アットランダム≒ブリコラージュ

「転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け」(長寿の心得...岸信介) /「食う、寝る、出す、風呂」(在宅生活4つの柱)

好きな絵

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この絵は初めてみました。^^v

画像:上:アーニョロ・ブロンツィーノ『愛と時のアレゴリー』 = 「愛の寓意」 1545年
ロンドン、ナショナル・ギャラリー

http://blog.so-net.ne.jp/lapis/2007-04-21-1
「ブロンツィーノ『愛と時のアレゴリー』は、マニエリスムを話題にするときは必ず言及される有名な作品で、パノフスキーは、『イコノロージー研究』のなかで、この絵を詳しく分析している。澁澤龍彦の要約によれば、画面左側、クピドの後ろで髪をかきむしっている老婆は「嫉妬」、右側の笑いながら薔薇を投げようとしている子供は「快楽」を表している。その後ろの猛獣の足と蛇の尾をもつ少女は「欺瞞」。画面上部で布を剥ぎ取ろうとしている老人が「時」であり、左側でそれを手伝っているのが「時の娘である真理」である。
要するに、この絵の中のいちばん重要な人物は「時」の老人であってね、この老人がヴェールを剥いで「愛」というものの種々相をあらわにしているというわけさ。「快楽」に目がくらんでいる恋人たちには分からないが、この「愛」という悪徳には、じつは「嫉妬」もあり「欺瞞」もあり、もろもろの危険がひそんでいるということを警告しているわけさ。「時」がヴェールをぱっと剥いでしまったから、すべては白日のもとに暴露されてしまったのだね。
                  (澁澤龍彦「臈たけた女」『裸婦の中の裸婦』)」

たしかに、色んなことを考えさせる絵ですね。。。
昔から、エロスの愛は不可解この上ないものなんだよね。。。^^;
まさか、「色即是空」を表してるわきゃないよねえ。
人間はエロスという欲望に振り回される存在なんだ。たとえ、この絵が示唆するような結末が待っていようとも、翻弄されるのがエロスってものなんでしょうから、冷めてちゃ、エロスの熱く荒々しい風を肌で感じることなんてできやしないしさ。。。^^v

http://www.geocities.jp/riped_sin/bronzino.art.html
「本名はアーニョロ・ディ・コジモ・アローリ(Agnolo di Cosimo Allori )ポントルモの弟子としてスタートしてメディチ家お抱えの肖像画家となる。不自然に引き伸ばされた硬質な人体表現であり、マニエリスムの代表的画家。本作品はメディチ家の依頼でフランソワ王に贈るために描いたもの。様々な寓意に満ちた内容であり、そのイコノグラフィー(図像解釈)はパノフスキー著『イコノロジー研究』で特に有名。タイトル邦訳は《悦楽の暴露》、《愛欲のアレゴリー》など数パターンある。

文学部で美術史を専攻した。
パノフスキーの『イコノロジー研究』でこの絵を知り、一気に好きになった。
卒論はブロンツィーノにしようと決めた。
・・・
教授は静かに、まずはじめになんでこの絵がいいのかい、と訊ねてきた。
えっその、好きだからです、とおもわぬ質問に面食らって答えると、
どこが好きなんだいと重ねて訊ねてきた。
背景の色合いとか、人体の歪みとか、寓意がたくさんあるところとか・・・と答えると、
じゃあそれはなんで?と訊ねてきた。
私が詰まってしまった。

美術がおもしろいってのは人間にとっての普遍的な意味があるからなんだ。
ただ好き、なだけじゃ論文で人に絵のおもしろさを伝えられない。
その「なぜ?」を考えなさい。
そしてそれを知ること、つまり人間を知っていくことで、
深く豊かになることだけが文学部にいる意味なんだ。
まずなぜ自分はそれがいいのか考えて見なさい。
そしてそれから卒論をがんばりなさい。

この言葉はひどく響いた。
そして自分なりに考えた。
なぜ自分は、この絵の色合いや歪み、静けさと華やかさ、不安定さが好きなのか、
ブロンツィーノの絵や、マニエリスム、象徴主義、デカダンスが好きなのか考えた。

それは自分の内面構造の露骨な反映であると気づき、
さらにその構造の元になる原体験やこれまでの環境を考えた。

単純な自己分析に過ぎないだろう。
教授がおっしゃったような、歴史と人間の意味と普遍性にまではとても辿りつかない。
しかしこの絵は500年前のものであり、描かれた当時から何世代もの人々がこの絵に惹かれてきたことを考えると変わらない人間の一面、マニエリスムの時代の人々の姿が漠然とわかる。

私は美術史をやりたくてこの研究室に入った。
しかし大学院に進学せず一般就職をした。
美術史をかじったとも言えないようなものだ。
でも、専門知識は身につかずとも、このような美術の目を知れたのは本当にプラスだったと思う。」

画像:下:《 ラウラ・バッティフェルリの肖像 》 (1555-1560)
アーニョロ・ブロンツィーノ Agnolo Bronzino / 1503-1572
油彩・キャンバス 83 × 60 cm パラッツォ・ヴェッキオ

「本作品は肖像画家ブロンツィーノの作品中でも、異色の一枚。爛熟したマニエリスムの表れである。
引き伸ばされた首と、ねじれた体勢。マニエリスムの特徴を強く現している以上に、
この作品は華やかさとは異なる独特の空気を放っている。

長い間この肖像は詩の象徴であり、実在の人物ではないと思われていた。
しかし、このモデルの人物は実在していた。
当時では非常に珍しい存在である女流詩人であるラウラ・バッティフェルリを描いたものである。
ブロンツィーノはペトラルカ派の詩人としても活動しており、彼女は同じペトラルカ派の詩人として交流があった。彼女が鑑賞者に指で示すのはペトラルカのソネットの一節。
結い上げた髪を覆い紗をまとい、黒と白の質のよい服に金のシンプルなアクセサリーを身につけ、
その表情には人間らしさは薄く、犯しがたい神秘性がただよっている。
彼女を詩の才の象徴として描いているのが伺える。

彼の詩人としての活動は、芸術家としてのアイデンティティの問題も読み取れるのではないだろうか。
彼は詩人としての活動も行い、その才はありふれたペトラルカ派の詩人としては凡庸なものではあったが詩集の出版も行うなど、画家とは違う側面を持っていた。しかしそれは画家であることが彼のアイデンティティを確立し得なかったことの裏返しと考える視点も可能ではないか。」

ふ〜ん、、、才能の弾けてる人って、いろんな方面に興味あるから、、、というか、一つの方法だけでは自分を表せないと思えば、新たな手段を次々と模索していったっていいんじゃないでしょうかね。^^v


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