたわ〜

TBしますね♪

2010/3/2(火) 午前 8:52 [ 翔syow ]

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★syowさん、とても楽しめましたよね。
ダンの息子君が先日観たパーシー・ジャクソン役で驚きました!(笑)
TBありがとうございます〜♪

2010/3/6(土) 午後 9:56 choro

オリジナルも観てみたいです☆
うん、西部劇でも、こういう感じなら観易いですね☆
ラッセルがメチャ格好良かったです☆
TBさせてね☆

2010/3/22(月) 午後 10:08 ゴルバチョフ剛

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★ブーキーさん、これは面白かったですね〜♪
ホント、ラッセルはかっこよかったです。はまり役でしたね!
TBありがとうございました〜♪

2010/3/29(月) 午後 9:23 choro

私もこれはオリジナルを先に鑑賞しました〜
シンプルで渋いオリジナルもなかなかでしたけど、これとっても良かったですね〜^^
ほんとに主演二人が魅せてくれました^^
あはは、確かにあんな怪我をしたのに大丈夫だったのか?と私も思いました(笑)
こちらからもトラバさせてくださいね♪

2010/10/2(土) 午後 11:22 じゅり

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★じゅりさん、そうそう、大体の場合は名作のオリジナルを超えられないのに、これは上手くリメイクしてありましたね〜
私も楽しめました。
主演二人の力も大きいですよね!
TBありがとうございました♪

2010/10/4(月) 午後 8:58 choro

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劇場で観たかったなぁ〜って思いました
ラスト10分は大興奮でした
TBしますね

2010/10/11(月) 午後 7:38 あく(ノ゜゜)ノびっくり!!

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★あくびさん、ラストは目が離せませんよね。感動だし。
西部劇もたまにはいいよね。
TBありがとうございました♪

2010/10/13(水) 午後 8:48 choro

西部劇ということで、かなり微妙を感じながらも、ラッセル・クロウの作品ということでの鑑賞でした。
お金ではない男のプライド、誇り。
お金で動く人が多い今の時代にリメイクしたい作品だったのでしょうね。。

2011/3/6(日) 午前 9:02 sei

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★seiさん、そうですね。今観てもいろいろと感じることのある作品ですよね。
キャストもよかったし、これは楽しめました!

2011/3/8(火) 午後 10:26 choro

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