|
亡羊补牢
wáng yáng bǔ láo 日本語では「亡羊補牢」。
羊が逃げてから、その小屋を補修すると言う。
「泥縄」や「あとの祭り」と言う言葉が思い浮かびますが、
この成語はもう少しポジティブな意味合いがあるようです。
失敗した経験を次に生かそうというのです。
故事は次のようなものです。
戦国時代は、楚の襄王の治世。
楚王と重臣はみな荒淫無能、国力が低下していた。
そのなかで大臣の庄辛は、国を憂い、王に諫言を試みたが、逆に疎んじられた。
庄辛は王に申し出て国を去ることにした。
後日、
秦の国が攻めてきたが、楚は敗れて国の大半を占領されてしまう。
王も国を脱出する。
王は庄辛を呼んで教えを乞う。
彼は「羊が逃げたのを知って小屋を修理したとしても遅すぎることはありません。
自らの過ちから学べばいいのです」と言って、
献策を施したが、
そのお陰で失った領土も回復したという。
|
四字熟語(中国語)
[ リスト | 詳細 ]
|
投鼠忌器
tóu shǔ jì qì 行動を起こす前に、その行動がどんな結果を引き起こすのかよく考えてから、
実行に移るべきだというのです。
故事は次のようなものです。
あるお金持ちが骨董品の収集に凝っていた。
たくさんあるコレクションのなかでもある器を特に珍重していた。
ある日、
あろうことか、その器の近くで鼠がちょろちょろしている。
怒った主人は石を鼠に投げつけた。
鼠は死んだけれど、貴重な器も壊れてしまった。
彼は、
現に起こっている事象を憂えるあまり、後先を考えずに行動に出ると、
とんでもない災いが降りかかって来るものだと思い知ったのだった。
|
|
破釜沉舟
pò fǔ chén zhōu 秦朝末期の覇王項羽の話。
戦いに臨んで、
項羽は煮炊きする釜を壊し、船も沈めるよう命じた。
食事も出来ない。
逃げ帰るための船もない。
生き延びるには敵に打ち勝つしかない。
韓信の「背水之陣」同様、
連戦連戦を強いられる将軍は、
時には究極の作戦を選択するのかもしれない。
日本語の字体では「破釜沈船」。
|
|
图穷匕现
tú qióng bĭ xiàn 有名な秦始皇帝暗殺場面。
燕の食客荊軻が地図に隠しておいた匕首で秦の皇帝を暗殺しようとしたが、
失敗して殺された故事による。
真の狙いは結局は露見するものだと言う成語になっている。
日本語の字体では、「図窮匕現」。
|
|
对牛弹琴
duì niú tán qín 日本語の字体では「対牛弾琴」。
漢検の四字熟語辞典では、
「なんの効果もなく無駄なこと」と説明している。
聞き手の能力を十分把握していなかった奏者について述べた成語とも言えるが、
聞き手のモノの価値を見分ける能力が不足していること揶揄する成語だという解釈もある。
菅降しが効を奏していないので、
この成語を思い出したのだが、
すこしニュアンスは違うかな・・・
|








