choroねえさんの「シネマ・ノート」

ブログ引っ越し中で益々バタバタしております。スマホで見るとレイアウトが崩れている時がありますが、ご勘弁を。<(_ _)>

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

「第9地区」(2009)

イメージ 1
 
グロ系は苦手なので少し迷ったのですが、かなり評判もよいしやはりオスカーにノミネートされる作品ならと鑑賞してまいりました。(^^)

これは、何と言ったらいいのか、不思議な映画でしたね〜知っている俳優が一人も出ていない映画は久々かもしれません(笑)。監督主演俳優も新人だそうですし、YAHOO映画のコメントにもよくあるように、確かにB級ぽさもにおいます。^^;でも・・・・全編通して目が離せない!!(笑)

冒頭からド〜〜ンとヨハネスバーグのかなり低い空に身じろぎもせず浮かんでいる、あまり綺麗とはいえない宇宙船・・・まるでドキュメンタリー映画のように、いろいろな関係者が語る当時の様子・・・そしてそれまでの状況が、簡単に説明された後、すぐにこの物語の主役となるヴィカスがエイリアン立ち退き作戦の責任者に指名され、彼は意気揚々と任務につくんですね。

これから何が起こるのか、人間対エイリアンなのかどういう展開の話なのか、とにかく観客側の興味は尽きず、かなり足早にヴィカスにこれから襲い掛かる災難に続く過程が描かれていきますが、この前半、私はものすごく緊張してしまって疲れました。^^;ヴィカスがどうなっていくのか、とにかく肩に力が入ってしまい、ドキドキするというより、疲れたと言う感じですね(笑)。

南アフリカを舞台にした映画をこのところよく観ましたが、この話がなぜ南アフリカなのかというのも、観ていくうちに頷けるようでした。今の世界情勢を皮肉ると共に、人間そのものの残酷さや身勝手さが思いっきり描かれていますよね〜

一人の人間があることをきっかけに周りから標的にされる話も多くありますが、お金の為なら一人の人間の命など虫かそれ以下の価値としてしか扱わない人間の恐ろしさを強烈に感じさせます。臓器移植の提供者を人身売買するのと同じですよね。野蛮の一言ですね。。。

ところが、この映画、そんな社会派ぽさを持ちながら、時折「うぷぷ」と笑えるようなシーンもたくさんあるんですね。何よりもエイリアンがグロいという以前に可笑しい。^^;何が可笑しいって、あまりに人間ぽいんですよね。どんなにエビだか虫だかの容貌をしていようと、手足があって、モノを作ったり食べたり、立ち○ョンしたりともう行動は人間そのもの。。親子の絆もあれば友情もあり、またいつの間にか宇宙語と英語で会話が成り立っているし、武器もコンピュータもどう見ても人間の作ったものと変わらないところが、楽しい突っ込みどころでした。(^O^;

あと笑えたのは、ラスト近くで出てくるガンダムもどきのようなロボット!いつの間にどこから誰が作ったのか謎ながら出てきた救いのロボットでしたが、 「トランスフォーマー」などにはまったく及ばないこのちゃっちさが変にリアルで可笑しかったです。この手のロボットは「アバター」でも出てきましたっけね。悪役がなかなか死なないのも「アバター」とちょっと被ったわ(笑)。もうこのようなモビルスーツ型ロボットはハリウッドのSF作品ではお馴染みになっちゃいましたね〜我々日本人もずいぶん昔から馴染んでますけど。。。(笑)

片や悲惨なヴィカスの運命が描かれながら、そんなクスっとした笑いもあるところが、ピーター・ジャクソンぽいといえばそうなのかな。

ヴィカス役の人も新人とは思えぬ熱演で、一瞬「アカデミー賞にこの人もノミネートされたっけ?」と思ったほどでした。かわいそうな役ですよね〜ラスト、せつなくてちょっとウルって来ちゃいました。

一見アカデミー賞には遠い感じの映画なのに、全く飽きさせず観客を惹きこむのは凄いですね。娯楽映画なのに何かが心に残るという不思議なタイプの作品でした。それは単なる作り話のSFだけではないことが伝わるからなのでしょうね。
 
エイリアン問題、解決はしてませんよね。続編はあるのでしょうか。。。(笑)

原題:DISTRICT 9
上映時間:111分
製作国:アメリカ/ニュージーランド
公開情報:劇場公開(ワーナー=ギャガ)
初公開年月:2010/04/10
ジャンル:SF/アクション/ドラマ
映倫:PG12

《コピー》
人類、立入禁止。

監督:ニール・ブロンカンプ
脚本:ニール・ブロンカンプ、テリー・タッチェル

出演:
シャールト・コプリー (ヴィカス)
デヴィッド・ジェームズ (クーバス大佐)
ジェイソン・コープ (クリストファー・ジョンソン)
ヴァネッサ・ハイウッド (タニア)

【解説とストーリー】
 南アフリカ出身の新鋭ニール・ブロンカンプ監督が、ピーター・ジャクソンの全面バックアップで長編デビューを飾り全米でサプライズ大ヒットを記録するとともに、その独創的なストーリーが絶賛されたSFアクション。巨大な宇宙船が漂着し、異星人を難民として受入れることになった南アフリカを舞台に、異星人と地域住民との軋轢が深刻化する中、当局の新たな対応が思いもかけぬ事件を招いてしまうさまをドキュメンタリー・タッチの語りと大作映画に引けを取らない驚異のヴィジュアルで描き出していく。
 南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、そのままとどまってしまう。しかし、エイリアンは襲撃に来たわけではなく、宇宙船の故障で漂着しただけだった。追い返すことも出来ず、やむを得ず彼らを難民として受入れることに。それから20数年後。共同居住区“第9地区”はいまやスラムと化し、地域住民の不満は爆発寸前に。そこで超国家機関MNUは、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定。プロジェクトの最高責任者に抜擢されたエイリアン対策課のヴィカスは、さっそく彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻る。ところがその最中に、不注意から謎の液体を浴びてしまうヴィカスだったが…。(allcinemaより)
画像をクリックすると公式サイトへ跳びます

開く コメント(46)

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事