クレイン技研の技術解説

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京都の仮想LRT実験

 今年の1月24日に京都の今出川で行われたバスを仮想LRTと見立て実際に既存の道路上を走らせるという試みの報告があった。(3月29日17時2分配信 毎日新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070329-00000301-mailo-l26)報告に書かれていたことは概ね予想どおりのことであったが、交差点の右折車関連の報告については想像以上であったので正直驚いた。

 私見ながら実験の結果で気がついた部分を述べてみる。

 1.今出川通りと平行に走る北大路通りと丸田町通りの交通量が実験前後で変わっていなかったこと。
 (通りを通過するだけの自動車交通を代替ルートに誘導することが出来ていなかった。)

 2.今出川通りを通行するバス路線が既存のままであったこと。
 (LRTの導入に当たっては当然バス路線の見直しが必要であるのにこれを行っていなかった。)

 3.今出川通りの西行き東行きともに隣接した路地がなく荷さばき駐車への対応策が充分でなかった。
 (市街地は人が集まると同時に、モノも集まる。荷捌きスペースを設けたのは良かったが、まだまだ考えなければいけない部分。クレイン技研では沿線に大きな商圏がある場合には通りに平行に走る路地を30m以内に設うけ、そちらに荷捌き車を誘導する方策を考えている。)

 4.LRT導入に際しての沿線商業者のメリットが少ない。
 (今出川通り沿いを歩いて移動する人が少なくなると沿線の集客力は落ちる。また今出川通りを交差する方向の往来が阻害されるので商圏が分断されてしまう可能性が高く街としての発展が妨げられる。)

 実験を行ったことは非常に画期的で、賞賛に値するものである。LRTは地下鉄や新交通システムよりは導入コストが少なく済むのであるが、すくなくても数十億単位の事業であるから実証実験を重ねて、地域住民にとって最もよい形の交通インフラを作っていただきたいと思う。

 最後に、実験に関わった多くの人たちに感謝いたします。ありがとうございました。

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