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昨夜、都知事選四候補の討論をネットで観た。
舛添氏以外の候補は、いずれも議論が大雑把で呆れてしまった。
これでは舛添氏の圧勝だ。氏では、いかにも自民党好みの都政になってしまうだろうとて、他の候補に期待するところがあったが、残念だ。
宇都宮・田母神両氏を支える左右両派市民のあいだから、両氏を報道が取り上げる機会が少ないとの不満の声を聞く。報道機関が上位二位と予想される舛添・細川二氏に偏向して都知事選の報道を行っているという。
呆れてしまう。自身が応援する候補の無能力を知るべきだ。討論の内容を聞けば、そうした状況になるのは当然ではないか。
報道に無視されるような者は、最早、その時点で現代政治とは関われない。報道機関の存在を是とする限り、これを手玉に取る技術が現代において政治・政治家には必要なのだ。
宇都宮・田母神両氏の昨夜の討論を聴くと、東京都に対して、データや資料の一つでも請求し、討論のために用意するということを行っていないことが確かめられる。データを準備し、裏付けを語り、精緻に政策を説明するということに必要を感じないのだろう。都民のことを自身と同様に、皆、大雑把でいると思っているのだろうか。
報道の現場に、そんな候補を取り上げても意味がないとの雰囲気ができてしまうのだ。これは至極当然であり、健全なことだともいえる。
毎晩遅くまでデスクに怒鳴られながら、記事やニュースを編集している記者に対して、主張を枉げげることなく、これは伝えなければならないと思わせる「編集力」が報道される側の現代政治家には必要なのだ。
自身が応援する候補の劣勢を報道関係者の責任に転嫁してもいたしかたない。報道対策という、現代政治において、最も重要な点についての戦略に欠けてしまっていることを候補に伝えてやるべきだ。
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