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昨日、娘たちの不登校についてお話したのでその追記。
もし、現在子供さんの不登校で悩んでる親御さんがいらっしゃいましたら、何か一つでも解決のヒントになればと思います。 次女には睡眠障害があるというお話をしました。 これは不登校になり始めてからずいぶんたってからわかったことでした。 学校に行けなくなって最初のころは、本人は学校も友達と遊ぶことも大好き、本当は行きたくてしかたないのに体が思うように動かない。 気持ちと体がうまくかみあわないことで心が消化不良を起こし始めました。 みんなが当たり前に行ける学校へ行けないことで自信をなくし、自分はダメな人間なのかもと思い始め、そうやって心が弱り始めました。 そうして不登校は長期化していきました。 専門家の人の中には、不登校になる子に多い性格なんかを細かく分析したりする方もいらっしゃいますが、私は、 心に問題を抱えた子が学校へ行けなくなるのではなくて、その逆だと思っています。 子供が学校へ行けなくなってから、心の問題が出てきます。 もちろん、少数ははじめから問題のある子もいるとは思いますが。 次女の不登校当初は、長女の不登校ともダブっていた時期でしたので、 とにかく私はカウンセラーさんに言われる通りのことを心がけていました。 私自身も元気をなくし、自信をなくしていました。 一度はかかりつけ医に相談しましたが、どこにも異常はなし。 他の診療科目を探そうかと思いましたが、次女のカウンセラーさんに、心の問題から逃避する行為だということで反対され、その指導に素直に従い、病院にかからずにいました。 今思うと、もっと自信をもって、私が思うようにやってみたらよかった。 だって、たまに会うカウンセラーさんよりも、毎日わが子を見ている母親のほうが子供のことをよく知っているのは当たり前なんですよね。 当時はそんなことすら気づきませんでした。 小学校卒業後カウンセラーさんの手から離れ、中学に入ってから思い切って大きな病院にかかりました。 そこでは最初、『起立性調節障害(通称:OD)』と診断されて薬を処方され、 ずいぶん長く治療を受けましたが一向に効果なし。 このころには次女もすっかり治療をあきらめ、自信も元気もなくし、長いひきこもり生活に入っていました。 そのうち通院もやめてしまいました(終わりのほうはほぼ私一人で行ってました)。 今の病院にかかり始めたのは、不登校が始まってすでに4年目に入っていました。 一度相談に行ってみようという軽い気持ちでしたが、ここですべてが変わりました。 それまでは心の問題だと言われ、カウンセリングやら心理検査やらいろんなものを受けさせられ、私も次女もどんどん心を病んできてましたが、 ここで『睡眠障害』と診断され、これまでのすべての根本の原因がわかりました。 朝方近くまで眠れないのも朝起きられないのも、慢性的に疲労感がずっと続き元気がないのも集中力がないのも、自分自身のことなのに記憶がなくなってしまうのも、すべてこの睡眠障害によって現れる症状でした。 OD(起立性調節障害)もその一つの症状にすぎませんでした。 他に不登校になった子たちを何人か見ていますが、9割近くの子が、何かしら睡眠に問題を抱えています。 授業中、習い事の最中、カクッと眠りこけてしまう子。 聞くと、やはりベッドの中で何時間も眠れずいます。そして朝、起きられません。 この子は毎日頭痛と微熱が続いて学校へ行けなくなりました。 結果、昼夜逆転生活になり、中学卒業まで登校できませんでした。 うちの子は、小学校時代、学校へ行くと保健室で朝からお昼まで爆睡して、先生が声をかけてもゆすっても起きませんでした。 そして午後は元気いっぱい、走り回ったり活動できるのですが、翌日また同じことのくり返しでした。 以前見たテレビ番組で、ある小学校の取り組みが取り上げられていました。 校長先生が、子供たちの睡眠指導を始めたんです。 それまではその小学校の卒業生が中学校に進学してから不登校になる子が他校よりも多かったのですが、 この取り組みを始めてから、なんと卒業後、中学校での不登校は0になりました。 私の姪(私の妹の子供です)が同様に睡眠障害のような状態になったと聞き、 すぐに『睡眠外来』のある病院にかかることをすすめました。 うちの子と同じ病院にすぐにかかりましたので、中学時代は休みがちになりながらも長期化することなく、現在は公立の普通高校に通えています。 まだまだ治療途中なので、体育の授業なんかに出てしまうと、そのあと1週間くらいは起きられなくなるそうで、体育はすべて見学ですが、それでもなんとかほとんど休まず登校しています。 もしこれを読まれた方で心当たりのある方は、一度『睡眠外来』に相談してみてください。 学校へ行けないのは、その子自身に問題があるのではなくて、その子の睡眠に問題があるかもしれません。 ただ、病院選びは慎重にしてくださいね。 薬だけをどんどん処方して、結果的に薬漬けになって状態が悪くなってしまったという話も聞きますので。 できればまわりの評判や知人のすすめなどがあると安心ですよ。 ちなみに次女は、『兵庫県立リハビリテーション中央病院』の『小児科睡眠障害科』にかかっています。 ここには、東は東北から南は九州まで、全国から患者さんが集まってきているそうです(私が聞いたときには北海道と沖縄はまだいないということでした)。 |
親子の話
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我が家は主人、私、長女、次女の4人家族で、恥ずかしながら、この娘たち2人とも、
不登校経験者です。 今日はその次女の話。 現在17歳、通信制高校に通う(?)3年生です。 長女が先に不登校になったのは小学校4年生のときでした。 長女の場合は最初に体調不良を訴え、そのまま学校に行けなくなりました。 それから中学2年生ごろまでいろいろ紆余曲折ありましたが、 全日制の私立の女子高をどうにか卒業し、動物関係の専門学校もどうにかこうにか卒業しました。 現在はアルバイトしながら体調管理中です。 そんな姉を持ち、その姉や両親を見ながら過ごしていた次女も、 少学5年生ごろから休みがちになり、そのうち行けなくなり、小学校を卒業するころには起きて座っているのがやっとという状態でした。 中学校時代もほぼひきこもり状態で、ほとんど登校できないまま卒業。 この時代の次女の心の動きや家族の取り組みなどについては、この『親子の話』の書庫の過去の記事をご覧くださいね。 一言で不登校、と言っても、いろんなジャンルがあるんですよね。 長女の場合は心の問題が大きかったようです。 次女の場合も、心の問題だと思っていましたが、中学2年生ぐらいになって、体調に問題があったことがようやくわかりました。 あとは、サボリ、というやつですね。 学校という枠からはずれてしまう子。 まぁだいたいこの3つに分けられるのかな、と私は思っています。 小学校高学年から中学時代にかけて、ほとんど家の中で動かず過ごしてきたので、 体力がかなりなくなってしまいました。 中3の秋から冬ごろに入院治療を受けたあと、少し体が動くようにはなりましたが、それでも月1回の通院がどうにかやっとできる、というぐらいの体力でした。 主治医からは、20歳ぐらいになる頃には普通の人とほぼ変わらず生活できるようになるよ、と言われていました。 今の病院に通うようになっていろいろわかったことですが、 次女の症状は『睡眠障害』の一種でした。 どうも不登校初期のころから、保健室で爆睡してしまって起きなくなったり、いろいろ学校の先生たちも困ってたようなので、最初からこれだったみたいですね。 それから、不登校って兄弟姉妹でそろってなる家庭、多いでしょ? これは、同じ遺伝子を持ってるからどうしてもその傾向があるようです。 睡眠障害と言ってもいろんなタイプがあるみたいです。 ちなみに、私の姪っ子(私の妹の子供)も睡眠障害を持っていますが、また次女とは違うバージョンなんです。 だけど、やっぱり同じ遺伝子を持ってるってことなんでしょうね。 今高校2年生ですが結構苦労しながら学校生活送っています。 長女が(群発頭痛で)高校の卒業までかなり苦労した経験もあり、次女には通信制の高校をすすめました。 のちに、主治医から「全寮制の高校とかに行けばその環境にすぐなじむ子」と言われましたが、もう入学してしまったあとだったので、とりあえずそのまま続けることにしました。 通信制高校にもいろいろあって、今はフリースクールのように好きなときにいつでも行けて、出席日数を気にしないでいいというような学校もありますね。 完全な通信制だと、年間に数日行く必要があるだけなので、それでは友達も作りにくいし時間が余り過ぎるので、やめにしました。 次女の選んだ学校は、必要最低の登校と学習内容のノルマがあり、あとは自由。 学費を加算すれば有名予備校と提携した大学進学指導もあるので、塾通いの必要もなし。 体力回復に合わせて、徐々に増やしていこうという思惑でした。 これまでのところ、順調に単位取得でき、卒業後の進路も決定し(デザイン関係の専門学校に進学予定)、体力作りに取り組んできた成果もあり、少しずつではありますが回復傾向にあります。 小学校卒業時には15分立っていることもできず、中学生時代は近所の学校まで歩いていくこともできなかったのが、今では週2日ペースですが電車で1時間半かけて登校し、普段も時間があれば自転車で出かけられるようになりました。 犬の散歩も夕方は次女の担当です。 ところで次女には好きなことがあり、その趣味のイベントが先日大阪でありました。 これまでは客として見に行くほうだったのですが、今年はブースを展開する側をやりたいと、春からコツコツ準備をすすめてきました。 たまたま台風の一番ひどい日に当たってしまったのですが、やめろとも言えず、送り出しました。 台風の影響が強くなる前に、予定より早めに切り上げてなんとか帰宅した次女、帰るなり、 「あ〜っ、疲れたけど、完売したぁーっ!^^v」って。 ひとまず初イベントは成功だったようです。 その夜、次女の言ったことが、 「これで高校生活の目標、達成やっ!」 でした。 とても晴れやかな表情でした。 びっくりしましたね。 いや、実はね、私、次女に通信制の高校へ行かせたことがよかったのかどうか、ずっと思い悩んでました。 そもそも全日制は体力的に通うのが無理、ってことで選択の余地はなかったんですが、それでもやっぱり、普通の高校生らしい生活、送らせてあげられなかったことがちょっと心残りでした。 中学時代もそうでしたし、やっぱりこの時代にしか経験できないことってたくさんあったと思うんですよね。 だけど、学校生活とは関係のないところですが、次女は次女なりに自分の目標を早くから立てて、その実現に向けてコツコツやってきてたんですね。 今回のイベントも、最初から全部一人で調べて申し込み手続きを済ませ、印刷業者に製本の発注をして冊子を製作し、支払い手続きも済ませ、一人で行ったことのない大阪までのルートを検索して。 たまたま直前になって友達が一緒に参加したいということで、当日は手伝ってもらいましたが、ここまで参加に向けての準備を黙々と一人で整えてきてました。 いつの間にこんなことができるようになってたんだろう。 今思えば、中学・高校と、家で私と一緒に過ごす時間がたっぷりあって、一緒に勉強したりアホなことばっかり言いながら大笑いして(私がどうもかなり天然なようなんです)、そういうことができたことがかえってよかったのかもしれません。 まわりと同じ歩調でなくてもいいんです、その子なりの成長ができてたら。 成長した姿に私も喜びでいっぱいです。 できればもう少し、家にいて私とうだうだ言ってて欲しいけどな〜(*´з`) |
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こんばんは。 |
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前回の記事、たくさんの応援や共感していただけるコメント、ありがとうございました。 |
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次女は、昨日ギプスが取れました。 |



