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よく出る問題なんだけどその背景がすぐわからず…^^;
「『a 、 b を互いに素な自然数とする。0以上の整数 x 、 y を使って ax+by の形で表すことができない最大の整数を求めよ。』
(証明)
b>a として考える。0以上の整数 x、y を使って、ax+by の形で表される数の集合
をAとする。1から順に b 個毎に行を変えながら ab まで書く。
1 2 3 … b
b+1 … … … 2b
・ ・
・ ・
・ ・
(a-1)b+1 … … … ab
a の倍数に着目したとき、a の倍数は各列1つしか現れない。
実際に、任意の列 k、b+k、2b+k、・・・、(a−1)b+k
(kは自然数で、1≦k≦b)において、ある自然数 m、n (1≦m<n≦a)が存在して、
mb+k≡nb+k (mod a) が成り立つと仮定すると、
(m−n)b≡0 (mod a) で、(a,b)=1 より、
m−n≡0 (mod a) となる。
しかるに、これは、 1≦m<n≦a に矛盾する。
したがって、a個の任意の列 k、b+k、2b+k、・・・、(a−1)b+k の各項を a で割った余りは全て異なる。
このとき、この列の項で、a で割り切れるものがただ一つ存在する。
右端の列、即ち、b で割り切れる数はすべてAに入っている。
それ以外の列は、どこかでa の倍数が現れ、それ以後はすべてAに入る。
a の倍数は各列1つしか現れないので、最後にAに含まれる列は、a(b−1) が含まれる列
なので、表すことの出来ない最大の数は、その1行前の数字 a(b−1)−b=ab−a−b と
なる。(証終)
『a、b を互いに素な自然数とする。0以上の整数 x、y を使って ax+byの形で表すことができない自然数の個数を求めよ。』
(解) a、2a、3a、・・・、(b−1)a の各数を b で割った余りは、1、2、3、・・・、b−1 の何れかで、互いに1対1に対応する。このとき、求める場合の数は、
[{a+2a+3a+・・・+(b−1)a}−{1+2+3+・・・+(b−1)}]/b
=(a−1){1+2+3+・・・+(b−1)}/b
=(a−1)(b−1)/2
で与えられる。
したがって、ax+by の形で表すことができない自然数の個数は、
(a-1)(b-1)/2 |
証明
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