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「転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け」(長寿の心得...岸信介) /「食う、寝る、出す、風呂」(在宅生活4つの柱)

症例

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脚気心

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この「症例」書庫欄で最初に揚げたウェルニッケ脳症もビタミンB1欠乏症の一つと考えられてるけど、、、この1年で2例の脚気心を経験しました。ま、念のために調べて、、、心不全の原因とわかったんだけど。。。^^;
思いの外今でも脚気心ってのはあるのではないのかな・・・?心不全の原因として想定しておかなきゃいけないですね・・・詳細はまとまったらアップします・・・Orz...

http://ja.wikipedia.org/wiki/脚気 より
「脚気(かっけ、英 beriberi)は、ビタミンB1欠乏症の一つで、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患である。心不全によって下肢のむくみが、神経障害によって下肢のしびれが起きることから脚気の名で呼ばれる。心臓機能の低下・不全(衝心(しょうしん))を併発する事から、脚気衝心と呼ばれることもある。
ほかのビタミンB1欠乏症による代表疾患には、ウェルニッケ脳症や高ピルビン酸血症がある。

概要
江戸時代の江戸では、富裕層のあいだで玄米に替えて精米された白米を食べる習慣が普及し、将軍をはじめ富商など裕福な階層に患者が多かった。江戸時代末期には一般庶民も発症し、江戸患いと呼ばれた。経験的に主食を米に代えて蕎麦(Vitamin B1を含む)を食すると、回復することは分かっていて漢方では療法として用いていたが、広くその知識が一般化することは無く多くの患者を出すことになった。大正時代以降、ビタミンB1を含まない精米された白米が普及し、副食を十分に摂らなかったことで非常に多くの患者を出し、結核と並んで二大国民病とまで言われた。戦後国民の栄養状態の改善に伴い激減したが、1975年ごろからジャンクフードの普及によって再発してきた。アルコール依存症患者にも多く、アルコール分解の際にビタミンB1が消費される事と、偏食が関与している。最近は高齢化が進み、ビタミンB1を含まない高カロリー輸液での発症も問題となっている。

歴史
脚気の原因がわからなかった明治期、脚気の流行に拍車がかかり(都市部の富裕層や陸海軍の若い兵士に多発)、その原因究明と対策が急がれていた。脚気の原因がわからなかった理由として、子供や高齢者など体力の弱い者が冒されずに元気そうな若者が冒されること、一見よい食物をとっている者が冒されて一見粗食をとっている者が冒されないこと、西洋医学に脚気医学がなかったこと、当時の医学にヒトの栄養に不可欠な微量栄養素があるという知識がなかったこと等が挙げられる。明治期の主な脚気原因説としては、米食(白米食)原因説(漢方医の遠田澄庵)、伝染病説(ベルツなど)、中毒説(三浦守治など)、栄養障害説(ウェルニッヒなど。ただし、正式な医学研究に基づいておらず、また既知の栄養素を問題にした)が挙げられるが、いずれも誤りであった。未知の微量栄養素「ビタミン」の欠乏こそ、脚気の原因であった。ビタミンの先覚的な業績を挙げたのが海軍軍医の高木兼寛で、ビタミンB1の単離に成功したのが鈴木梅太郎である。・・・しかし、高木の脚気原因説と麦飯優秀説は、原因不明の死病(脚気)の原因を確定するには、根拠が少なすぎ、医学論理が粗雑すぎた。このため、東京大学医学部と陸軍軍医部から次々に批判された。とくに実験成績に基づく正論には、高木も反論できず、沈黙した。一般医界も高木説への反対が多く、国内で賛同を得るどころか、四面楚歌のような状況におちいった。日清戦争後の台湾平定戦で、陸軍の脚気病患者が急増したことを受け、海軍軍医が陸軍を批判したものの、学問上の疑問点を挙げて反論されると、その海軍軍医も沈黙した(ビタミンを知らない当時の栄養・臨床医学では説明できなかった)。・・・海軍の外に目を転じると、昭和期に入っても昭和13年まで、国民の脚気死亡者数が毎年1万人から2万人の間で推移していた。・・・日露戦争のときも、麦飯派の寺内正毅が陸軍大臣であった(麦飯を主張する軍医部長がいた)にもかかわらず、大本営が「勅令」として指示した戦時兵食は、日清戦争と同じ白米飯(精白米6合)であった。その理由として「麦は虫がつきやすい、変敗しやすい、味が悪い、輸送が困難などの反対論がつよく」、その上、脚気予防(理屈)とは別のもの(情)もあったとされる。白米飯は庶民あこがれのご馳走であり、麦飯は貧民の食事として蔑まれていた世情を無視できず、また部隊長の多くも死地に行かせる兵士に白米を食べさせたいという心情があった。・・・
なお、自身も脚気に苦しんでいた明治天皇が海軍や漢方医による食事療法を希望した際にドイツ系学派の侍医団から反対された事からやがて西洋医学そのものへの不信を抱いて一時期には侍医の診断を拒否するなどしたため、天皇の糖尿病が悪化した際に侍医団が有効な治療手段が取れなかったのではないかとも言われている。ビタミンB1が発見された後も、一般人にとっては代わらず難病として認定され続けた。・・・脚気が完全に根絶されたのは1952年になってからで、この年に武田薬品工業が高吸収率を誇るビタミンB1誘導体の工業生産に成功して販売開始し、安価かつ発病後もほぼ確実にビタミンB1の摂取が可能になってからである。・・・
病態
本症は多発神経炎、浮腫(むくみ)、心不全(脚気心、脚気衝心)を三徴とする。
分類
乾性脚気
多発神経炎を主体とし、表在知覚神経障害からしびれ、腱反射低下などを来たす。
湿性脚気
末梢血管抵抗の低下から高拍出性心不全を呈して浮腫になる。
検査
膝蓋腱を叩いて膝関節が伸展する膝蓋腱反射は末梢神経障害の有無を見ている。脚気の多発していた1960年代頃までは健康診断の必須項目であった。・・・」

森鴎外(陸軍)と高木兼寛(海軍)との論争の話は有名ですでにアップしてますのでそちらも参照願います・・・^^
コメ糠(ぬか)・麦・豚肉に多いのは知っていましたが・・・ソバに多いとはツユしらなかったけど、、、^^;
『貧乏人は麦を食え』と叫んだ池田勇人はまだこんなことはご存知じゃなかったのよね?
* この話に関していずれアップ予定 ^^

http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャンクフード より
「ジャンクフード(junk food)とは、エネルギー(カロリー)は高いが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品のこと。「ジャンク」とは、「がらくた」・「屑」の意。ファーストフードのハンバーガーやドーナツ、ポテトチップス・ポップコーンなどのスナック菓子全般に多い。 清涼飲料水には砂糖が重量の10%と大量に添加された飲み物も多く、こういった食品も典型的なジャンクフードである。食感を通じた快楽や満腹感を目的とする食品が多く、少量でもカロリーが高いことから、摂りすぎによってこれまでは成人病の一傾向であった肥満や糖尿病などの若年化が生じ、生活習慣病の原因になるとされている。1975年以降、日本で清涼飲料水とインスタント食品ばかりを食べる若年者が、栄養不足となり、特にビタミンB1が不足し脚気が続発した。
イギリスでは、英国食品基準局(Food Standards Agency)は"Food promotion and children Action Plan 2004"に基づき子供向け広告の制限を勧告した[3]。その結果16歳以下を対象としたテレビ番組について、脂肪・糖分・塩分を高度に含む食品の広告が禁止されている。 アメリカでは2007年、マクドナルドやキャンベルスープ、ペプシコを含む11の大きな食品販売業者が、12歳以下の子どもに対する、一定の栄養の基準を満たさない食品の広告を、自主規制することに合意した。」

砂糖は麻薬のように脳に対して中毒性を持ってるって話になってきてますよね・・・
たしか、、、高校生の間で脚気の発生が増加したことを受け、、、インスタント食品にはビタミンB1は添加されるようになったはずじゃなかったっけ・・・?
ちなみに、、、ビタミンB1の多い食品は、穀類のはい芽(米ならヌカの部分)、豚肉、レバー、豆類などといわれています。
脚気に絡んだ正露丸の話はまたアップ予定・・・^^

画像:【ビタミンの父】宮崎県の偉人【高木兼寛】
宮崎県宮崎市の高岡町出身で「脚気」の原因を突き止めた偉人である。
blog.m-life.org/ ?mode=normal&p=27 より Orz〜

画像:13代将軍家定(いえさだ)
our.pref.tokushima.jp/ ourtoku/0808/b_5.html より Orz〜
将軍の病─ 脚気(かっけ)とビタミンB1─
「「天璋院篤姫」の小説やドラマを通じて驚くのは、13代将軍家定(いえさだ)、14代将軍家茂(いえもち)が脚気で亡くなっていることです。ビタミンB1欠乏による脚気は現在ではほとんど見られなく、ましてや死に至る病という印象を誰も持っていないからです。
しかし昔は「江戸わずらい」といわれ、地方から江戸に出てきた若い人が、足がむくみ、次第に足や手の先の感覚がにぶくなり、息切れなど心不全の症状が出てきて亡くなりました。心不全は急激に悪化するため「脚気衝心(かっけしょうしん)」と呼ばれました。2人の将軍もまさしくこうした症状でした。副菜の少ない江戸や明治時代では、ビタミンB1は欠乏しがちでした。精米技術の普及によって脚気は多発するようになりました。明治10年には和宮(かずのみや)が脚気でなくなり、日露戦争では、約2万8千人の脚気による死亡者がでました。・・・」

ま、当時の今で呼ぶところの生活習慣病ってところですかね・・・^^;

画像:ビタミンB1の供給源になる食品
http://www.nih.go.jp/eiken/hfnet_mirror/contents/detail.php%3Fno=173.html より Orz〜
「補足
ビタミンB1を分解し生理活性を消失させてしまう酵素であるチアミナーゼ(アノイリナーゼともいいます)は、ハマグリ、アサリ、シジミなどの二枚貝、わらびやぜんまい、鯉や鮒などの淡水魚に含まれます。しかし、チアミナーゼは加熱することによって活性を失います。

E.ビタミンB1不足の問題は?
ビタミンB1不足はどのようにしておこるか?
食事からのビタミンB1の摂取が不足したり、糖質の多い食品やアルコールを多量に摂取してビタミンB1の需要が高まった時に不足がちになります。・・・ (* 相対的欠乏になりうるわけです)

ビタミンB1不足になるとどうなるか?
ビタミンB1不足の症状としては、精白米を常食としている東洋人では脚気、アルコールを多飲する西洋人ではウェルニッケ脳症があります。
脚気・・・ 全身倦怠・体重低下・四肢の知覚障害・腱反射消失・心悸亢進・心拡大
ウェルニッケ脳症・・・ 眼球運動麻痺・歩行運動失調・意識障害・健忘症。ウェルニッケ脳症は慢性化するとコルサコフ症という精神病に移行します。 ・・・」


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