choroねえさんの「シネマ・ノート」

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「バイス」(2018)

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いつも同じことを感じますが、アメリカってやっぱり自由の国なんですね〜まだ存命中の政治家を主人公にした映画を、コメディタッチで撮るって凄いですよね。日本は、亡くなって何十年経っても、特に政治家に関してはほとんどと言っていいほど映画にはなりません。(田中角栄の映画もないですよね?)テレビのドキュメンタリー番組とかでやるくらいかしら。とにかく、お国柄の違いとは言え、いつもアメリカのこのような近代の実話ベースの作品を観ると驚くばかりです。よくぞ、本人たちやその家族から文句がでないものだなぁと。。。(笑)

さて、アメリカの現代史とかは、新聞をちゃんと読まない人なので(汗)、池上さんの解説番組、もしくは映画から知ることの方が多いような気がしますが、今回はクリスチャン・ベールの変身ぶりを観たくて劇場に足を運びました(笑)。でも、さすがに自分も一緒に生きてきた時代なので興味深く観れて面白かったです。

アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひくというくらい、海の向こうで起こる出来事は我々にも直接関係してきますが、本作が面白いのは、今まで矢面に立っていろいろな作品に登場していたブッシュ親子とかではなく、副大統領のチェイニーを主人公にもってきていることでしょうか。チェイニーって誰?って感じで私など全く名前も知りませんでしたが、なるほど、裏では本当にいろいろなことがあるんですね〜

チェイニー以外に出てくるまわりの人々はブッシュ ジュニアを始め、ラムズフェルド、パウエルなどさすがによく知っている人もたくさんでまたこれが皆似ている!凄いですね、全く違和感なく観れてしまいますから。そのホワイトハウス関係の人にプラス、チェイニーの家族の話が大きく物語の割合を占めています。実はあまり若い頃は出来がよかったとは言えないチェイニーがここまで上り詰められたのは、妻のリンがあってこそということで、よく成功する女性の影には必ず名サポーターの男性がいると言いますが、その逆のいわゆる「あげまん」の典型的な女性ですよね。夫の尻をたたき続けて上り詰めさせる手腕には脱帽です。(^^;

共和党と民主党が交互に政権を取るアメリカですが、この映画が今作られたのも、やっぱりトランプ大統領も関係しているのかな?ハリウッドは民主党が多いと聞きますしね。ここ半世紀のアメリカ大統領の一覧を見ると、ハリウッドでは完全に共和党たたきの映画が多いですよね?政治のことは全くわからない私ですが、パッと見ただけでも、いろいろな問題が記憶に残っているのは共和党政権の時が多いように思うのは気のせいでしょうか・・・

そんなニクソン時代からブッシュジュニア時代まで、強い影響力を及ぼしたとされるチェイニーですが、この映画だけを観ると、コメディタッチのせいもあり、憎めないキャラにも見えます。家族も描かれているから余計なのかもしれませんが、本当のところはどういう人だったのかなぁと、映画だけではよくわかりません。もちろん悪い影響を与えたことには違いないわけですが、人としてものすごい極悪人に描かれていないところが、これを映画化できる要因の一つなのかもしれませんね。

そのチェイニーをクリスチャン・ベイルは評判どおり、ものすごい変身で全くベイル自身を消し去りチェイニーになりきっていました。(って、私はチェイニーを知らないので写真からしかわかりませんが(^^;)声も変えていたような気がします。学生時代から副大統領になるまでの半生を一人で演じているわけですが、撮影スケジュールとかも大変だったでしょうね。映画ならではですね。

妻リン役のエイミー・アダムスもいつものエイミーとは違った印象ですね。最初に「魔法にかけられて」で観た時はここまでの演技派になるとは思いませんでしたが、近年の活躍には目を見張ります。

ラムズフェルド役のスティーヴ・カレルもですが、ブッシュジュニア役のサム・ロックウェルは本当にブッシュに似てますね〜というか似させてますね。でもよくクレーム来なかったな〜と思うほどダメ男に描かれていましたが・・・(^^;

脚本がよかったのかな。2時間以上あるのですが、飽きさせず面白く観られる作品でした。今後何年後かには確実にトランプ大統領の映画もできるのでしょうね。観たいような観たくないような・・・(笑)


原題:VICE
上映時間:132分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ロングライド)
初公開年月:2019/04/05
ジャンル:コメディ/伝記
映倫:G

《コピー》
史上最強で最凶なチェイニー副大統領(バイス)
監督:アダム・マッケイ
脚本:アダム・マッケイ
撮影:グレイグ・フレイザー
音楽:ニコラス・ブリテル

出演:
クリスチャン・ベイル・・・ディック・チェイニー
エイミー・アダムス・・・リン・チェイニー
スティーヴ・カレル・・・ドナルド・ラムズフェルド
サム・ロックウェル・・・ジョージ・W・ブッシュ
タイラー・ペリー ・・・コリン・パウエル
アリソン・ピル・・・メアリー・チェイニー
ジェシー・プレモンス・・・カート

【解説とストーリー】
 「ダークナイト」「アメリカン・ハッスル」のクリスチャン・ベイルがジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領(バイス・プレジデント)を務めたディック・チェイニーを演じた実録政治ブラック・コメディ。9.11同時多発テロを受けてイラク戦争へと突入していったブッシュ政権の驚きの内幕を、チェイニーの知られざる実像とともに過激かつ皮肉いっぱいに描き出す。共演はエイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル。監督は「俺たちニュースキャスター」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のアダム・マッケイ。
 1960年代半ば。酒癖が悪くしがない電気工に甘んじていた若きチェイニーは、婚約者のリンに叱咤されて政界を目指し、やがて下院議員ドナルド・ラムズフェルドのもとで政治のイロハを学び、次第に頭角を現わしていく。その後、政界の要職を歴任し、ついにジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の地位に就く。するとチェイニーは、それまでは形だけの役職に過ぎなかった副大統領というポストを逆用し、ブッシュを巧みに操り、権力を自らの元に集中させることで、アメリカと世界を思い通りに動かし始めるのだったが…。(allcinemaより)

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ほぼ同時期を描いた「記者たち〜」を観てこちらも興味津々なのですが、予告を観て何だか苦手意識が働いています choroさんの記事で満足しておこうかな?

2019/4/17(水) 午後 8:50 アンダンテ 返信する

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★andanteさん、「記者たち〜」は観たかったのですが、上映館が少なくて見逃しました。そうそう、両方観るとよくわかると、映画案内番組で言ってたわ。
お互いにDVDで片方を観ればいいですよね。(笑)
こちらも、コメディタッチなので意外と観やすかったですよ。(^^)

2019/4/18(木) 午後 7:58 choro 返信する

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