longbridgeの徒然ブログ

首を洗ってきました。(橋本宇太郎本因坊) こんな境地で碁を打ちたい。

longbridge物語

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私が小学生の時のお小遣いは、月に200円だった。
 
しかし、これでは駄菓子を買ってしまうとすぐになくなってしまう。
だからお腹が空いているのを我慢して、
友達が駄菓子を買っているのを羨ましいと思いながらも、貯金に回した。
 
だが、時々母から貯金しているものを貸してくれと言われて貸したことがあった。
月に200円だから、1年で2400円にしかならないのだが、
でも、貸したお金は返ってきた記憶がない。
 
父はお酒を呑むと正体をなくし、後先考えることが出来ない人間で、
どうも呑むと呑み屋で仲間になった人達に、
お金を大して持っているわけでもないのに奢ってしまうような性格だったようだ。
 
そんな毎日だから、給料日になると、ツケで呑んでいた分の支払いに追われる。
だから、毎月家庭に入ってくるお金なんて殆どなかったのだ。
父母は毎日のように喧嘩していた。
 
おまけに母は重い心臓病を患っていたので、入退院を結構していたし、病院代もかなりかかっていた。
 
 
僕は子供ながらに、
 
「将来はこんな生活から脱したい」
「父親のような人間にはなりたくない」
 
と思った。
 
 
「勉強して、良い大学に入って、良い会社に入ればいいのかな・・・」
と、とても漠然とはしていたが、目標らしきものを得た。
 
そして、父を「反面教師」にすることに決めた。
 
 
小学1年の通信簿は、オール3よりちょっと下くらいで、
とてもそんなことを実現できそうなレベルではなかったのだが・・・
 
 
ただ、努力すれば結果はついてくるもので、成績は徐々にではあるが目に見えて上がった。
大学は旧七帝大に合格することが出来た。
 
 
僕は、貧乏であることを言い訳にはしたくなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 

貸本屋さん

昨日、志村動物園で猫の恩返しというタイトルで、貸本屋さんの話があって思い出したのだが、
 
両親は、今から40年以上前に貸本屋さんをやっていたことがあると聞いたことがある。
 
 
母は昔から本が好きだったのだが、何故、父が貸本屋を思いついたのかは定かではない。
 
 
父は突拍子もないことを思いつくのが得意な方だった。
 
だが、それは見通しの立たないもので、アイデアは面白いというものばかりだったような気がする。
 
 
そう、今なら貸本屋は当たり前になってきたが、
 
40年以上も昔の話で、しかも、新潟の小さな町で経営していたのだから、
 
結果は云うまでもなかったようだ。
 
 
父が元気だったら、今なら何を思いつくだろうか?
高校時代は、「読書君」という名前がついていたほどの私。
 
 
その頃は、シャーロックホームズを全部読破したら、
 
次はアガサ・クリスティー、それも全部読破したら、次の作家といった具合に、
 
一人の有名作家の本を読破して、次に、というスタイルだった。
 
 
高校時代のお小遣いは、月に1000円。
 
ただ、読書にかかるお金は別枠で母が用立ててくれた。
 
月に1000円では、小説3冊も買えない。
 
僕の読む本の量はそれを大幅に超えていた。
 
 
例によって本を読んでいたある時、女子生徒から、
 
「longbridge君、何を読んでいるの?」
 
と聞かれた。
 
 
僕は真顔で、
 
「本です」
 
と答えた。
 
 
その後、女子生徒が何故笑ったのか理解できなかったのだが、
 
だいぶ経ってから、間抜けな答えをしたことに気付いた。

高校時代(1)

高校は千葉県立佐倉高等学校というところに進学した。
 
ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋さんが大先輩だ。
 
 
中学の担任は、受験の時に私の偏差値が低いことを気にして、
 
「滑り止めを受けなさい」、「佐倉高校より偏差値の低い所にしたら?」などと助言をしたのだが、
 
高校の先輩から、「俺と一緒に組んで、囲碁の全国大会を目指そうぜ」と
 
スカウトされていたので、冬休みくらいから少しだけまじめに勉強をし始めた。
 
 
その甲斐あって、無事に佐倉高校に進学できたというわけだ。
 
大学生になって、当時の担任の先生が、「あなたのようなケースは初めてだったわ」
 
と言われた。
 
恐らく、長年の経験で、私は落ちるだろうと予想していたのだと思う。
 
だが、私の場合、追い込みが非常にきくタイプなので、テストで失敗したことは殆どない。
 
 
周りは知らない人だらけ。
 
みんなは中学時代の同級生の友達が多かったみたいだったが、
 
私の同級生は3人しか佐倉高校に進学しなかった。
 
人見知りが激しかったため、休憩時間は人と目を合わせないで済むように、
 
本ばかり読んでいた。
 
後で知ったのだが、私についたあだ名は、「読書君」。
 
まあ、そう呼ばれても仕方ないほど、本を読んでいたのだ。
小学5年生くらいから、いじめにあった。
 
理由は良く解らない。
 
身長は120cmにも満たず、蹴られたらすぐに吹っ飛びそうな体格だった。
 
 
筆記用具などの勉強道具が隠されたり、
 
生意気だとか言われて蹴られたり、
 
学級のほぼ全員に無視されたり・・・
 
 
いじめで自殺をする子供がいるが、辛さは解る。
 
でも、少年はこう考えていた。
 
「死ぬのはいつでもできる。何かで見返してやろう。」
 
 
何故だか良く憶えていないが、学年で百人一首大会が開かれることになった。
 
囲碁をやりだしてから、記憶力はかなり良くなっていた。
 
100首中、95くらいは確実に憶えた。
 
結局、小学5年生から中学3年生まで、5連覇した。
 
中学になったら、虐められることはなくなった。

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