choroねえさんの「シネマ・ノート」

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英国を舞台にした普通の人々(いわゆる労働者階級)のヒューマンドラマは、はずれがほとんどないような気がします。(^^ゞこの映画も「麦の穂をゆらす風」でパルムドール(カンヌ)を受賞したケン・ローチ監督の作品ということで気になっていたのですが、新年第1弾の鑑賞作品としては大正解でした♪(^^)

冒頭、車を運転する主人公エリックがパニック障害のために事故を起こすシーンから始まります。彼にとってこの持病がその人生に大きな影響を与えていることが次第にわかるし、今の生活も言ってみればかなり悲惨。楽しみは仕事仲間の友達と飲んで盛り上がることくらいなのですが、決して暗くなる描き方ではないところが、この映画の素敵なところだと思います。

というのも、彼の友人達がとにかく楽しい!それぞれが自分の一番のカリスマは誰かを語るシーンなどはまるで「サウンド・オブ・ミュージック」の【私のお気に入り】みたいな感じだし(笑)、サッカーファンの彼らがご贔屓のチームを応援するシーンなども最高でした。(^^ゞしかしイギリスのおじさんたちが思っているカリスマってなかなか面白いですね〜フィデル・カストロやネルソン・マンデラ、マハトマ・ガンジーなど政治家がいるかと思いきや、サミー・デイヴィス・Jrやフランク・シナトラらエンターテイナー、そしてスポーツ選手・・・(笑)
 
エリックはその自分の大好きなカリスマに元マンチェスター・ユナイテッドで活躍していたサッカー選手のエリック・カントナを挙げ、自宅の自室には等身大のポスターまで貼ってあるほどの惚れ込みようです。そんな彼が自室で愚痴っているとなぜか本物のエリック・カントナが現われ、いろいろな格言を持って彼にアドバイスを始めるんですよね(笑)。

あれ?この映画ってファンタジー?なんて思えるような展開なのですが、実は同じエリックと言う名が示すように、これは彼自身が自問自答して自分の道を切り開いていくのだということが解かってきます。

物語はエリックの人生たて直しに加えて彼の息子達が犯した過ちからギャングと戦うことになるのですが、これがまた痛快!おとぎ話的なのですがコメディらしい展開で、スカっとするんですよ〜♪

結局はサッカーなど団体競技と人の人生に通ずるところは、「人は一人ではなく、仲間を信じてこそ成功に繋がる」というようなことなのですが、思わずニンマリとするラストの展開は楽しいですね♪

キャストもみんな魅力溢れる演技で、雰囲気的には同じイギリスの片田舎が舞台だった「ブラス!」とか「フル・モンティ」などと似たところがあるでしょうか。

私はサッカーには全く疎いので、このカントナという選手も知らなかったのですが、劇中現役当時の試合での活躍がたくさん出てきます。これはサッカーファンにとってはとても面白く嬉しいことでしょうね。でも自分役をやっているカントナは今までも映画出演の経験があったようで(「エリザベス」にも出ていたとか)イケメンだし演技も自然でとても素敵なんですよね。トランペットまで吹くし。。(笑)

同じケン・ローチ監督作でも「麦の穂をゆらす風」とはまた違うカラーの作品ですが、こちらは人生に希望を与える温かなヒューマンドラマとして好きな映画の一本になりました。(^^ゞ

 
原題:LOOKING FOR ERIC
上映時間 :117分
製作国 :イギリス/フランス/イタリア/ベルギー/スペイン
公開情報 :劇場公開(マジックアワー=IMJエンタテインメント)
初公開年月 :2010/12/25
ジャンル :コメディ/ドラマ/スポーツ
映倫: PG12

《コピー》
人生なんて 意外に小さな勇気でかわるもの

監督: ケン・ローチ
原案: エリック・カントナ
脚本: ポール・ラヴァーティ
音楽: ジョージ・フェントン

出演:
スティーヴ・エヴェッツ (エリック・ビショップ)
エリック・カントナ (エリック・カントナ)
ステファニー・ビショップ (リリー)
ジェラルド・カーンズ (ライアン)
ジョン・ヘンショウ (ミートボール)
ルーシー=ジョー・ハドソン
ジャスティン・ムーアハウス
マシュー・マクナルティ
ローラ・エインズワース

【解説】   
 大のサッカー好きという社会派の名匠ケン・ローチ監督が、かつて名門マンチェスター・ユナイテッドでエースとして君臨した元フランス代表のスーパースター、エリック・カントナとの異色のコラボで贈る、心温まる人生一発逆転コメディ。なにもかも上手くいかず、どん底で苦しむ中年男が、突然現われた憧れのヒーロー、カントナのアドバイスに勇気を得て難局を乗り越えていく姿を仲間たちとの熱い絆を軸に描く。

【ストーリー】
 マンチェスターの郵便配達員エリック・ビショップは、しょぼくれた中年オヤジ。2度の結婚に失敗した彼は、7年前に出て行った2度目の妻の連れ子2人を一人で育ててきた。しかし、その2人の息子はいまやすっかり問題児。おまけに、未だに心から愛しているものの、今さら合わせる顔がないと感じていた最初の妻リリーと再会しなければならなくなり、気持ちが沈んでいた。そんな彼の心のアイドルは、地元マンチェスターの英雄、エリック・カントナ。今日も自室に貼った彼のポスターに向かって愚痴をこぼすエリックだったが、なんと突如どこからともなくカントナ本人が現われた。そして含蓄ある格言で彼を励まし始めるのだったが…。
(allcinemaより)

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なるほど、パニック障害ですか…。
これは感情移入出来そうです♪
パニック障害は周りの支えが凄く大切なんですよね(^▽^)/
それだけにこのエリックは恵まれてるのかも^^
機会があれば観たいと思います!!

2011/1/7(金) 午後 10:21 れじみ 返信する

主人公が自問自答しながら成長する様子をサッカー選手の姿で見せるなんて楽しそうですね。
日本ではサッカーが人気の割にサッカーに関する映画ってあまりないような気がするけど、イギリスでは色んな形でサッカーが映画に登場しますね。それだけ人々の生活に根付いてるってことかな。
これDVDになってるので観てみます。
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2011/1/8(土) 午前 0:34 pu-ko 返信する

私もこれケン・ローチ監督という事で気になってます〜
私もサッカー大好きなので(笑)
こちらは温かい気持ちにさせてくれそうですね〜^^
観たい観たい〜〜

2011/1/8(土) 午後 6:46 じゅり 返信する

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ケンローチの映画、前にWOWOWで3本程続けてみて、結構おもしろかったので、
これも気になってます・・・・

2011/1/9(日) 午後 8:24 [ dokomade ] 返信する

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今まで重く、暗い作品が多かったケンローチ監督ですが、
一転してこれは面白かったですよね〜
そうそう。彼らのカリスマは・・
<フィデル・カストロやネルソン・マンデラ、マハトマ・ガンジーからフランク・シナトラまで
あ〜でもこれって色々な映画見てたからわかるのかな〜なんて思っちゃいました。TBさせてくださいね。

2011/1/12(水) 午前 10:51 car*ou*he*ak 返信する

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★れじみさん、そうなんです。でも素敵な友達に恵まれて、主人公はカントナにも導かれ(笑)成長するんですよ〜
パニック障害はいろいろな症状があるんですね。また一つ勉強になりました。
しかし、人はやはり一人では生きていけませんよね。
周りの家族や友達は大切にしたいものです。(^^ゞ
いい映画でしたよ。機会がありましたら是非!

2011/1/12(水) 午後 5:47 choro 返信する

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★pu-koさん、実在のサッカー選手が人生の指南役というのも面白いですよね。
イギリスのサッカー熱は伝統を感じさせますね。
これは素敵な映画でした。pu-koさんの感想も楽しみにしていますね。
こちらこそ今年もよろしくお願い致します♪(^^)

2011/1/12(水) 午後 5:49 choro 返信する

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★じゅりさん、サッカーがお好きな方ならより楽しめると思います。
昔の試合のフィルムとかも頻繁に出てきてカントナ選手の活躍ぶりがよくわかります。
そそ、温かな気持ちになれる映画なので安心して観れますしね。
コメディタッチなのも楽しいです♪

2011/1/12(水) 午後 5:50 choro 返信する

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★dokomadeさん、私は「麦の穂〜」しか観ていないのですが、これはその重さはなく、でもヒューマンドラマとして見応えのある素敵な作品でした♪

2011/1/12(水) 午後 5:51 choro 返信する

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★カルちゃん、面白かったですね〜
それぞれのカリスマ、確かに映画で観て勉強した人物ばかりかも(笑)。
やはり映画は教養度が高まる?(笑)
TBありがとうございました♪

2011/1/12(水) 午後 5:52 choro 返信する

↑確かに!映画でお勉強させてもらいましたね。
これ最高でした。今年1番です。今年は結構なレベルが高い作品がつずいてるんですが・・・
これをソウルキッチンは超えそうな予感も?(笑)
カントナの声が素敵でした。勿論の顔も(笑)TBお願いします。

2011/1/20(木) 午後 2:37 ひかり 返信する

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★ひかりさん、面白かったですね〜
カントナは素敵でしたね〜(笑)
「ソウルキッチン」もまた違った魅力の映画だったけれど、やっぱりイギリスの田舎を舞台にした映画って好きだわ〜(笑)
TBありがとうございました♪

2011/1/24(月) 午後 11:17 choro 返信する

これ、本当に面白かったですね〜♪笑って泣けてと大忙しでしたが、大満足の作品になりました。そうそう、あの瞑想シーンには笑いました。おじさんたちが可愛くって(笑)
「フル・モンティ」とか「ブラス」とかイギリス映画だったんですね。「フル・モンティ」しか観てないのですがあれも最高でした。「ブラス!」借りなきゃ!TBさせてくださいね。

2011/1/30(日) 午前 11:17 + kuroneko + 返信する

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★くろねこさん、ホント、これは笑って泣けて、とても素敵な映画でしたね〜♪
おじさんたち、皆いい人ばかりでこんな仲間がいたら楽しいですよね!
イギリスの田舎町の映画って温かな気持ちにさせてくれるものが多くて私も大好きです。
TBありがとうございました♪

2011/2/3(木) 午後 10:10 choro 返信する

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渋い映画でした。でも心温まるいいお話でした。

2011/4/15(金) 午後 8:42 mossan 返信する

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★もっさんさん、ホント、心の温かくなる映画でしたね!
TBありがとうございました。

2011/4/20(水) 午後 8:12 choro 返信する

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