日産、公道でEV試乗イベント 12月4-5日 切り抜き レスポンス2010年11月15日(月) 18時48分
日産自動車は、電気自動車(EV)の普及を目指したイベント「the new action TOUR」の第4弾イベントを、横浜市で12月4、5日の2日間、同市やNPOと連携して開催する。 http://yoka-yoka.jp/usr/frcodon/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%BE%EF%BC%88%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg |
電気自動車News
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金子 憲治(日経エコロジー)
自動車最大手が新事業としてスマートグリッドに本腰を入れる。PHVとEVへの情報提供サービスを軸に、収益化を模索する。
10月上旬、トヨタ自動車がスマートグリッド(次世代送電網)に関する事業戦略を明らかにした。
トヨタは、プラグインハイブリッド車( PHV)と電気自動車( EV )をスマートグリッド戦略の軸に据える。住宅と自動車にエネルギー関連の情報を提供し、外部から機器制御することで、エネルギー需給を最適化、CO2排出を削減しつつ、消費者とドライバーの利便性やコスト削減につなげるイメージを持っている。
一般的なスマートグリッドの概念は、電力網とIT(情報技術)が融合し、家電や蓄電池を遠隔制御して需給調整することで、再生可能エネルギーを最大限に活用できる、などと解説されることが多い。
「将来、家庭の電力消費はPHVかEVに充電するための電力が33%を占めるようになる。夜、充電すれば電力需要を平準化する効果は大きい」と、同社e-TOYOTA部の永井真澄テレマティクス企画室長は言う。
トヨタは、車と住宅に情報を提供し遠隔制御するこうしたシステムを「トヨタスマートセンター( TSC )」と名づけ将来、新たなサービス事業に育てる構想を持つ。9月から青森県六ヶ所村でトヨタホームが建設した2棟とPHVのプリウス8台などを使って実証実験を始めた。 全文へ http://yoka-yoka.jp/usr/frcodon/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%BE%EF%BC%88%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg |
ビックカメラ、電気自動車「i-MiEV」の普及促進活動開始、試乗会も2010年11月10日 朝日新聞 ビックカメラ(宮嶋宏幸社長)と三菱自動車工業(益子修取締役社長)は、11月9日、日本初となる家電量販店と自動車メーカーによる「電気自動車の普及に関する基本協定」を締結した。 http://yoka-yoka.jp/usr/frcodon/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%BE%EF%BC%88%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg |
中国が低価格EVを続々と開発、トヨタとテスラの提携は注目の的 電気自動車今や自動車の世界最大市場になった中国は、政府が電気自動車(EV)などの電動車両に力を入れる方針を鮮明にしている。その影響もあって、広東省深セン市で11月5日〜9日に開催された「第25回 電気自動車、ハイブリッド車および燃料電池車に関する国際シンポジウムと展示会」(EVS25)には、中国企業を中心に約60社が電動車両や周辺装置を出展した。EVS25では、ハイブリッド車で既に実績を上げているトヨタ自動車もEVの試作車を披露するなど、EVへの期待がかなり高まってきたようだ。 次々と登場する中国の低価格EV もともとシンポジウムが主体だったEVSだが、今や「モーターショー級」の展示会に発展した。今回参加した企業や大学は約350に達する(「中国開催の『EVS25』が明日から開幕、モーターショー級の展示会に」)。その中で、中国企業によるEVの展示は「百花繚乱(りょうらん)」といった状態だった。
深セン市に本社のある新興EVメーカーのGreenWheel Electric Vehicle社(陸地方舟)は4人乗り小型EV「Evion」を出展した。1充電当たりの走行距離は200キロ。同社によれば、これまでに「1万台以上のEVを販売した実績がある」そうだ(「『EVを1万台売った』深セン発の新興EVメーカー、GreenWheel(陸地方舟)」)。 中国Zotye社(衆泰)が出展した低価格のEV「LERIO EV」は販売価格が21万元で、政府などの補助金を考慮すれば10万8000元(約130万円)になるという(「補助金込みで約130万円のEV、中国Zotyeが出展」)。
中国Wonder International Group(萬得国際)は、販売価格が6万元(約72万円)と安価なタクシー向けEVを出展。「中国では今後、タクシーのEV化が本格的に始まる」(同社)と見て、2011年内の発売を予定している(「72万円のEVタクシー、中国Wonder Internationalが2011年に中国で発売」)。最高速度は時速70キロと遅いが、「中国で走行するタクシーならば、(渋滞がひどいので)これで十分」と同社。1充電当たりの走行距離は150キロとしている。
こうした中、トヨタ自動車は小型車「iQ」をベースとしたEVの試作車を披露した(「トヨタ、『iQ』ベースのEV試作車を開発、中国の市街パレードで走行」)。同車のコンセプトは2009年の米デトロイト・ショーで発表していたが、実際に走行させたのは今回が初めて。「ハイブリッド車だけではなく、EVの開発にも注力していることをアピールしたい」(トヨタ)との狙いがあった。
世界から注目される米テスラ社、トヨタと共同開発中トヨタと言えば、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車で世界のトップを快走しているが、その一方で2010年5月に米EVベンチャーのテスラ・モーターズとEVを共同で開発・生産することを発表し、話題を集めた。トヨタがテスラに5000万ドル(約40億円)を出資するという。 EVで世界の注目を集めるテスラとはどんな会社か。日経ビジネスオンラインの「テスラが仕掛けるEV革命」によると、テスラは米カリフォルニア州シリコンバレーに本社を置き、IT(情報技術)の聖地で生まれたユニークな新興メーカーだという。同社が考えたのは「究極のスポーツカー」を作ること。誰もが憧れるEVを作ることが普及の力になると判断した。
テスラが2008年に初めて商品化したスポーツカーのEV「ロードスター」は1280万円と高額だ。これまでに1200台以上を販売している。シャシーは英ロータス社、電池セルは三洋電機、パナソニックなどの日本メーカー、変速機は米ボルグワーナーから供給されている。停止状態から4秒で時速100キロに達する性能はガソリンエンジンを搭載したスーパーカーも凌駕(りょうが)するという。 ロードスターは手作りで生産されている。量産体制を構築し、コストを削減するためにテスラが目をつけたのが、トヨタと米ゼネラル・モーターズ(GM)の生産合弁会社だったNUMMI(ヌンミ)。2010年4月でNUMMIの生産活動は終了したが、その工場跡地の一部をテスラが買収し、新EV「モデルS」のプラットフォームを使って複数のモデルを生産する予定。3万ドル(約240万円)以下の手ごろな価格のEVも開発するとしており、将来的には年間15万台以上のEVを生産・販売するメジャーなメーカーを目指している。 今年から2012年にかけて日本メーカーが相次いで投入 日本メーカーの動向を見ると、三菱自動車が2010年4月に4人乗り小型車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発売済みだ。価格は398万円、1充電当たりの走行距離は160キロ。12月には日産自動車が5人乗りの「LEAF(リーフ)」を発売する予定(「三菱i-MiEV、日産リーフ…今買うべきか? 『電気自動車』の損得勘定」)。価格は376万円、1充電当たりの走行距離はやはり160キロ。最高時速はi-MiEVが130キロ、LEAFが140キロとしている。
トヨタは前述したようにiQをベースにしたEVを中国のEVS25で走行させているほか、テスラと共同で多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」をベースにしたEVの開発を進めている。ホンダは2012年にEVを投入する計画だ。
ハイブリッド車が当面の主力と考えつつ、EV開発にも力を入れ始めた日本メーカーだが、日本のEVを語るうえで忘れてはならないのが慶応義塾大学環境情報学部の清水浩教授による研究だ(「大学教授が目指す『電気自動車のインテル』」)。電気モーターをタイヤホイールの内側に配置し、タイヤをじかに回転させる「インホイールモーター」と呼ぶ技術を約30年かけて開発した。エネルギー損失が少ないのが特徴で、「EVの時代は確実に来るし、現時点で我々の技術が最先端だと考えている」と清水教授は語る。
中国、米国、そして日本と見てみると(もちろん韓国メーカーもEVを開発している)、EV開発のあり方はそれぞれの持つ技術力、社会基盤などに大きく依存していることがわかる。各国の事情に応じたEVが登場し、改良を重ねて競い合っていくだろう。
日経ビジネスオンラインで人気コラムを執筆する宮田秀明東京大学教授は、複数の電気自動車に試乗した体験から「将来の多彩な電気自動車が見えるような気がした」と率直な感想を述べ(「変化を勝機に! 10年後の自動車産業を考える」)、そのうえで「10年後の自動車はどのようになっているのだろうか。けっこう今より楽しい自動車社会になっているのではないだろうか。環境問題を解決すると同時に、便利かつ楽しい自動車社会がつくられていることを期待する」と書いている。熾烈(しれつ)な技術開発の中にも、夢を運ぶクルマ作りをしてもらいたい。 http://yoka-yoka.jp/usr/frcodon/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%BE%EF%BC%88%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg |
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