choroねえさんの「シネマ・ノート」

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4月の帝劇公演で、世界初演というミュージカル。洋画ファンの間ではお馴染みの英国のエリザベス1世の若き日の物語です。

中高生の頃、世界史は大の苦手というか興味も薄く、ましてや英国王室は○○何世とかややこしくて、まったく覚える気もなかったのですが、映画でたくさん英国王室ものを観るようになり、ようやくその流れや王たちの特徴なども少しずつ理解できるようになりました。(^^;

特にこのエリザベス1世は、ヘンリー8世とアン・ブーリンの娘として、英国王室の中でもとりわけ有名な女王ですよね。何度も映像化もされ、主役、わき役ともにお馴染みのキャラクターです。

私にとっては、やはりケイト・ブランシェットの演じた「エリザベス」の正、続編、そしてTVドラマでヘレン・ミレンが演じた「エリザベス1世〜愛と欲望の王宮〜」の2作品が印象深く残っていますが、女王になりたての若き日を描いた前作と、即位20年後から始まる晩年を描いたTV版の2作が、即位中のエリザベス1世の公私にわたる軌跡をたどった物語であるのに対して、このミュージカルのエリザベスは、まだ10代の少女で、腹違いの姉、メアリーとの確執や平民との淡い恋などが描かれている、一つの青春モノともいえるかもしれません。

そのせいか、ストーリー的には少し物足りなさも感じるし、個人的にはエリザベス自身にあまり魅力を感じなかったので、惹きこまれて感動するには至らなかったのは残念でした。(^^;

楽曲も、あまり頭に残るようなメロディはなく(と言っても、舞台鑑賞日に初めて聴いたので仕方ありませんが)、雰囲気としては、昨年観たフランスミュージカルの「ロミオとジュリエット」に近いものがあるかな〜 でも「ロミ・ジュリ」はCDで聴くより、実際に舞台を観た方が面白く感じたし、曲も生だと思ったほど歌謡曲っぽくはなかったように思うのですが(笑)、今回の作品は、楽曲に統一感がないような気がしたんですよね。

王宮ものなので、個人的にはできたらクラシック調にしてもらった方が重厚感が出てよかったのではないかと思いますが、何だか楽曲が軽い。。。(^^; ポップス調にするなら、逆にもう少し斬新な感じが出た方がよかったかもしれません。

衣装はメチャ豪華で、「ベルばら」っぽい感じすらありましたが、う〜ん、いっそ宝塚でやった方がいいのかも。題材としても女王になる前の若いベスを描いていますから、宝塚向けかもしれません。男役中心のヅカなら、吟遊詩人でベスと恋仲になるロビンを主役にしてね。(笑)

と、話が逸れましたが、楽曲に魅力がないと、ミュージカルとしては難しいな〜と思うので、今後、再演があるかないかは、ちょっと微妙かも。でも、あくまで個人的な感想なので、気に入られた方もたくさんいらっしゃると思います。(^^;

キャストはよかったですね〜ベス役の花總まりさんは、可愛くて10代のベス役もおかしくないのはすごいです。(笑)私としては昨年暮れに観た「モンテ・クリスト伯」のメルセデスの方が好きですが、昨年「レ・ミゼ」で観たアン・ブーリン役の和音美桜さんの歌声が素晴らしいので、ちょっと声的には食われちゃったかな。(^^; 和音さん、本当に素晴らしかったです。メアリー・チューダー役の吉沢梨絵さんも演技、歌共によかったですね。

相手役のロビンが山崎育ちゃんというのは、すごいトシの差なのですが(笑)、先日の天海祐希と松山ケンイチも同じく、TVやスクリーンと違って舞台ならおかしくないところが面白いですね。育ちゃんは安心して聴いていられるのでよかったですけど。

実のところ、今回お目当てだったのは家庭教師のアスカム役の石丸さん。冒頭からソロの曲ありで、さすがの存在感で、中年であってももちろん出演者の中で一番舞台映えするし(笑)満足でございました。(^^) そして、乳母アシュリー役の涼風さんと共に、舞台を締めていましたね〜

スペインの王子フェリペ役の平方君も適役で楽しませてくれたし、ベスを陥れようとする司教ガーディナー役の石川さんも最近悪役づいてますが(笑)、スペインの大使シモン役の吉野さんも同じく、いつも通り安心して観れました。

今回は主要な役がほとんどWキャストになっているのですが、観なかった方のキャストも気になりますね。2度足を運ばせる戦略なのでしょうか?(笑)

作品としては、やはり脚本なのかなぁ。話の進み方が少し遅いのと、後は楽曲が好みに合うかどうかですね。。。。

あっ、演出は面白かったです〜円形で坂になっているターンテーブルのような舞台装置を上手く使って、今風の無駄のない場面転換など、よかったです。

ただ、再演されても、私は観ないかも。ごめんなさ〜い!(^^; 暮れに再演される「モーツァルト!」は未見なので今回は鑑賞したいなと思っておりますが。(笑)

【キャスト】
レディ・ベス・・・花總まり
ロビン・ブレイク・・・山崎育三郎
ロジャー・アスカム・・・石丸幹二
キャット・アシュリー・・・涼風真世
シモン・ルナール・・・吉野圭吾
メアリー・チューダー・・・吉沢梨絵
フェリペ・・・平方元基
ガーディナー・・・石川禅

【スタッフ】
脚本・歌詞・・・ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲・・・シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞・・・小池修一郎

【解説】
約45年もの長きにわたって英国女王として繁栄をもたらしたエリザベス1世。
偉大な父王ヘンリー8世の娘として生れながらも、女王即位への道のりは決して順風満帆なものではありませんでした。
そんな若き日の“レディ・ベス”の異母姉メアリー・チューダーとの相克、
処刑された母アン・ブーリンへの想い、そして唯一の安らぎであるロビンとの恋を
壮大な音楽とストーリーで帝国劇場の舞台に描き出します。

ミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイの二人が手掛ける世界初演の作品を「エリザベート」「モーツァルト!」でタッグを組んだ日本ミュージカル界のヒットメーカー小池修一郎が演出いたします。

(以上、公式HPより)

4/26 帝国劇場にて観劇

閉じる コメント(6)

なるほど。
福岡でも秋にあるんですけど、飛びつくほどでもなさそうですね^^;
やっぱりミュージカルだと印象的な楽曲がないと、盛り上がりませんよね〜。

2014/5/13(火) 午後 10:38 なぎ 返信する

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キャストはなかなかですけれど、歌曲がよくないと、ミュージカルはリピート、と云うわけにはなかなかならないですよね(^_^;。
演出の小池さんも、近年は仕事しすぎな傾向もありますしね。
結構宝塚でやるのは考えて作っているのかもしれませんね。
何となくそう云う気がします。
なかなかミュージカルも新作は厳しいですね。

2014/5/14(水) 午前 4:30 [ miskatonic_mgs_b ] 返信する

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choroさん、辛口ですねー。
私はかなり感動しました!
確かに曲は覚えてないんですけどね^^;
そうそうヅカのOGの方もたくさん出演してたし、華やかだったのでヅカ向きだと思いました!
TBさせてくださいね。

2014/5/16(金) 午後 10:14 りーめい 返信する

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★なぎさん、エリザベス1世の話というところで興味深いのですが、初演のミュージカルは評判も気になりますよね。好みはあると思いますが、「エリザベート」とかの感動はなかったです。(^^;
まぁ一度くらい観ても悪くはないと思いますが、案外気に入られるかもですし。。。(笑)

2014/5/27(火) 午後 0:44 choro 返信する

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★miskaさん、好みだと思いますが、個人的には今一つでした。(^^;
どうしてもコスチュームものは音楽もある意味重厚さが欲しかったりしますが、いっそハードロックとか極端な方が面白いのかも(笑)。
中途半端な感じがすると物足りなくなっちゃうのかもしれません。
最近、あまりにたくさんいろいろな作品が上演されるので、よほどでないと大ヒットとはいかないのでしょうね。
難しいですよね〜日本におけるミュージカルが今後どうなっていくのか気になるところです。

2014/5/27(火) 午後 0:46 choro 返信する

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★りーめいさん、感動されたとのこと、よかったですね!楽しんだもの勝ちなので絶対にその方が得ですよ〜(笑)
きっと中途半端さが私には合わなかったのかもしれません。もちろん楽曲の好みとかもありますしね。
でも、一度は見れてよかったです。(^O^)
TBありがとうございました。

2014/5/27(火) 午後 0:47 choro 返信する

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