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「転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け」(長寿の心得...岸信介) /「食う、寝る、出す、風呂」(在宅生活4つの柱)

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外国の文献では頻繁に出てくるヒストプラズマ症って真菌症(カビ)なんだけど...これは日本にはほとんどいないんだ・・・なぜなのか不思議だけど...だって...カビなんてどこにでも蔓延してて不思議じゃないと思ってたもので...^^;

画像:http://idsc.nih.go.jp/iasr/23/265/dj2651.html より Orz〜
輸入真菌症ならびに深在性真菌症
「自然界のあらゆる場所に生息している真菌。その種類は数万とも数十万とも言われている。大多数はヒトや動物に対して無害であるが、 一部の菌種は真菌症、 アレルギーまたは毒素性中毒の原因菌として医学上重要視されている。・・・臨床的には感染部位によって表在性真菌症と深在性真菌症に分けられる。表在性真菌症は表皮、 毛髪、 爪などに感染する真菌症で、 四肢の白癬(*みずむし/いんきん・たむし)は皮膚糸状菌の仲間である白癬菌によって引き起こされる代表的な表在性真菌症である。感染力が強く、 人から人へまた動物から人へ感染するが、 死を招くような重篤な感染症にはならないので、 これまでそれほど大きな関心が払われることはなかった。・・・一方、 深在性真菌症は、 別名内臓真菌症ともいわれるように、 全身の臓器や組織が真菌で侵される感染症のことである。その多くは癌や骨髄・臓器移植に伴う処置によって、 あるいはAIDSなど感染防御能の低下した患者を中心に多発している日和見感染症であり、 高度医療の普及と人口の高齢化に伴い今後ますます増えることが予想される。日和見感染型の深在性真菌症は臨床上大変やっかいな問題である。高頻度に見られるカンジダ症、 アスペルギルス症、 クリプトコッカス症の他に、 接合菌症やトリコスポロン症など様様な菌種による真菌症が発生している。これに加えて近年、 輸入真菌症と呼ばれる深在性真菌症を警戒しなければならない事態が生じている。この一群の真菌症は国内にはなく、 海外で感染し帰国後に発症するもので、 輸入真菌症の症例はすでに多数報告されている。国際交流がますます盛んになるにつれ、 外から持ち込まれる可能性が一層高くなる感染症である。この中には、 致命率の高いコクシジオイデス症を始め、 ヒストプラスマ症やパラコクシジオイデス症などが含まれる。・・・深在性真菌症は、 早期に診断し、 適切な治療を行えば重篤にならずにすむが、 実際には診断・治療・予防が困難なのが実状である。
1999(平成11)年4月に施行された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)においてコクシジオイデス症が全数把握の4類感染症に規定された。・・・」

表の最後の欄の、「カリニ肺炎」は今は「ニューモシスチス(・ジロヴェチ/イロベッチ)肺炎(PCP)」と呼ばれています ^^v
http://ja.wikipedia.org/wiki/ニューモシスチス肺炎 より
「ニューモシスチス肺炎 (Pneumocystis pneumonia; PCP) は、酵母様真菌であるニューモシスチス・ジロヴェチ (Pneumocystis jiroveci) によって引き起こされる肺炎。
正常な免疫能力を持つ場合発症することは希であり、化学療法やステロイド剤長期内服、後天性免疫不全症候群 (AIDS) などによる免疫低下時に発症する、日和見感染症の一つである。以前はニューモシスチス・カリニ (Pneumocystis carinii) による肺炎とされ、「カリニ肺炎」と呼ばれた。しかし、犬から見つかったニューモシスチス・カリニ(「カリニ」は「犬の」という意味)と、ヒトで肺炎をおこすニューモシスチスは異なる種類であることが判明し、ヒトに病原性をもつニューモシスチスは Pneumocystis jiroveci に命名し直され、これによる肺炎はニューモシスチス肺炎に名称変更された。なお略号はニューモシスチス・カリニ肺炎の時の略号のまま、PCPを用いる(Pneumocystis cariniii pneumoniaの略からPneumocystis pneumoniaの略となった)。
またニューモシスチスは以前原虫に分類されていたが、遺伝子解析の結果、真菌の一種(半子嚢菌あるいは古生子嚢菌)であると判明した。ニューモシスチス・ジロヴェチはほとんどの人が保菌しているが、免疫力が低下すると増殖が抑制できなくなり肺炎を引き起こす。AIDS発症において最も多い日和見感染症であり、治療をしないと致死的である。」

http://idsc.nih.go.jp/iasr/23/265/tpc265-j.html より Orz〜
「輸入真菌症とは、 本来日本には常在しない真菌に海外で感染した者が、 日本国内で把握されたものを指す。一般にわが国では、 真菌症、 特に内臓が冒される深在性真菌症は、 免疫力の低下した者に発症する日和見感染であるという認識が強い。これに対し、 輸入真菌症は、 生来健康な人に発生する点が、 大きく異なっている。なかでもコクシジオイデス症は真菌症の中でもっとも危険なものとされている。しかし、 わが国における輸入真菌症の実態は、 本症に対する知識・関心の低さ、 さらには1999年4月の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」施行以前は届け出義務のない感染症であったことも加わり、 明らかではない。本特集では本邦で発症する可能性の高い輸入真菌症であるコクシジオイデス症、 ヒストプラスマ症、 パラコクシジオイデス症、 マルネッフェイ型ペニシリウム症の4疾患の発生状況を述べる。・・・

・コクシジオイデス症は、 米国南西部(カリフォルニア州〜アリゾナ州〜ニューメキシコ州など)、 メキシコ西部、 アルゼンチンのパンパ地域の半乾燥地域に発生する風土病で、 (*半乾燥地域の風土病で、渓谷熱(valley fever)、砂漠リューマチ(desert rheumatism)あるいは砂漠熱(desert fever)とも呼ばれている。これら半乾燥地帯の限られた地域の土壌中に原因真菌であるCoccidioides immitis Rixford et Glichrist 1896(コクシジオイデス・イミチス)が生息し、その分節型分生子は強風や土木工事などで空中に舞い上がり、これら分生子を吸入することにより肺に感染を起こす。毎年多数発生する患者の約0.5%は全身感染に波及し、その半数が致死的となる。C. immitis の病原性はペスト菌に相当する。本症が日本で発症した場合、菌の同定には特別な注意が必要である。本菌は菌糸状発育しているシャーレの蓋を不用意に開けただけで、分生子が空中に舞い上がり室内を汚染する。患者と直接接触する医師や看護師より、患者の検体から培養された真菌を取り扱う検査技師や研究者に二次感染の危険がある。米国では過去に200名近い研究者および臨床検査技師が感染を経験しており、死亡例も少なくない。)本菌は地球上のあらゆる真菌の中でもっとも病原性が強く、 健常人でも感染し死に至ることもある。・・・潜伏期は7日〜1カ月である。症状は通常感冒〜肺炎に類似していることが多いが、 肺感染が慢性化すると血痰・喀血などを呈する。米国の研究では、 感染者の30〜40%が発病し、 そのうちの9%あまりが重篤な状態に陥り、 約3%が死亡している。今回明らかになったわが国での症例は、・・・感染地は約85%が米国(主にアリゾナ州とカリフォルニア州)で、 海外渡航歴のない症例が2例あったが、 いずれも輸入綿花取り扱い業者で、 輸入された綿花に付着していた菌による感染と考えられる。全例とも患者は生来健康であった。

・ヒストプラスマ症は、 米国オハイオ州〜ミシシッピー渓谷南部に報告例が多く、 それ以外にも、 中南米、 東南アジア、 ヨーロッパなど世界中の多くの地域で散発的に見られる。Histoplasma capsulatum の大小の分生子を吸入することにより経気道的に感染し、 肺、 さらには肝、 脾臓など全身の諸臓器を冒す。本菌は土壌中で通常菌糸状で発育するが、 体内ではマクロファージ内で酵母型細胞として分芽する。AIDSなどの細胞性免疫の低下した患者では特に重篤となり致死率が高いが、 コクシジオイデス症と同様、 健常人も感染する。呼吸器感染における症状は、 感冒〜肺炎に類似している場合が多く、 特徴的なものはない。わが国では、 ・・・患者の一部は、 AIDSなどの基礎疾患を持った日和見感染によるものであった。感染地は67%が中南米で、 この中には洞窟内にあるコウモリの糞中で増殖した本菌を吸入して感染したと思われる探検者の集団発生もあった・・・一方、 海外渡航歴がなく、 日本国内での感染と考えられる症例が20%を占めており、 コクシジオイデス症と同様、 海外渡航歴が無いからといって、 本症を否定できないことがわかる。

・パラコクシジオイデス症は、 サンパウロを中心としてブラジルに多発する真菌症で、 ・・・

・マルネッフェイ型ペニシリウム症は、 1995年に1例が認められたのみであるが、 本症はわが国でも増加しつつあるAIDS患者に好発すること、 さらに、 発生地域であるタイ、 ベトナムなどとの往来が盛んになることが予想されることなどから、 今後増加に対する警戒が必要であろう。また、 本症は臨床症状、 病理所見ともヒストプラスマ症に類似している上、 アジアでは発生地域もほぼ同一であり、 本症がヒストプラスマ症と誤診されている可能性も考えられる。
・・・
輸入真菌症病原体の多くは、 健常人にも感染する強毒菌である。実際には、 人−人感染は極めて少ないが、 C. immitis をはじめ、 菌を分離同定中に検査技師が感染する可能性が高く、 感染事故の報告も多い。一般の検査室でむやみに菌を操作することは極めて危険である。C. immitis の場合、 培地上で菌の発育が進むほど危険性が増す。このため、 C. immitis の可能性がある場合は、 主治医から検査室へ十分な情報提供をするべきである。海外との往来の増加にともない、 輸入真菌症は今後も増加を続けると予想される。・・・」

画像:輸入真菌症患者発生最新状況 2009年8月11日
http://www.pf.chiba-u.ac.jp/top/yunyuu.html より Orz〜
縦軸と横軸の項目が逆になってるようです...^^;

画像:ヒストプラスマ症(Histoplasmosis)「左からHistoplasma capsulatum variety capsulatum の巨大集落、大分生子、血液中の酵母細胞 」http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g1/k01_01/k01_01.html より Orz〜

画像:「この地図はヒストプラズマ感染症が主にみられる地域を示したものです。免疫抑制系の薬剤を使用している人は、この地域に旅行する際には気をつけたほうがいいと思います。」
ibdhotnews.exblog.jp/ 7477691/ より Orz〜

画像:コクシジオイデス症 (Coccidioidmycosis) 発生地域
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsb/infect/shikkan/1001koku_7.html より Orz〜

海外旅行時の知識としては必須だと思われますねえ!!

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