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「HACHI 約束の犬」(2008)

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日本人なら誰もが知っているハチ公物語。渋谷は一番家から近い繁華街だったので、物心ついた頃からその話は親からも聞かされ、又学校の道徳の時間(?)でも習ったような記憶があります。

ストーリーは至ってシンプルで、言葉で語ればほんの数分もかからずに本当に幼児にもわかりやすく言い聞かせができるお話なのですが、あらためてなんて感動的な話なんだろうと、予想通り(予告を観た時から泣けましたからねぇ。。(笑))映画を観て号泣してしまいました。帰ってから作品の公式サイトの映像を観て又涙・・・・^^;

ところが、この涙が辛い悲しい涙とも違うんですね。日本の映画「ハチ公物語」は未見なのですが、本作はさすがハルストレム監督らしい綺麗な温かな映画になっていたと思います。

ストーリーも私の知っているシンプルな物語そのままで、特別ドラマティックに仕立てることもなく淡々と進みますが、とにかくこの映画はHACHIを演じた3匹の犬の演技に尽きると思います♪最初の小犬の時からラストの老犬になるところまで、そのワンコの表情の素晴らしい事!ここまで犬って演技できるのかと思うほど感動させてくれました。

秋田犬を始めとする日本犬は人間を喜ばすことはせず威厳に満ちた犬だそうで、なるほど犬も武士道精神を持っているようだな、などと思ったのですが(笑)、そんなHACHIがご主人の異変を察したように、ある朝突然パーカーにじゃれ、今まで一度もしなかったボールを取って来るという行為をして見せるシーンからは、もう涙がポロポロ・・・10年近く駅で待ち続け、老犬になってしまったHACHIの姿など、こうして感想を書きながら思い出してもまた涙があふれてくるくらいです。

なぜそんなに感動できるのかと考えたのですが、やはりそれは犬が人間と違って邪念がなく純粋だからということに尽きるでしょうね。それは幼い子どもと同じで、とにかく真っ白なんですね。
私は犬は飼った事がないのですが、それでもこの映画は今まで観たどの動物映画よりも感動が大きく、涙の量も相当なものになりました。^^;

普通だと、これだけ泣ける話はリピートしたくないと思ってしまうのですが、そこが又この映画は違うんですね。きっとTVでやったら又観てしまうと思います。その理由の一つはラストがいいんですよね〜ただ単に忠犬だったHACHIをせつなく物悲しく描いて終わるのではなく、パーカーの孫がこの話を語り、また、自分も祖父がHACHIを愛したように、自分の犬に愛情をたっぷりと注いでいるところに、命の繋がりを感じることができるから、鑑賞後の後味も一種の爽快感すら感じられるのではないでしょうか。

「HACHIは決して不幸ではなくむしろ幸せだった」とパンフの解説にも書いてありましたが、パーカーの娘がHACHIの好きにさせようと門の外に出すところにも、そんなHACHIに対する愛情を感じられたし、また駅に携わる人々の温かな気持ちもよく伝わってきて、そんな人の行為からも感動を得たのかもしれません。

私にとっては理屈抜きに素直に感動できる映画でした。HACHIを演じた3匹のワンコには【アカデミー 主演動物賞】をあげたいくらいです!(笑)

ところで、映画の最後に渋谷駅のハチ公も出てきますが、あの銅像、いつの間にか向きが変わったんですよね〜私が子どもの頃はTSUTAYA方面を向いていたのに、今は駅(JRの線路)の方を向いてますね。普段通っていても全く見ていないので、いつだったか「あれ?方向が変わったな」と思ったのですが、それは迎えに来ているハチが、駅じゃないほうを向いているのはおかしいから変えたそうな。なるほどな〜とあらためて思った次第でした(笑)。

原題:Hachiko: A Dog's Story
上映時間:93分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(松竹)
初公開年月:2009/08/08
ジャンル:ドラマ

監督:ラッセ・ハルストレム
製作:ヴィッキー・シゲクニ・ウォン、ビル・ジョンソン、 リチャード・ギア
脚本:スティーヴン・P・リンゼイ
音楽:ジャン・A・P・カズマレック
音楽監修:リズ・ギャラチャー

出演:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ

【解説とストーリー】
 長年日本人に愛されてきた感動の実話“ハチ公物語”を、本作の製作にも名を連ねるリチャード・ギア主演で映画化。監督は、リチャード・ギアとは2006年の「The Hoax」でも一緒に仕事をしている「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「サイダーハウス・ルール」の名匠ラッセ・ハルストレム。
 遠い日本からアメリカへと送られてきた秋田犬の子犬。駅で迷子になってしまったその子犬を大学教授のパーカー(リチャード・ギア)が拾い上げる。受取人も見つからなかったことから、放っておけずに家へと連れ帰るパーカー。妻のケイト(ジョーン・アレン)は最初は反対したものの、やがて子犬は家族の一員に。子犬は首輪のタグに刻まれた漢字から“ハチ”と名付けられ、パーカーに愛情いっぱいに育てられる。そしていつしか、ハチは毎朝駅までパーカーを見送りに行き、夕方5時には駅でパーカーの帰りを待つようになる。そんな強い絆で結ばれたパーカーとハチの姿は、駅で働く人々の心も和ませたいた。誰もがその幸せな光景がいつまでも続くものと思っていたが…。(allcinemaより)

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いたるところにラッセ監督らしさを感じました。
オリジナルを損なわず、でもベタなリメイクじゃないのがよかったです。
それにしてもハッチィは愛らしすぎました。どれだけご主人様のことが好きだったんだろうなぁと思うと涙が止まらず、、、
あ、ハチ公像って向き変わったんですね、気づきませんでした^^;
TBさせて下さいませ。

2009/8/20(木) 午後 11:51 M

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★Mさん、そうですね〜これはラッセ監督だからこそこんなに素敵な作品になったのかなと思いました。
しかしHACHIは可愛かったですね〜もう愛おしくてせつなくて本当に涙が止りませんでしたよね。
ハチ公、いつの間にか向きが変わってました。^^;普段は通ってもあまりじっくり観る事もないですものね(笑)。
TBありがとうございました〜♪

2009/8/22(土) 午後 8:43 choro

こちらにもお邪魔します^^
私も予告編から泣いていましたが、こうも泣かされるとは(^^ゞ
choroさんも号泣だったんですね(笑)感想書いていて、また涙って
言うのも同じです(笑)ですが、悲しいと言うことももちろん
ありますが、それだけの涙ではないんですよね・・・
ラストのほう、ハチと教授の再会シーンは、家で観ていたら
声出して泣いてました(笑)でも、それは、良かったねって言う
嬉涙でした(^_-)-☆
さすが、ハルストレム監督、美しくて温かい作品になっていました。
ギアも本当に犬が好きなんだなってわかる演技(素?)でした。
もちろん、3匹の秋田犬には、私も【アカデミー 主演動物賞】
あげたいです!

2009/8/26(水) 午後 10:29 [ pin*hyo* ]

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★pinkhyonさん、やはり健気な動物の姿を観ると泣けますよね〜
邪の気持ちのないワンコだからこそ、この画像の表情とか見ていると、愛おしくてたまらなくなりますね。
ラッセ監督らしい温かで綺麗な映画でした。
泣くとわかっていても又観たくなっちゃいます(笑)。

2009/8/28(金) 午後 9:22 choro

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私は犬のメンタリティなんて人間の思い込みだよね、とクールに観てしまったのですが、それでも、いい話として楽しみました。寒さが空気の透明感を運んできて、このドラマにうまくマッチしていました。秋田犬なんだから特別だというところは「そーなの?」って若干疑問なのですが。TBさせて下さい。

2009/8/28(金) 午後 10:16 [ einhorn2233 ]

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★einhornさん、日本でも語り継がれているお話だけに、シンプルながらやっぱりいいお話ですよね〜
いろいろと細かいところは感じることがあっても、素直に感動できてしまうのはやはり動物の力かしら。泣かされました〜^^;
TBありがとうございます〜♪

2009/8/29(土) 午後 9:31 choro

私も予告から泣いていましたδ(´д`; )
ハチ公物語は日本版も未見ですし、choroさんのように聞かせてもらうような経験もなかったのですが・・・何となく知っている通りに物語が進み、それでも泣けました〜。
それはやはりハチのご主人さまに対する愛情が痛いほどに伝わってきたからかもしれません〜〜。
TVで放送されたら私も観てしまうと思います。
トラバさせて下さいね!

2009/9/7(月) 午後 10:18 ゆき

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★ゆきさん、これは素直に感動できる映画でしたよね〜
HACNIの従順で真っ白なワンコ魂はもちろんのこと、人間の温かさも伝わってきて、自然と涙が溢れますよね。
もう一度観たくなっちゃいます。早くTVでやってくれないかな〜(^^)
TBありがとうございました♪

2009/9/7(月) 午後 10:34 choro

作品を3匹の秋田犬で撮影したというのは聞きました。本当にいい演技をしましたよね。演技がうますぎてずるいと思いました。8月8日のハチなのでジョークかと思っていたら、案外いい作品だったので驚きました。

2009/9/12(土) 午後 10:38 麺達郎

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★麺達郎さん、どうも最初の小犬は秋田犬ではなく柴犬らしいですね。しかし最後の老犬はメイクもあったのでしょうが、演技も上手くて涙を誘いましたよね〜
この映画はリメイクとしてはとてもよかったと思います。
TBありがとうございました〜♪

2009/9/14(月) 午後 8:50 choro

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リメイク版も主人を思う忠犬としての気持ちが伝わってきました。
ご主人を待つ日々はハチにとって幸せな時間だったんだんだと思いたいです。
TBさせてください

2009/9/30(水) 午前 7:48 かず

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★かずさん、そうですね。ハチは幸せだったのかもと私も思います。
ワンコと人との愛がよく伝わるいい映画でしたね〜
TBありがとうございました♪

2009/10/1(木) 午後 9:20 choro

上でスルーしようかととコメしてますが、実はchoroさんの記事読んで観ようと思ったんです。ほんと物悲しく描いて終わってないしハチを見守ってる人々の温かさも感じられてよかったですね。公式サイトにもこれは悲しい話ではなく幸せの物語と書いてありました。
choroさんの記事読まなかったらきっと観てなかったです。ありがとう〜(^^)最後に渋谷のハチ公でてきましたね。あのシーンもじーんとしちゃいました。そっか、向き変わったんですね。そうですね〜待ってるんだから駅の方みてるのが普通ですよね。TBお返ししますね

2009/10/13(火) 午後 10:52 LAGUNA

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★らぐなさん、わ〜そうだったんですか。責任感じちゃいますね〜(笑)でも楽しまれたようでよかったです。(^^)
これは私も見てよかったと思いました。悲しいお話なのに、とても素敵な感動作になってましたよね。
HACHIの健気さと人間たちの温かさがよく伝わってきました。
TBありがとうございました〜♪

2009/10/16(金) 午後 9:45 choro

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実際の話は知りませんでした。

2010/7/10(土) 午後 11:23 mossan

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★もっさんさん、昔のお話ですものね。でも舞台が海外に移っても感動できる作品でした♪
TBありがとうございました。

2010/7/12(月) 午後 11:02 choro

あー、そうですよね。渋谷のハチ公はお目にかかったことないですが、これでようやくご主人さまを待つハチになったのですね。良かった。
娘の行為もハチの心がわかったから、そうですよね。そう考えなきゃです。
TBさせてくださいね。

2010/10/26(火) 午前 10:27 pu-ko

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★pu-koさん、相変わらず渋谷のハチ公は待ち合わせの人でいつもにぎわってますが、向きを変えたのは正解でしたね(笑)。
しかしアメリカでのペット事情は興味深かったです。やはりこれは日本仕様だったんですね。^^;
TBありがとうございました〜♪

2010/10/27(水) 午後 9:07 choro

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リチャード・ギアの演技もHACHIに対する愛情が感じられて良かったですが、やはり一番はあのワンちゃんたちの演技ですね。アカデミー主演動物賞、私もあげたい(笑)淡々としたつくりが逆に良かったですね。涙腺刺激された一本です。TBさせてくださいね

2011/5/1(日) 午後 9:46 ディンドン

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★でぃんどんさん、ですよね〜これはワンコの為の映画ですね!
とにかくシンプルなのに感動があって、日本人好み(?)の作品でしたね(笑)。
TBありがとうございました♪

2011/5/4(水) 午後 11:03 choro

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