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 LRTの計画案=路面電車の近代化版

 LRT計画案として挙がっているものの中にはこのような視点のものが多く見受けられる。ライトレールの意味は本来、地下鉄などのフル規格の完全専用軌道よりも安価に建設ができるものであるから、必ずしも路面だけを走らなくてもよいのではないだろうか。

 昔の市電はどのような交差点でも必ず路面を通行するため、交通事故、故障車などの交通障害が発生した場合に定時運行性が損なわれることが多かった。そのような可能性を排除するためには、交通量の比較的大きな道路を交差する場合はLRTの線路のみを立体化する敷設方法も考えに入れるべきである。LRT軌道のみの立体化は交差点の通行という観点からはそれほど効果的だと思われないであろうが、もうひとつの利点としてLRTの高速運行区間を増やせるというメリットも発生する。

 昔の市電が走っていた頃とことなり、LRT導入のメリットとしては移動のスピードというものも訴求できなければならないだろう。LRTの停車場所の基本的な候補はルート上のバス停に準じている。しかし100m毎に何度も停車するような停車場所の設定では移動スピードの向上は期待できない。やはりこれは統廃合が必要になる部分でもあるだろう。LRT路線の全てをこまめに停車していくトランジットモールのような準併用軌道に整備するのは不可能である。トランジットモール内の定時運行性を確保するためにもLRT導入案を策定するには高速走行区間を出来るだけ長くとるための工夫が必要なのではないだろうか。

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