アットランダム≒ブリコラージュ

「転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け」(長寿の心得...岸信介) /「食う、寝る、出す、風呂」(在宅生活4つの柱)

スクラップ

[ リスト ]

イメージ 1

讀売新聞 2009.06.28. 本 よみうり堂 より Orz〜

「岸田秀談話集 官僚病から日本を救うために 評・本村凌二(西洋史家)
あるパーティで本人と立ち話したことがある。歴史家は手続きこそしっかりしているが岸田歴史論の方がだんぜんおもしろい、と評者が言ったら、歴史家が「もし」を問わないからですよ、とのお返事だった。人間は本能が壊れたから、その代わりに自我をつくった。その自我は不安定だから、神、国家、民主主義などの幻想で支えるのである。この「唯幻論」は単純だが、切り口が鋭い。日本の組織や共同体はひどく自閉気味である。自分の部署や仲間をかばうだけで、社会や国家をかえりみない。それを官僚病と名づけ、島国の鎖国があったからだという。岸田本を読んで「目から鱗が落ちる」を実感した来生たかおは、「真理なんてない」という岸田さんの話が理解されればすごく平和になる、と讚える。だが、みんなが同じようになればという考え方は危険だ、と相手に諭される。さすがだと思った。新書館、1800円」

むかしわたしも彼の本を読んでかなり感化されてると思う♪
日本は黒船に強姦されたトラウマを引きずってるんだってな文章も読んだ覚えあり...^^;
喩えが秀逸だし...Aha体験できますよ!!
ただ、、、上の文脈では...社会や国家は幻想だって言うのに...それを顧みないのはけしからんってな理屈はおかしいよね...? 幻想だから故に顧みられにくいんだよね...でも...幻想で成り立たせてる限りにおいてはそれが幻想とはいえ...守り抜かなきゃ瓦解するリスキーな存在の人間でもあるわけだから...
矛盾の中で生きるしかないってのが真相かもね...^^;v
だとすると...大きな物語を死守する視点で物事の判断をしてなきゃ...自分で自分の首を絞めることになるってわけだ...わたしが吠えるのはその観点からなんだって思いたい...「唯幻論」教の信者だな...わたしって...^^; Orz...

画像:岸田秀
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/interview.cfm?i=20061212cm001cm&p=2 より Orz〜
「・・・経済活動で戦争なんてしません。そもそも、経済活動そのものも幻想で成り立っている。中国侵略で日本は失敗したが、同じようなイラク侵略で米国は成功したい。それによって日本に完全に勝ったと初めて思えるからです。イラク国民はいい迷惑ですね。米国が世界政策を進めていく限り戦争はなくならない。米国も強迫観念にかられている、という自分自身の状況を自覚すべきです。
ただ、先住民の虐殺の事実を認識することは米国人にとって容易ではありません。現実を見つめることがスタートなのは、神経症の治療と同じです。例えば親に虐待されて育った子にとっては、親が自分に対して愛情を持っていない、というのは辛い現実。辛いので、親が自分を殴ったのは自分を愛しているからだ、とその事実を正当化して考えがちです。でもこれは自己欺瞞だから、親への不満や疑い、憎しみを無意識に抱えている。無意識に抑えているものが衝動となって出てくるのが神経症です。その神経症を治すには、まず現実を見つめることが何よりも大事です。そこから出発して事実を受け入れ自分の人格構造を立て直さないといけない。それが神経症の治療です。

◆──日本も同じ神経症だと指摘していますね。
その通り。日本も降臨天孫説を唱え、我々の先祖は天から降りてきた神である、という誇大妄想から始まっています。アメリカも病人だが、日本も病人。でも人間は生まれながらにして本質的に神経症だといえます。100%現実を認識することなんてできないから多かれ少なかれ神経症になる。だからまずは病人であるということを自覚し病気の症状をコントロールしないといけない。ところが、米国のように、自分は病人なんかでなく、正しい理想を世界に広める為に頑張っているんだと思っている限り、症状は治らない。・・・
敗戦以来、日本は米国の植民地ですからね。日米同盟なんて大嘘。同盟というのは対等な関係で結ぶもの。自衛隊はアメリカの傭兵のようなもの。支配されて洗脳されているわけですから、まずそういう厳しい現実を見つめないといけない。現実を見た上でどう行動するかというのが大切です。そういう世界の現実を見渡した上で、それでも米国の従属国であることがやむを得ない選択と判断されるのならば仕方がありませんが。
・・・
◆──資本主義はどうですか。
資本主義も人間の本能が壊れた、という点から説明できます。僕はヨーロッパ人というのは世界で最初の被差別民族で、そういう被差別状態が現代の発展の原動力になった、と主張しています。ある土地に住んでいて、その土地の自然の産物である程度豊かに暮らしていける環境では、個人主義は必要ありません。集団としてその土地の産物で暮らしていけるわけですから。
黒人として人類が発祥したアフリカはまさにそういう理想の地だったんですよ。ときには地震や台風などの自然災害で作物がだめになり、餓死したり飢饉が起こったりしますが、全員が平等にやられる。皆それぞれ自分の土地の産物で大体暮らしていけた時代に、ヨーロッパは寒冷で土地がやせて暮らしにくく、ヨーロッパ人は世界で一番貧しい民族でした。そんな所に自分から進んで行くわけがない。
アフリカから、被差別民族としての白人がヨーロッパに追われていったのです。土地が貧しいから、狩猟採取だけでは足りず、皆で平等に分けていると全員が餓死する。だから能力のある者の努力の成果を評価してやることで、有能な者の力を発揮させ、そうすることで社会が成り立っていった。そこで能力のある者とない者の格差が生まれました。
次に労働の対価として貨幣が生まれました。貨幣があればなんでも買えるし、果物や肉や魚だったら腐るが貨幣は蓄積できる。土地のやせたヨーロッパに追われた結果、その必然性として貨幣が誕生した。貨幣は資本主義の始まりですからね。・・・」

おもしろいでしょ!!♪

http://ja.wikipedia.org/wiki/岸田秀 より
「岸田 秀(きしだ しゅう 1933年12月25日-)は、心理学者、精神分析学者、思想家、エッセイスト、和光大学名誉教授である。・・・香川県善通寺市に生まれ、香川県立丸亀高等学校を経て早稲田大学文学部心理学科を卒業する。同大学大学院修士課程修了後、ストラスブール大学大学院留学、その際、同大学院を「卒業」したと思っていたが、後で博士号を取っていることを確認できなかったという。1972年から2004年まで和光大学教授を務めた。雑誌『現代思想』によって思想界にデビュー。1978年に出版された『ものぐさ精神分析』はマスコミを中心に話題となり、当時の思想界の若きスターだった柄谷行人も岸田の理論には注目していた。また、岸田の理論を信奉した伊丹十三は、岸田をメインにすえた思想雑誌『モノンクル』を刊行した。1980年代に到来する「ニュー・アカデミズム」の先駆とでもよべる人物であり、また、学者・研究者としてどの学会にも属していない。

思想
岸田は、「人間は本能の壊れた動物である。」という定義から始まり自我、家族、国家に*及ぶ独自の思想、「唯幻論」を『ものぐさ精神分析』(およびその原点となった雑誌掲載の論文「日本近代を精神分析する‐精神分裂病としての日本近代」など)で提唱する。常識として疑われることなく通用している意味、観念を幻想といいきり、徹底的な相対化をおこなう、いわば「価値の紊乱(びんらん)」にこそ、この思想の独創性が見出せる。語り口の痛快さによって多くの読者を得て、80年代前半の思想界の注目を集めた。『ものぐさ精神分析』を出版した際、「自分が言いたいことは一つしかない、著作はこの一冊でお終いだ」と宣言し、実際『ものぐさ精神分析』における唯幻論の思想はその後も変わらず一貫性を保っている。ただし、著作は多くの読者を集めたことからその後も多数出版している。・・・」


.
スモークマン
スモークマン
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(1)
  • ヤドカリ
友だち一覧
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事