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// 自転車道網 700キロ構想 県 歩道など転用 // 読売新聞 観光振興や「通勤」後押し 総延長約700キロの自転車道網整備などを柱とする県の構想が明らかになった。現在約300キロの自転車道と自転車・歩行者専用道があり、新たに約400キロを造ってネットワーク化し、観光振興や自転車通勤を後押しする。国道や大規模県道の植樹帯や歩道の一部を自転車道に転用し、拡幅や新規着工は最低限に抑える計画で、「それほど予算はかからない」(県幹部)としている。県は近く官民による会議を発足させ、構想を具体化する方針。 県が策定したのは「ぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想」。川沿いに走る大規模自転車道「荒川自転車道」「江戸川自転車道」を軸に、県内の観光スポットや主要都市を結ぶ支線、大規模道同士の連絡路を整備し、県中部から秩父地方への長距離道へとつなげる、とする内容だ。 中高年層を中心に、日帰りや1泊程度で観光名所を自転車で巡ったり、車に積んだ自転車で十数キロ程度の近隣観光をしたりとサイクリングの多様な楽しみ方が広まっており、荒川・江戸川自転車道の利用ガイド本の出版も相次いでいる。支線網を整備することで、都内や県内の自転車利用者を沿道の名所などに誘導。自転車通勤を増やし、渋滞緩和につなげる狙いもある。 2010年度当初予算案では、整備計画の調査作成に2000万円、自転車道の新設に6000万円を計上する予定。整備されるのは、荒川自転車道の終点に近い東松山市から滑川町の武蔵丘陵森林公園をつなぐ支線(図A)、荒川自転車道と鴻巣市中心部をつなぐ支線(B)、荒川自転車道から分岐した入間川沿いの「入間川自転車道」と坂戸市を結ぶ支線(C)、4月下旬に開通予定の川越―富士見市間の自転車道を荒川自転車道につなぐ延伸路(D)の4本など計約4キロ。09年度2月補正予算で新規整備も検討する。 県内には大手メーカー「ブリヂストンサイクル」(上尾市)を中心に自転車関連産業も盛んで、県は関係企業や各種団体などで検討会議を作り、自転車利用環境の整備を進めたいとしている。利用を推進するため、ゆっくりとしたペースで沿道の風景や各地のB級グルメなどを楽しむ市民サイクリング大会の開催なども計画している。
(2010年2月10日 読売新聞) 関連記事・情報 |

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