|
この間内輪のカンファで発表したものをアップしておきます ^^
過去1年半に経験した心不全の4例 (2009.07.09.)
画像:左が受診時、右が改善時
PowerPointから直にコピぺできないので...フォトが奇麗でない...^^; Orz...
画像:それぞれのプロフィール・・・読み込めないのはなぜ・・・?
(久留米大学医学部 心臓・血管内科 http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/imed3/kenkyu07.html より)Orz〜
【心不全】
心不全は各種心疾患の代償不全状態で重症心不全症例の5年生存率は約40%とその生命予後は癌に匹敵しています。 (* 心不全は現在、欧米ではトップの頻度の疾患で、1000人当たり7.2人とされています。生活習慣の欧米化が進む日本でも、ほぼ同程度に迫っていると思われます。このうちの約50%が、狭心症や心筋梗塞が原因となっています。現在、わが国の心不全患者数は推定約160万人。とくに、高齢の患者さんが年々増加しています。)
心不全の基礎疾患
1 冠動脈疾患・・心筋梗塞、虚血性心筋症
2 心筋症・・特発性心筋症:拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症 2次性心筋症:サルコイドーシス、アミロイドーシス、ヘモクロマトーシス、神経・筋疾患(筋ジストロフィー、ミトコンドリア脳筋症など)、アルコール、カテコラミン、薬剤(アドリアマイシン、ブレオマイシンなど)、産褥など (* ←Beriberi)
3 高血圧性心臓病
4 後天性弁膜症・・僧帽弁疾患、大動脈弁疾患、三尖弁疾患など
5 先天性心疾患・・心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、動脈管開存症など
6 心膜・心筋疾患・・心筋炎、収縮性心膜炎、心タンポナーデ
7 不整脈・・頻脈性、徐脈性不整脈
8 肺循環系疾患・・肺動脈血栓塞栓症、特発性肺高血圧症など
(http://ja.wikipedia.org/wiki/脚気 より)
脚気(Beriberi)
脚気(beriberi)は、ビタミンB1欠乏症の一つで、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患である。心不全によって下肢のむくみが、神経障害によって下肢のしびれが起きることから脚気の名で呼ばれる。心臓機能の低下・不全(衝心(しょうしん))を併発するため、脚気衝心と呼ばれることもある。ほかのビタミンB1欠乏症による代表疾患には、ウェルニッケ脳症や高ピルビン酸血症がある。
病態
本症は多発神経炎、浮腫(むくみ)、心不全(脚気心、脚気衝心)を三徴とする。
分類
乾性脚気:多発神経炎を主体とし、表在知覚神経障害からしびれ、腱反射低下などを来たす。
湿性脚気:末梢血管抵抗の低下から高拍出性心不全を呈して浮腫になる。
検査:膝蓋腱を叩いて膝関節が伸展する膝蓋腱反射は末梢神経障害の有無を見ている。脚気の多発していた1960年代頃までは健康診断の必須項目であった。
概要 (http://ja.wikipedia.org/wiki/脚気 より)
江戸時代の江戸では、富裕層の間で玄米にかえて精米された白米を食べる習慣が広まり、将軍をはじめ富裕層に脚気患者が多かった。脚気は、元禄年間に一般の武士にも発生し、やがて地方に広がり、また文化・文政に町人にも大流行し、江戸患いと呼ばれた。経験的に米にかえて蕎麦(ビタミンB1を含む)を食べると、快復に向かうことが分かっていたため、漢方医学では療法として用いられていた・・・大正期以降、ビタミンB1を含まない精米された白米が普及するとともに安価な移入米が増加し、副食を十分にとらなかったことで多くの患者を出し、結核とならぶ二大国民病といわれた。
国民の脚気死亡者数は、大正末期に年間2万5千人を超え、昭和期に入っても日中戦争拡大などで食糧事情が悪化する1938年(昭和13年)まで毎年1万人?2万人の間で推移した。1千人を下回ったのは、アリナミンが浸透する1950年代後半であった。アリナミンの浸透により、手の打ちどころがなかった潜在性脚気が退治されることになった。国民の脚気死亡者は、1950年(昭和25年)3,968人、1955年(昭和30年)1,126人、1960年(昭和35年)350人、1965年(昭和40年)92人)と減少したのである。しかし、1975年(昭和50年)には脚気が再燃し、原因には砂糖の多い飲食品や副食の少ないインスタント食品といったビタミンの少ないジャンクフードがあることが分かった。アルコール依存症患者にも多く、アルコール分解の際にビタミンB1が消費されることと、偏食もかかわっている。高齢社会(超高齢社会)をむかえた最近では、ビタミンB1を含まない高カロリー輸液での発症も問題視されている。
* 王侯貴族はおそらく...カロリー過多で「痛風」に...Vit.B1欠乏で「脚気」に苛まれてたと思われますね...^^;?
(埼玉県医学会雑誌 第42巻 2号「極端な貧血を呈し、ビタミンB1、鉄剤投与で救命しえたアルコール性脚気心の1例」 朱 ?台 より)Orz〜
脚気心の診断基準
臨床症候
むくみ
末梢血管抵抗の低下:拡張期血圧の低下と脈圧増大
心循環亢進状態:収縮期雑音とIII音
心拡大
心電図T波の異常(陰転化、二相性、平低化)
末梢神経炎
最小3ヶ月間の栄養失調または慢性飲酒歴
サイアミン欠乏症の存在
血液サイアミン濃度の低下
赤血球トランスケトラーゼ(transketolase)活性の低下
サイアミンピロホスフェイト(thiamine pyrophosphaye)効果の増大
適切なサイアミン補給後に回復
(http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp/qrs/imd/imd00182.html より *医学の歩みVol.198.No.13 2001 橋詰 直孝「ビタミンB1欠乏症」より **総合臨床 2006.9/V0l.55/No.9 長谷川 修「四肢のしびれ ビタミンB1欠乏に伴う多発ニューロパチー」より)Orz〜
一般検査所見
心症状がある場合は、心胸郭比(CTR)の上昇、最低血圧の低下などがみられる。
特殊検査所見
血中サイアミンの低下など
* いままでは血中ビタミンB1濃度の下限値を20 ng/ml としてきたが、1996年より、基準値は、28〜56 ng/ml とされている。
診断
?サイアミン欠乏の証明:最も信頼性の高いのは、赤血球トランスケトラーゼ活性の低下である。サイアミンピロリン酸(TPP)添加により、同酵素の活性が15%以上賦活されれば、欠乏症の疑いが濃厚である(TPP効果)。
?治療的診断:脚気心の場合、サイアミン補充開始後12時間以内に血圧の上昇と心拍数の低下がみられ、1〜2日で、利尿による心拍数の是非が生ずる。
**ビタミンB1剤 500mg/日の静注あるいは50〜100 mg/日の経口投与(ビタメジン3Tで75mg)
To be continued...
|
↑
以下のサイト見つけた♪
「「秀吉の死因は脚気」 姫路の医師が新説発表へ」
http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/17361740.html
2009/7/20(月) 午後 2:00 [ スモークマン ]