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★戦場のジャーナリスト、名誉の自己責任
イスラム国人質事件で 今回のイスラム国邦人人質事件を受けて「ジャーナリストは勝手に(危険な地域に)入ったのだから自己責任だ、と簡単に言ってしまうのは、間違っている、と安易な自己責任論を批判する」との主張を掲載する記事を見つけた。 (全文)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150122-00002584-bengocom-soci
「イラクやシリアは危険な紛争地帯だが、そこで普通に生活している人が大勢いる。そういう一般の人の生活の中に入っていって取材して、国民がどう思っているのかを伝えるのも、ジャーナリストの大事な役割だ」と、直接的な説明になっていないが、というのが主張の根拠・理由なのだそうだ。 戦場ジャーナリストの価値は、今回のように戦時下の或る勢力により拉致され人質となる、或は流れ弾に当り落命するといった危険が迫る地域へと、報道に賭ける強い使命感から自己の意志で赴くところにあると云う点では、全くその通りだ。 一方で、運悪く拉致されたような場合には、その母国政府が国家の体面をかけて救出に取り組むことになる。しかし、その場合の取り組みは、あくまで身代金の支払いなど人質犯の要求に屈することがない形がとられ、生命の保全という点では制約がかかる形がとられることになる。ただし、身代金要求には応じないと云う点は、国内で一般の市民が自己の意志に反して人質になってしまった事件と同様で特別なことではない。 銃弾が飛び交う地に潜入する、たまたま拉致しさられた場合には救出活動にも制約がある。銃撃を受け落命すれば、あるのは名誉だけで、補償などは当然ない。それでもなお、そのことを充分に理解した上で、自己のうちにある報道に賭ける強い使命感からフリーの戦場ジャーナリストは戦場へ足を運ぶ。 自己の責任において行動する者こそがフリーの戦場ジャーナリストという存在であり、そこの名誉がある。 余計な理屈立てや弁護は彼らの名誉を汚すものに他ならない。 |

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