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自転車を降りて押しながら歩くよう指示する道路標識が10日、仙台市中心部の歩道に登場した。バス停があり、歩行者と自転車がぶつかりやすいことから、国土交通省が60メートルの区間を指定した。政府が温室効果ガス削減の観点から、ともに推奨している自転車とバス(公共交通機関)の利用が、お互いに妨げとならないようにした工夫で、国道では全国初という。 設置されたのは同市青葉区一番町の国道4号「電力ビル」前。バス停をはさみ、歩道の両側に、「自転車降車ここから」「自転車降車ここまで」と書かれた緑色の標識(横1・5メートル、縦45センチ)を立てた。 道路交通法では、自転車は「軽車両」と位置づけられ、車道を走るのが原則だが、電力ビル前は自転車も歩道を走れる。ただ、自転車は徐行し、歩行者の妨げになるときは一時停止する必要がある。 市内には自転車専用のレーンを設けた歩道や車道が25路線あるが、電力ビル前では、ビルからバスに乗るために歩道を横切る人も多いうえ、バス停に停車するバスが頻繁に通るため、歩道・車道に専用レーンを設けるのも難しく、今回の措置となった。 日本自転車普及協会の渋谷良二常務理事は「今回の標識は、あくまで車を優先し、自転車に負荷をかけている措置に見える。自転車が車道を安全に走れる方策を検討すべきだ」としている。 (2009年12月11日 読売新聞)
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