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保守を気取る市民が如何に、「似非保守」であるか、今回の桜田義孝元文部科学副大臣による戦地娼婦、いわゆる「従軍慰安婦問題」についての発言後におこなわれた各方面の動きに対する反応でよく理解できる。
その姿勢が「似非」だ、と云う以前に、思想が成立してはいない。破綻している。
今回、桜田元文科副大臣が発言の撤回を求められ、批判されるのは朴韓国大統領が原因ではない。中国や北朝鮮、韓国の国営報道機関のようだ、などと揶揄して溜飲を下げたつもりでいる国内報道機関の報道姿勢のせいでもない。
昨年末に、何を慌てたか、戦地娼婦に過ぎない者らについて、わが国軍が強制的に招集したと云う、歴史的真実を枉げた虚構の話を国家として認めてしまい、朴大統領とのあいだで合意をとりまとめた安倍晋三、その人こそが、深い所、あるいは致命的な原因なのだ。
そのことが、理解っていない。
もっと云えば、今回のような件で保守を気取る市民が、やるせない憤懣を、事あるごとに感じさせられる根源には、大東亜戦争終結後の米国対日占領政策の成功がある。
知的遊戯はお手のモノの似非保守市民層は、保守論壇の中でも軽薄な域の著述を目にしての軽い理解で、占領政策を批判する。
ところが売国的性格をそのままに、従米路線をとる安倍政権を擁護する。
米国対日占領政策を批判しつつ、一方で米国過依存の政治に無批判でいる。 思想として崩壊している。
桜田氏発言に不快感=安倍首相
http://www.jiji.com/sp/c?g=pol_30&k=2016011500456 |
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