クレイン技研の技術解説

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新潟 NIIGATA SKYPROJECTは新潟県で行われている産学連携のジェットエンジンプロジェクト
 
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NIIGATA SKYPROJECT

現状ではまだ、予定された通りの性能は出ていないとのことでしたが、なかなか興味深いプロジェクトです。
通常ジェットエンジンは高速の推力を得るのが得意なのですが、このプロジェクトでは、低速の推力を発生するジェットエンジンとして研究が進められているとのことでした。
 新潟市 経済・国際部 企業立地・ポートセールス課
  宮崎 博人 様
にお話を伺いました。
 
 
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ジェットエンジンのコンプレッション動翼とエキゾーストタービン

展示POPの位置が間違っているので、紛らわしいですが、左奥の方がコンプレッサー動翼、右手前がタービンです。
{左奥}コンプレッション動翼
ジェットエンジンは前から入って来た空気を圧縮して圧力が高まったところに燃料を入れて点火し、燃焼によって膨張した空気を後方に放出することで推力を得ます。
コンプレッサー動翼はエンジンの前部インテイクから空気を吸い込み圧縮する役割をするものです。エンジンの前部から見えるのは前面にある角度を付けて曲げられた翼の部分になります。これが時計方向に回転すると遠心力によって外周側に高圧の空気が供給されます。ジェットエンジンとしては低速での運用が考えられているとのことなので、吸気の抵抗を下げるよりも圧縮性能を高くする事を優先した形状をしています。
{右手前}タービン
ジェットエンジンの排気タービンは流速を上げる為、抵抗の少ないタービンを使いまが。吸気側同様、低速での運用を考えている為、抵抗が大きく圧力への変換を狙った形状をしています。
 
 
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ジェットエンジンの燃焼筒
 
圧縮タービンによって吸い込まれた空気が下側(前方)から供給され、内筒と外筒の間で点火され膨張します。内筒の内側は回転軸が入ります。見えづらいですが、燃焼部には燃料を供給する配管が見えます。ここで膨張した空気は大きなエネルギーを持ち上側(後方)に向かって排気タービンへと導かれます。
 
 
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ジェットエンジンのメインアッセンブリー①

コンプレッサー動翼、燃焼筒、組上げたジェットエンジンの中枢部分です。手前が排気側になります。
 
 
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ジェットエンジンのメインアッセンブリー②

コンプレッサー動翼、燃焼筒、組上げたジェットエンジンの中枢部を横から見ています。左が吸気側、右が排気側になります。
燃焼筒と吸気コンプレッサーケースの間に燃料供給用の細かい配管があるのが分ります。
 
 
 
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ジェットエンジン内部の機械部分

外殻は騒音を抑えるために発泡ウレタンを貼り付けてあります。この辺りは手作り感がありますね。熱で溶けないか心配になりますが特に問題はないとのことでした。ジェットエンジン本体のケースは排気側で絞られている形状が分ります。この部分の形状はなかなか手が込んでいます。ここは多くの試作を重ねて蓄積したノウハウが必要な部分ですね。
 
 
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エンジン制御ソフトウェア担当 (株)ジェイシーエム

エンジン制御のソフトウェアの開発はNECソフト(株)製ですが、制御ソフトのコマンドをエンジンに伝えるファームウェアの部分を担当しているのが新潟の地元企業で、スカイプロジェクトに参加している(株)ジェイシーエムさんになります。
 
 
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エンジン制御ソフトウェアの表示画面
 
 
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コントローラ

エンジンの制御部になります。シンプルなコントロールユニットは試作の一品ものですが、丁寧に仕上げられています。コード類は圧力や回転数、燃料の流量計など各種センサーに繋がっています。このような部分をコツコツと造っていける人々がいるからこそ、ジェットエンジンが形になり動作させることが出来るのですね。こういうモノまで展示会場に持ち込んでくれているのは組込み技術展ならではですね。

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