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進クン、敗れる・・・
しりビントランプ・四字熟語の説明
進クンは、家族と「しりビントランプ・四字熟語」をしています。
その様子を覗いてみましょう。
ゲームのやり方やポイントもご説明します。
競技者は、進クン(小学6年)
カード(全部で40枚)をよく切って、各人に1枚ずつ配付します。もちろん他の人に見えないように、カードは裏向けて配付します。全部で5枚配付することになります。
1巡目では、各人次のような文字カードを手にしました。
奈々さん【温】 光男さん【千】
進クン【肉】 お母さん【強】
2巡目は・・・
奈々さん【温】【死】 光男さん【千】【合】
進クン【肉】【同】 お母さん【強】【四】
5巡目では、それぞれ、次のようなカードを手にしました。
奈々さん【温】【死】【音】【語】【投】
光男さん【千】【合】【空】【異】【生】
進クン【肉】【同】【起】【命】【一】
お母さん【強】【四】【回】【前】【気】
残ったカードはテーブルの中央に裏向けておきます(「山」と呼ぶことにします)。
さあ、ゲーム開始。
順番は、お母さん
まず、「山」の一番上のカードを一枚取ります。
それは【後】でした。
お母さんは、【前】のカードを持っていますから、【空前絶後】を狙うことにしました。
1枚カードを取ったときは、1枚カードを捨てなければなりません。
お母さんは、【気】を捨てることにしました。
お母さんカード
捨てた【気】は、表向けて「山」のそばに置きます。「山」の周りに置かれるカードを「ふもと」と呼ぶことにします。
次は、進クンの番です。
「ふもと」のカードは使えそうもないので、「山」から一枚取ることにしました。
【断】でした。
進クンのカードは、【肉】【同】【起】【命】【一】なので、【断】では四字熟語になりません。そのまま、【断】を捨てることにしました。
進クンのカード
「ふもと」には【断】【気】があります。
次は奈々さんです。
奈々さんのカードは、【温】【死】【音】【語】【投】なので、「ふもと」の【気】をもらえば、【意気投合】の【気】【投】がそろうことになります。
さらに、手元にある【語】と「ふもと」の【断】で【言語道断】が狙えそうです。
このような場合、「山」ではなく「ふもと」のカードを取ることが出来ます。
2枚欲しければ、自分のカードから2枚を捨てればいいのです。
2対2の交換になります。
奈々さんは、「ふもと」から【気】と【断】をもらい、【死】【音】を捨てることにしました。
その結果、奈々さんカード
奈々さんは、どうやら幸先よいスタートのようです。
「ふもと」は【死】【音】に変わりました。
最後は、大学生の光男さんです。
奈々さんが「ふもと」から【気】と【断】を取ったのを見ていた光男さんは、彼女がどんな四字熟語を完成しようとしているかは分かります。
自分の手元のカードの中に【合】があります。このカードをテーブルに置きました。最後まで捨てないつもりです。そうなると、奈々さんは【意気投合】は完成させられません。
光男さんは「ふもと」のカードは目もくれず、「山」から【弱】をめくり、そのまま【弱】を捨てました。
光男さんのカードは、先ほどと変わりません。
光男さんのカード
「ふもと」は、【死】【音】【弱】になりました。
今度はお母さんの番です。
お母さんカード
「ふもと」の【弱】をもらえば、【弱肉強食】が狙えます。
お母さんは、「ふもと」から【弱】をもらって、【四】を捨てました。
お母さんカード
「ふもと」は【死】【音】【四】になりました。
次は進クン。
進クンのカード
まだペアリングが出来ていません。
でも、「ふもと」の【死】をもらえば、【起死回生】がねらえそうです。
進クンは、「ふもと」から【死】をもらい、【一】を捨てることにしました。
その結果、進クンのカードは、【肉】【同】【起死】【命】となりました。
「ふもと」は【一】【音】【四】に変わりました。
奈々さんのカード
「ふもと」には欲しいカードはないので、「山」から一枚取りました。
【寒】でした。
手持ちの【温】とあわせて【三寒四温】がねらえますが、捨てるカードがありません。
結局、【寒】をそのまま捨てました。
奈々さんのカードは変更がありません。
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】に変わりました。
光男さんは、「ふもと」には目をくれず、「山」から1枚引き、そのままそのカード(【意】でした)を捨てました。
光男さんのカード
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【意】に変わりました。
お母さんカード
「山」から一枚引くと【食】でした。
【弱肉強食】まで、あとは【肉】だけです。
お母さんは、迷わず【回】を捨てました。
その結果、
お母さんのカード
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【意】【回】となりました。
進クンは【回】が捨てられたのをみて、ラッキーと思い、にんまりします。
進くんのカードは、【肉】【同】【起死】【命】なので、【回】をもらえば、【起死回】になります。
進クンは【命】を捨てて、「ふもと」から【回】をもらいました。
その結果、
進クンのカード
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【意】【命】になりました。
進クンは、四字熟語完成まで、あと1枚なので、しめしめと思っています。
ところが、実は、進クンが求める【生】は、光男さんがキープしたままです。光男さんが捨てない限り、四字熟語は完成しません。
もちろん、進クンは、そのことは知りません。
奈々さんのカード
奈々さんは、「ふもと」に【意】があるのを見て、これをもらい、【温】をすてました。
カードは【意気投】【語断】で一見順調なようです。
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【命】です。
光男さんは、今度も「ふもと」には目もくれず、「山」から【望】をひくと、そのまま捨てました。
光男さんのカード
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【命】【望】
お母さんのカード
「山」から【絶】をひく。
【前絶後】になるが、捨てるものがないので、【絶】をそのまま捨てる。
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【命】【望】【絶】
進クンのカード
「山」から【言】を引き、そのまま捨てる。
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【命】【望】【絶】【言】
奈々さんのカード
奈々さんも、「山」から【心】を引き、そのまま捨てる。
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【命】【望】【絶】【言】【心】
光男さんのカード
光男さんは、今度は「ふもと」から【安】をもらい、【空】を捨てました。
光男さんのカード
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【命】【望】【絶】【言】【心】【空】
お母さんの番です。
お母さんのカード
「ふもと」をよく見ると・・・いま光男さんが捨てた【空】と【絶】があるので、【空前絶後】が完成します。
お母さんは、【空】と【絶】をとって、【強】と【食】を捨てました。
お母さんが1位です。
四字熟語が完成したときは、他の人に見せます。
さあ、進クンも負けていられません。
進クンのカード
「山」から【立】を引き、そのまま捨てる。
お目当ての【生】が出てきません(光男さんがキープしているのです)。
奈々さんのカード
「山」から【里】を引き、そのまま捨てる。
「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【命】【望】【強】【言】【心】【食】【立】【里】
光男さんのカード
「ふもと」から【心】【立】【命】の3枚をとりました。
これで【安心立命】が完成。2位。
【千】【異】【生】を捨てましたので、「ふもと」は【一】【音】【四】【寒】【温】【望】【強】【言】【食】【里】【千】【異】【生】になりました。
進クンのカード
光男さんが【生】を捨てたので、これをもらって、やっと【起死回生】が完成しました。
なんとか3位確定。
奈々さんは、残念ながら最下位。
光男さんの作戦に泣かされたようです。
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広がるしりビン
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しりビントランプ・四字熟語
しりビンをトランプにしました。
今回は四字熟語のレベルB(小学6年配当漢字・漢検5級)をご紹介します。
基本は、4人で行うゲームです。
カードは40枚(四字熟語10語)あります。
早く四字熟語を完成させた人が勝ち
生徒は「起死回生、起死回生・・・」などと心の中で唱えながら、不足する文字カードを集めようとします。
カードには、四字熟語が書いてあるので、どの漢字を集めるべきかは、生徒は分かります。
さらに、四字熟語の意味を説明していますので、ゲームしながら四字熟語が学べます。
四字熟語は、漢検の各級の語に拠っていますので、漢検受験にも役立ちます。
レベルBは、B・1〜B・10まで作成しています。
実際のゲームのやり方は、「進クン、敗れる!」をご覧ください。
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. 広がるしりビン .
2003年教室で生まれたしりビンは、もともとは小学生の漢字学習の副教材でした。
しかし、いわゆる脳トレの要素のあるゲームでもあります。
とくにしりビン・四字熟語を2人でやる場合は、相手の心理を読んだり、作戦を立てたり、2手、3手先を読んだりと、まるで、将棋や碁に似た楽しさが味わえます。
大人のひとにも楽しんでいただけるようなゲームも作っていきたいと思っています。
教育漢字に限定されない漢字で作成しています。
たとえば、通勤電車の車内でやるもよし、みんなで「この漢字、知ってる・・・」などとワイワイいいながらやるのもいいでしょう。
そして、漢字や語句を覚えられるのですから、一石二鳥ですよ。
クイズとパズルの面白さを融合。中学受験をする小学生のために制作しましたが、大人のひとも楽しめます。
四字熟語愛好家もたくさんおられます。漢検のテストでも四字熟語の知識が問われます。書店でも多くの四字熟語辞典が並んでいます。
四字熟語を使った新しい脳トレゲームです。
すでに3巻を出版しています(自費出版)。150題分ですが、じつは3000題の問題を用意しています。
愛好者の輪が広がれば、順次出版して楽しんでいただけたらと思っています。
しりビンで中国語も勉強できます。副教材として利用できるのではと思っています。
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しりビン・中国語
漢字を使ったゲームでもあり、学習教材でもあるしりビンは、
中国語の副教材としても活用できる・・・
実は、すでに問題を作成しています。
書き取り・しりビンは1700題ほど、
しりビン・四字熟語は100題ほど作成しました。
日本の中国語スクールで、中国語の副教材として使えるかもしれません。
さらに、
中国語を学ぶ人は世界にもいるでしょうから、英語の解説の付いた問題集も出版できるかもしれません。
中国の小学生たちが学校でつかう副教材としても使えるかもしれません。
中国の小学校の教室でオリジナル・しりビンも採用されるかもしれません。
そう考えると、
しりビンは国境を越えて広がる可能性のある学習プログラムです。
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しりビン・歴史
歴史上の人物や地名は、解答を漢字で求めている学校があります。
受験が近づくと、社会科なのに、漢字の書き取りの時間をとって、生徒たちに練習させます。
大人の人でも、読めてもなかなか書けない漢字ですよね。
私は「糸糸言う鳥」といって覚えさせています。
書き取り・しりビンのいわば応用編。
ゲームのような、クイズのような感じなので、けっこう楽しいようです。
問題27
①②③④⑤
⑥⑦⑧⑨⑩
⑪⑫蘇⑭⑮
⑯⑰⑱⑲⑳
①②③④⑤
解答
英世済百姓
口小林一茶
尻野蘇向揆
湖妹我宗禅
孔子馬言真
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