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昨年(だったかな?)映画化にて話題になった
京極夏彦 「姑獲鳥の夏」読みました
この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ。 出版社の内容紹介より
正直有名すぎてしかも分厚すぎて読む気がなかった京極夏彦
最近活字の消費量が多すぎて家計を圧迫しているようなので
分厚けりゃ長持ちするだろうという気持ちで手に取ったのですが
甘かった!
ラスト3分の1あたりから謎解きが始まると
止まらない止まらない!
続きが気になって一気に読んでしまいました
燃費の悪い本でした
それだけ夢中になってしまったってことですね
最後の種明かしは半ば強引だったような気もします
ある種専門知識がないと犯人もしくは経緯を予想できない
シャーロックホームズ的事件解決
自分も推理しながら読みたい人にはいまいちすっきり感がないかも
私はそれはそれとしてストーリーを楽しめたのではまりましたが
物語の序盤
心や意識の在処のような話を京極堂が関口に解説?する場面
最初は関口のように強引なへりくつじゃないかと思って読んでいたのですが
その強引なへりくつを長々と読んでいると
もう最後には「なるほど!」と納得いかざるをえない
完璧な理論・揺るぎない真実のような気がしてきちゃいました
彼にかかったら「この世には不思議なことなどなにもないのだよ」
なんですね
それを他人に納得できるような話術理論展開
一度彼とじっくり話して見たいと思いました
この後のシリーズも読んでみたいと思います。
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